傍糸球体装置
UpToDate Contents
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- 1. 糸球体疾患の鑑別診断および評価 differential diagnosis and evaluation of glomerular disease
- 2. 膜性腎症の原因および診断 causes and diagnosis of membranous nephropathy
- 3. 血清クレアチニン濃度と慢性腎疾患の関係 reciprocal serum creatinine concentration and chronic kidney disease
- 4. 腎機能の評価 assessment of kidney function
- 5. 子癇前症:臨床的特徴および診断 preeclampsia clinical features and diagnosis
Japanese Journal
- レニン産生細胞に関する比較研究.その組織学的アプローチ
- 昆 泰寛
- The journal of veterinary medical science 61(10), 1075-1086, s・iii, 1999-10
- … 糸球体傍装置はレニン調節の機能的単位として知られる.本総説では,レニン産生細胞の特徴を腎臓外の分布を含めて,発生学的かつ組織学的に記載する.腎臓内レニン産生細胞の出現部位の検索から,レニンは外膜側あるいは糸球体毛細血管に分泌されることが示唆される.個体ならびに系統発生学的観察から,レニン産生細胞の興味ある形態形成への関与が考えられる.実験的水腎症におけるレニン産生細胞の観察は,その起源 …
- NAID 110003920234
- 昆 泰寛,橋本 善春,北川 浩,工藤 規雄
- 日本獣医学雑誌 50(2), 325-332, 1988-04-15
- … 3種両生類における糸球体傍装置(JGA)の構成要素,レニン含有(RC)細胞の分布ならびにその超微形態を観察した. …
- NAID 110003917752
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- 傍糸球体装置. 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』. 移動: 案内、 検索. 傍糸球体装置(ぼうしきゅうたいそうち、Juxtaglomerular apparatus)は、腎臓の濾過 装置である糸球体のそばにあり、主に尿量調節をおこなう。 腎小体の図。傍糸球体装置 ...
- 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』. 移動: 案内、 検索. 傍糸球体装置( ぼうしきゅうたいそうち、Juxtaglomerular apparatus)は、腎臓の濾過装置である糸 球体のそばにあり、主に尿量調節をおこなう。 腎小体の図。傍糸球体装置はDと示され て ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- kidney
- ラ
- ren
- 関
- 腎機能
- 図:N.265(水平断,上部) N.320(背面) N.332(水平断)
- 図:Z.92、M.173(体表解剖)、N.321,322
解剖
大きさ
重量
- 115-170g(PT.461), 160g(♂)/140g(♀)(KL.395)
血管尿管との関係
- 腎臓を内側から見るとき、腹側から静脈、動脈、尿管の順に並んでいる
位置
- 腹腔の後壁で、脊椎の両側にある(PT.461)
- 右腎:T11-L2椎体、左腎:T12-L3椎体 (M.173)。T12-L3椎体。右腎は左腎より約1.5cm低位 (KL.395)
- 両方の腎も幽門平面を貫くが、右腎は腎の上方で貫いている (M.173)
- 尋問は中面より5cm離れた場所にある (M.173)
- 腸骨稜の高いところを通る矢状面を貫く。この面は第12肋骨の先端をかすめる (M.173)
- 腎臓の背側側は上方では横隔膜を挟む。さらにその下層では第11胸神経、肋下神経、腸骨下腹神経、腸骨鼡径神経が下外側に走行している (M.173)
血管
-
- 上区動脈
- 上前区動脈
- 下前区動脈
- 前区動脈
- 下区動脈
- それぞれから以下の通りに分岐する
部位名
生理
