- 英
- adhesive intestinal obstruction
- 関
- 機械的イレウス、イレウス
- 何らかの原因により消化管が腹腔内で癒着を生じたことにより引きおこされるイレウス。
- イレウスのうち機械的イレウス(麻痺じゃない)に分類され、単純性イレウスが多いが、複雑性イレウスのこともある。
国試
UpToDate Contents
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- 1. 術後イレウスpostoperative ileus [show details]
… surgery, cystotomy and lysis of adhesions were risk factors for postoperative ileus, along with blood transfusion . For ovarian cancer resection, risk of postoperative ileus was significantly higher with …
- 2. 成人の小腸閉塞症の管理management of small bowel obstruction in adults [show details]
… Gallstone ileus or foreign body ingestion – The treatment for gallstone ileus is primarily surgical. All patients with gallstone ileus who are surgical candidates… Although adhesion-related SBO is most often caused by acquired adhesions from previous abdominal surgery, it can also be caused by congenital or inflammatory adhesions.…
- 3. 成人の機械的小腸閉塞の病因、臨床的症状、および診断etiologies clinical manifestations and diagnosis of mechanical small bowel obstruction in adults [show details]
… peristalsis; also known as ileus) or mechanical. Mechanical small bowel obstruction is caused by intraluminal or extraluminal mechanical compression. In developed countries, adhesion is the most common cause …
- 4. 長期にわたる術後イレウスに対する予防策measures to prevent prolonged postoperative ileus [show details]
…development of prolonged postoperative ileus are reviewed here. The epidemiology, clinical features, diagnosis, and supportive care of prolonged postoperative ileus are reviewed elsewhere. Many preventive …
- 5. 胆石性イレウスgallstone ileus [show details]
… most cases of fistula formation that lead to gallstone ileus. Pericholecystic inflammation after cholecystitis leads to the development of adhesions between the biliary and enteric systems. Pressure necrosis …
Japanese Journal
- 小畑 真介,上野 聖子,杉森 順二,林 泰生,五井 孝憲
- 福井大学医学部研究雑誌 (21), 33-37, 2021-03
- … 盲腸周囲の内ヘルニアまたは回盲部周囲の炎症による癒着性イレウスと診断され,経鼻イレウス管留置による腸管減圧が先行して施行された。 …
- NAID 120006871188
- 腹腔鏡下腎部分切除術後に結紮クリップと小腸の癒着によるイレウスを来した1例
- 福地 源司郎,清島 圭二郎,秋武 正和,小倉 康裕,山田 茂智,柚木 貴和,野口 彰子
- 西日本泌尿器科 = The Nishinihon journal of urology 82(2), 313-317, 2020-06
- NAID 40022259829
- 腹腔鏡手術後に発症した急性結腸偽性閉塞症(Ogilvie症候群)の1例
- 長谷川 毅,寺岡 均,木下 春人,中本 健太郎
- 日本臨床外科学会雑誌 81(3), 519-524, 2020
- … 減圧後に腹腔鏡下下行結腸切除術を施行した.術直後より腹満感が出現し,吻合部より口側結腸の著明な拡張と腸閉塞症状を認め,経鼻イレウス管挿入など保存的加療を施行したが改善を認めず,術後癒着性イレウスと考え術後23日目に手術を施行した.術中に器質的閉塞部は認めず,人工肛門造設術を施行した.再手術後に急性結腸偽性閉塞症(Acute Colonic Pseudo-Obstruction:以下ACPO)を疑い薬物加療施行するも胆嚢炎を …
- NAID 130007919376
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- 癒着性イレウスとは 腸閉塞(イレウス)とは、様々な原因によって食べたものが腸管に詰まって出て行かない状態を言います(図1)。 開腹手術を受けると、ほとんどの方で、腸管がお腹の内側の腹壁に、あるいは腸管同士で癒着します。
- 癒着性イレウス. 小腸や大腸の中を食物や消化液が通過できなくなった状態を腸閉塞(イレウス)といいます。. その原因はいくつもありますが、開腹手術の後は腸の癒着によるイレウスがもっとも多いのです。. 開腹手術の後には必ず腸の癒着を起こりますが、それだけではイレウスは発症せず、癒着の具合が捩れていたり、癒着によって腸が締め付けられたり、癒着 ...
