- 関
- ニボー像
Japanese Journal
- 小島 淳夫,李 向鋒,間下 信昭
- 脈管学 : 日本脈管学会機関誌 : the journal of Japanese College of Angiology 50(1), 81-85, 2010-02-25
- NAID 10026911756
- 苦手克服! 子どものフィジカルアセスメント(12)腹部疾患のフィジカルアセスメント(3)急性腹症の評価
- Multiple lymphomatous polyposisを呈し腸重積症を来したマントル細胞リンパ腫の1例
- 林 勉,鈴木 弘治,蓮尾 公篤,神 康之,玉川 洋,利野 靖,益田 宗孝
- 日本消化器外科学会雑誌 41(11), 1972-1977, 2008-11-01
- … 症例は63歳の男性で,心窩部痛を主訴に来院した.腹部は軽度膨満し腹部単純X線検査で小腸ガスの貯留と鏡面形成を認め,腹部CTでは右上腹部にtarget signを呈する腫瘤像を認め,回腸上行結腸型の腸重積症と診断した.また,胃壁の肥厚を認めたため上部消化管内視鏡検査を施行,粘膜不整像と巨大皺壁を認めた.病理組織学的検査(胃)で悪性リンパ腫が疑われたが,確定診断は得られなかった.組織型の診断確定と腸重積解除目的に …
- NAID 110006980581
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- 鏡面形成像(ニボー、niveau): 患者が立位を取ると、腸管内容物のうち液性成分は下に 、気体成分は上に移動し、水平に液面像を形成する。これを鏡面像(ニボーfr:niveau)、 air-fluid levelと呼ぶ。 胆石、尿路結石: カルシウムを多く含む結石であればレントゲン ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 78歳の男性。悪心と嘔吐とを主訴に来院した。
- 現病歴: 1年前に肺癌と診断され、右上葉切除術と抗癌化学療法とを受けた。その後、定期的に通院をしていたが、 1か月前に背部から右の側胸部にかけて疼痛が出現した。外来受診の際、骨シンチグラフィで胸椎と右肋骨とに骨転移巣が判明した。疼痛に対して消炎鎮痛薬を処方された。その後も疼痛が増悪し、呼吸困難が出現したため、昨日の外来受診時にオピオイドの処方が追加された。昨夕からオピオイドの内服を開始したが、吐き気が出現し食物を嘔吐したため、家族に伴われて来院した。頭痛や腹痛はないという。
- 既往歴: 65歳時から高血圧症と脂質異常症とで治療中。
- 生活歴:喫煙は20本/日を57年間。 1年前の手術時から禁煙している。
- 家族歴 :兄が肺癌のため75歳で死亡。
- 現 症:意識は清明。身長168cm、体重57kg。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧128/72 mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 93 %(room air)。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に異常を認めない。頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。圧痛を認めない。腸雑音は低下している。背部と右肋骨部とに圧痛を認める。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球402万、Hb11.9g/dL、 Ht36%、白血球9,300、血小板39万。血液生化学所見:アルブミン 3.2g/dL、クレアチニン 0.8mg/dL、 AST 28IU/L、 ALT 26IU/L、 LD 421IU/L(基準176-353)、 ALP 403IU/L(基準115-359)、アミラーゼ 150IU/L(基準37-160)、CK 42IU/L(基準30-140)、 Na 131mEq/L、 K 4.4mEq/L、 Cl 97mEq/L、 Ca 9.7mg/dL、 P 2.5mg/dL。 CRP 3.4mg/dL。胸部エックス線写真で浸潤影を認めない。腹部立位エックス線写真ではガス像がやや多いが、鏡面形成を認めない。
- この患者の骨転移による疼痛のコントロールに有効なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H035]←[国試_106]→[106H037]
[★]
- 78歳の男性。悪心と嘔吐とを主訴に来院した。
- 現病歴: 1年前に肺癌と診断され、右上葉切除術と抗癌化学療法とを受けた。その後、定期的に通院をしていたが、 1か月前に背部から右の側胸部にかけて疼痛が出現した。外来受診の際、骨シンチグラフィで胸椎と右肋骨とに骨転移巣が判明した。疼痛に対して消炎鎮痛薬を処方された。その後も疼痛が増悪し、呼吸困難が出現したため、昨日の外来受診時にオピオイドの処方が追加された。昨夕からオピオイドの内服を開始したが、吐き気が出現し食物を嘔吐したため、家族に伴われて来院した。頭痛や腹痛はないという。
- 既往歴: 65歳時から高血圧症と脂質異常症とで治療中。
- 生活歴:喫煙は20本/日を57年間。 1年前の手術時から禁煙している。
- 家族歴 :兄が肺癌のため75歳で死亡。
- 現 症:意識は清明。身長168cm、体重57kg。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧128/72 mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 93 %(room air)。眼瞼結膜に貧血を認めない。眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に異常を認めない。頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。圧痛を認めない。腸雑音は低下している。背部と右肋骨部とに圧痛を認める。
- 検査所見:尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球402万、Hb11.9g/dL、 Ht36%、白血球9,300、血小板39万。血液生化学所見:アルブミン 3.2g/dL、クレアチニン 0.8mg/dL、 AST 28IU/L、 ALT 26IU/L、 LD 421IU/L(基準176-353)、 ALP 403IU/L(基準115-359)、アミラーゼ 150IU/L(基準37-160)、CK 42IU/L(基準30-140)、 Na 131mEq/L、 K 4.4mEq/L、 Cl 97mEq/L、 Ca 9.7mg/dL、 P 2.5mg/dL。 CRP 3.4mg/dL。胸部エックス線写真で浸潤影を認めない。腹部立位エックス線写真ではガス像がやや多いが、鏡面形成を認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [106H034]←[国試_106]→[106H036]
[★]
- 78歳の女性。腹痛を主訴に他院から紹介されて来院した。生来健康で、体重減少もなく、腹部の手術歴もない。5回経産であるが婦人科的既往歴もない。8時間前から急に嘔気と腹痛とが出現した。紹介状によると、赤血球310万、Hb11.2g/dl、白血球8,200で、血清生化学所見には異常はなかったとのことである。最初は絞るような腹痛が間欠的にあり、吐き気がしていたが、痛みは徐々に持統性となった。最初は食べたもの、次いで苦みのある液を嘔吐するようになった。腹痛が出現して以降、排ガスはない。持参した腹部エックス線単純写真立位像には拡張した腸管ループと鏡面形成とを認める。
- 診断確定のために特に注意して身体診察を行うべき部位はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [098F010]←[国試_098]→[098F012]
[★]
- 英
- niveau, air-fluid level
- 同
- 気液界面、鏡面形成、ニボー形成 niveau formation
- 造影で、液面の形成が見られること。空気と液体の存在を示唆する
[★]
- 英
-
- 関
- 型、形、形式、形態、構造、組成、品種、編成、フォーム、成立、形づくる