機能 (SP.776 2007年度後期生理学授業プリント)
-
-
- 尿中酸総排泄量 = 滴定酸(リン酸, 硫酸など) + NH4+ - HCO3-(重炭酸イオンの再吸収)
- 1-2. 尿素・尿酸・クレアチニンの排泄
- 1-3. 異物の排泄
- 肝臓でP450やグルクロン酸抱合された解毒物の排泄
-
- 活性型ビタミンDの産生(腎小体で濾過したビタミンDを近位尿細管で再吸収し、活性型に転換して血中に戻す)
- pO2↓→近位尿細管近傍の線維芽細胞が分泌~
- 赤血球を作る増殖因子
- 輸入細動脈顆粒細胞から分泌される
- レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系の最初に位置する
- 副腎皮質を刺激して鉱質コルチコイド(アルドステロン)を放出させる & 血管の平滑筋を刺激して血圧を上昇させる。
- 糖新生
ホルモンによる調節
- バソプレシン[視床下部後葉]により、遠位尿細管で水の再吸収が促進される
- 鉱質コルチコイド(アルドステロン)[副腎皮質]により、遠位尿細管でのNa( H2O)の再吸収が促進される
- 重炭酸イオン(HCO3-)の再吸収[近位尿細管、CO2が細胞内に拡散]
- ナトリウムイオン(Na+)の再吸収[近位尿細管、遠位尿細管]
- アンモニア(NH3)の排出[細胞外に拡散]
- 水素イオンH+の排出[近位尿細管、遠位尿細管のNa+-H+交換輸送体]
神経による調節 (SP.784)
- 交感神経により腎血流が調節されている
- 弱い刺激:輸出細動脈が収縮→RPF↓、濾過圧↑→GFRほぼ不変
- 強い刺激:輸入細動脈も収縮→RPF↓、GFR↓
尿の生成 (生理学実習1 実習テキストp.3)
- 腎を流れる血流量 1L/min = 1440L/day
- 原尿生成 0.1L/min = 160L/day
- 尿生成 0.7-1.0ml/min = 1-1.5L/day
-kidney
[★]
- 英
- juxtaglomerular apparatus (SP,Z), JGA
- 同
- 糸球体傍装置、糸球体近接装置
- 傍糸球体細胞 juxtaglomerular cells、傍糸球体細胞装置
- 関
- 糸球体、輸入細動脈、輸出細動脈
- 糸球体の血管極付近の次の構造を傍糸球体装置と呼ぶ (出典不明)
- 輸入細動脈:平滑筋細胞、顆粒細胞
- 遠位尿細管:緻密斑の細胞
- 輸出細動脈:平滑筋細胞
- 糸球体外メサンギウム細胞:両細動脈と緻密斑に囲まれる
- 糸球体内メサンギウム細胞
臨床関連
[★]
- 英
- glomerulus (Z)
- 関
- ボウマン嚢、腎小体、腎臓、輸出細動脈#調節
概念
- 1個の腎臓に100万個存在。
- 房状の毛細血管からなる
- 糸球体の毛細血管は有窓型毛細血管である
糸球体の微細構造 (SP.785)
詳細には
血流の調節 (HIM.1742)
- 輸入細動脈:autonomous vasoreactive reflex in afferent arteriole, tubuloglomerular feedback
- 緻密斑でのCl-の低下 = 原尿流速が早い → 腎灌流量の低下と解釈
- 腎灌流圧↑→輸入細動脈の平滑筋収縮
- 腎灌流圧↓→輸入細動脈の平滑筋弛緩
- 緻密斑はNaClの再吸収にとともにATP、(アデノシン)を細胞外に放出。細胞外のecto-5'-nucleotidaseがATPからアデノシンを産生。アデノシンが輸入細動脈のvasoconstrictorとして作用
- loop diureticsは緻密斑でのNaClの再吸収を妨げるので、尿細管糸球体フィードバックを阻害→糸球体濾過量は高レベルに保たれる
- アンジオテンシンIIと活性酸素種は尿細管糸球体フィードバックを増強 → 輸入細動脈収縮 → 糸球体濾過量低下
- NOは尿細管糸球体フィードバックを減弱 → 輸入細動脈弛緩 → 糸球体濾過量上昇
- 輸出細動脈:angiotensin II-mediated casoconstriction of the efferent arteiole
-
臨床関連
[★]
- 英
- apparatus、device、instrument、machine
- 関
- 器械、機器、器具、供給、設備、目録、機械、用具、装着、医療機器、デバイス、マシーン
[★]
- 英
- spheroidal
- 関
- 楕円体
[★]
- 英
- glomus
- 関
- グロムス