- 癒着性イレウスとは、主に腹部手術を原因として腸管同士、腸管と隣接する臓器、または腸管と創部(手術による傷)が癒着することにより生じる腸閉塞です。
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★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の男性。悪心と嘔吐とを主訴に来院した。
- 現病歴: 1年前に肺癌と診断され、右上葉切除術と抗癌化学療法とを受けた。その後、定期的に通院をしていたが、 1か月前に背部から右の側胸部にかけて疼痛が出現した。外来受診の際、骨シンチグラフィで胸椎と右肋骨とに骨転移巣が判明した。疼痛に対して消炎鎮痛薬を処方された。その後も疼痛が増悪し、呼吸困難が出現したため、昨日の外来受診時にオピオイドの処方が追加された。昨夕からオピオイドの内服を開始したが、吐き気が出現し食物を嘔吐したため、家族に伴われて来院した。頭痛や腹痛はないという。
- 既往歴: 65歳時から高血圧症と脂質異常症とで治療中。
- 生活歴:喫煙は20本/日を57年間。 1年前の手術時から禁煙している。
- 家族歴 :兄が肺癌のため75歳で死亡。
- 現 症:意識は清明。身長168cm、体重57kg。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧128/72 mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 93 %(room air)。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に異常を認めない。頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。圧痛を認めない。腸雑音は低下している。背部と右肋骨部とに圧痛を認める。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球402万、Hb11.9g/dL、 Ht36%、白血球9,300、血小板39万。血液生化学所見:アルブミン 3.2g/dL、クレアチニン 0.8mg/dL、 AST 28IU/L、 ALT 26IU/L、 LD 421IU/L(基準176-353)、 ALP 403IU/L(基準115-359)、アミラーゼ 150IU/L(基準37-160)、CK 42IU/L(基準30-140)、 Na 131mEq/L、 K 4.4mEq/L、 Cl 97mEq/L、 Ca 9.7mg/dL、 P 2.5mg/dL。 CRP 3.4mg/dL。胸部エックス線写真で浸潤影を認めない。腹部立位エックス線写真ではガス像がやや多いが、鏡面形成を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H034]←[国試_106]→[106H036]
[★]
- 58歳の女性。腹痛を主訴に来院した。 2年前に胃切除術を受け、以後順調に経過していた。昨夜突然、腹痛が出現し、周期的に増強するようになった。意識は清明。身長155cm、体重48kg。体温36.8℃。脈拍96/分、整。血圧112/84mmHg。腹部はやや膨隆し、腹部全体に圧痛を認めるが、 Blumberg徴候と筋性防御とは認めない。肝・脾を触知しない。腸雑音は亢進している。尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 346万、 Hb9.7g/dl、 Ht 28%、白血球9,100、血小板 16万。血液生化学所見:血糖 106mg/dl、総蛋白 7.1g/dl、アルブミン 4.0g/dl、尿素窒素 19mg/dl、クレアチニン 1.1mg/dl、総コレステロール 211mg/dl、総ビリルビン 1.0mg/dl、AST 35IU/l、ALT38IU/l、LD 346U/l(基準176-353)、ALP 224IU/l(基準115-359)、 Na l34mEq/l、K 4.l mEq/l、Cl 96 mEq/l。CRP 1.2mg/dl。腹部エックス線写真(別冊No.2)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [105B039]←[国試_105]→[105B041]
[★]
- 57歳の女性。嘔吐を主訴に来院した。2週前から食後の不快感が出現し、右上腹部から背部にかけて鈍痛を自覚するようになった。3日前から嘔吐し、摂食困難となった。右上腹部に径5 cmの腫瘤を触知する。血液所見:赤血球330万、Hb 9.7g/dl。血液生化学所見:総ビリルビン 1.0 mg/dl、AST 45 IU/l、ALT 58 IU/l、CEA 97 ng/ml(基準5以下)、CA19-9 396,300 U/ml(基準37以下)。水溶性造影剤による上部消化管造影写真と腹部造影CTとを以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [103A040]←[国試_103]→[103A042]
[★]
- 68歳の女性。腹部膨満と軽度の腹痛とを主訴に来院した。
- 2日前から排便がなく、排ガスもほとんどない。20歳代に胃切除を受けているが、詳細は不明である。
- 腹部造影CTを以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098D030]←[国試_098]→[098D032]
[★]
- 英
- ileus
- 同
- 腸閉塞 腸閉塞症 腸不通症, intestinal obstruction???
- 関
- bowel obstruction、enterostasis、intestinal obstruction
分類
病態
米国
四徴
治療
- 安静・絶食・輸液・イレウス管挿入・抗菌薬(閉塞部位に感染が存在する場合) (QB.A-410)
癌によるイレウス
- S状結腸癌、直腸癌に多い。人工肛門を増設し、全身の状態の改善を待って人工肛門を閉鎖するという二期的に手術を行う。(QB.A-393)
禁忌
国試
参考
- 1. イレウス 読影勉強会スライド集 - 北九州放射線技師会
- 勉強になります。
- http://kart.or.jp/index.php?%C6%C9%B1%C6%CA%D9%B6%AF%B2%F1%A5%B9%A5%E9%A5%A4%A5%C9%BD%B8
- http://kart.or.jp/index.php?plugin=attach&refer=%C6%C9%B1%C6%CA%D9%B6%AF%B2%F1%A5%B9%A5%E9%A5%A4%A5%C9%BD%B8&openfile=0703%B5%DE%C0%AD%CA%A2%BE%C9%A4%CE%B2%E8%C1%FC%BF%C7%C3%C72-1.pdf
uptodate
- . [charged] 小腸閉塞:原因および管理 - uptodate [1]
- . [charged] 小腸閉塞:臨床症状および診断 - uptodate [2]
[★]
- 英
- adhesion、adherence、accretion、coalescence、adhere、coalesce、adhesive、coalescent、symphysial
- 関
- 結合、固執、固着、接着、接着剤、接着性、粘着、粘着性、付着、付着性、癒合、固着性、密着性、合体、粘着剤、アドヒアランス