- 関
- ビリルビン胆石
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Japanese Journal
- 太田 舞,塩原 正之,安藤 克彦,布村 正夫,更科 廣實,宮崎 勝
- 日本消化器外科学会雑誌 41(10), 1832-1836, 2008-10-01
- … ウスとして保存的治療を開始した.第3病日の腹部超音波検査にて左下腹部に移動した腫瘤像を認め胆石イレウスと診断し手術を施行,回腸末端より口側105cmに嵌頓した結石を摘出した.結石分析にて内層はビリルビン結石であったが外層の成分は不明であった.本症例は黄疸の既往がなく,内胆汁〓や胆道気種を認めていないこと,結石分析結果などより経乳頭的に排石された胆石がB-II再建後の十二指腸内で増大移動し発症, …
- NAID 110006980020
- 植木 匡,石塚 大,杉本 不二雄,斉藤 六温
- 日本消化器外科学会雑誌 34(10), 1537-1541, 2001-10-01
- … 胆嚢摘出術を施行した.胆嚢内の径が1〜3mm以内のビリルビン結石を17個認め, 病理検査に胆嚢壁に壊疸性変化を認めた.胆汁培養にてclostoridium属が検出された.症例2は47歳の男性で右側腹部痛を主訴に来院した.喘息の既往があった.CT検査にて胆嚢内, 胆嚢壁と肝内胆管にガス像を認め, 来院翌日に胆嚢摘出術を施行した.胆嚢内に径が1〜5mmのビリルビン結石を多数認めた.病理組織学的に, 胆嚢壁の壊疸性 …
- NAID 110001344072
- 自由電子レーザーによる胆石破砕に関する基礎的検討 : ビリルビン結石に関する破砕実験
- 柁原 宏久,炭山 嘉伸,渡辺 学,中村 光彦,中村 順哉,田中 英則,寺田 武史,碓井 貞仁,会沢 勝夫,粟津 邦夫
- 日本レーザー医学会誌 = The Journal of Japan Society for Laser Medicine 19(3), 9-16, 1998-09-28
- NAID 10007917404
Related Links
- 胆道内で胆汁成分が固まったものが、胆石です。胆石の種類は、その主成分によって コレステロール結石と、ビリルビン結石に大きく分けられています。また、胆石のある位置 によって胆嚢胆石[たんのうたんせき]、胆管胆石[たんかんたんせき]と呼ばれます。 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- gall stone
- 同
cholelithiasis
- 関
- 胆石症、胆石イレウス、胆汁
部位による区分
成分による区分
参考1-5
- 純コレステロール石:コレステロール100%。光沢のある白色。胆嚢内に単発が多い。割面は放射状。
- コレステロール混成石:内層がコレステロール成分、外層がビリルビン成分。胆嚢内に単発が多い。割面は放射状+層状。
- コレステロール混合石:コレステロールと少量のビリルビン。黄、褐、緑、黒、白など多彩。個数は数個から数百個に及ぶ。胆嚢内に発生。内部にひび割れを生じる。
-
- 黒色石:ビリルビンカルシウムの重合体。ほとんどが胆嚢内。
主要なリスクファクター
- 参考6
- 年齢
- 性別:女性
- 遺伝:ピマインディアン(2型糖尿病の罹患率が高い)、ある種のネイティブアメリカ人、チリ人
- 妊娠
- 肥満
- 急激な体重減少
- 回腸末端切除
- 胆汁うっ滞(gallbladder stasis)
検査
超音波所見
X線CT
- 石灰化胆石:胆嚢内高濃度
- コレステロール胆石:胆嚢内低濃度
参考
- http://www.med.kyushu-u.ac.jp/surgery1/aboutus/topics/chole/index.html
- http://www.ususus.sakura.ne.jp/062-002cholecystolithiasis0.html
- http://www.kanazawa-med.ac.jp/~hiromu/new_page_17.htm
- http://hattori-clinic.com/byouki-tannou.stone.htm
- http://www.sada.or.jp/feature/cholelithiasis.html
- 6. [charged] Epidemiology of and risk factors for gallstones - uptodate [1]
[★]
- 英
- hereditary spherocytosis, HS
- 同
- 家族性溶血性黄疸 familial hemolytic jaundice、先天性溶血性黄疸 congenital hemolytic jaundice、ミンコフスキー・ショファー症候群 ミンコフスキー-ショファール症候群 Minkowski-Chauffard syndrome
- 関
- 溶血性貧血
概念
病因
- 赤血球の細胞の裏打ち蛋白(アンキリンなど)の障害により生じる。
疫学
遺伝
病態
- 臨床的なスペクトラムは広く、幼児に発症することもあれば成人後、あるいは妊娠を契機に診断されることがある。
- 血管外溶血をきたす → 脾腫
身体所見
検査
- 網赤血球:増加 → 造血の亢進
- 正球性高色素性貧血:MCHC高値
- 末梢血:球状赤血球の出現
[show details]
[show details]
- AST:上昇 → 溶血による
- LDH:上昇 → 溶血による
- 浸透圧に対する脆弱性 (the presence of osmotic fragility became the main diagnostic test for HS.)
- → (1)赤血球膜の物理的な脆弱性、((2)構造的に水分を取り込む余地がない(出典は???))
症状
合併症
参考
- 1. [charged] Hereditary spherocytosis: Mechanism of hemolysis and pathogenesis - uptodate [2]
- 2. [uptodate] Hereditary spherocytosis: Clinical features; diagnosis; and treatment - uptodate [3]
国試
-hereditary spherocytosis
[★]
- 英
- cholelithiasis, gallstone disease
- 関
- 胆石 gallstone
原因の分類
疫学
症状
- 胆石発作 食後などに急激な腹痛発作
- 腹痛、発熱、黄疸
- 半数以上は症状がない
検査
治療
治療のモダリティー
胆嚢結石
- 症状が無ければ経過観察
- 症状がある場合には、腹腔鏡下胆嚢摘出術が第一選択となる。ウルソデオキシコール酸による結石溶解や体外衝撃波結石破砕術(ESWL)も選択肢であるが、再発率が高い。
胆管結石
- 手術適応である。非侵襲的な手法として、内視鏡的乳頭括約筋切開術と内視鏡的除石術が行われる。
合併症
[★]
- 英
- bilirubin
- 同
- ヘマトイジン、類血素 hematoidin
- 関
- 黄疸
血清ビリルビンの由来
- 70-80%が網内系での老廃赤血球の破壊に由来、20-30%が骨髄での無効増血と肝臓での代謝回転の早いヘム由来のシャントビリルビンに由来。
- 70-75%が脾臓、肝臓などで老化赤血球に由来、10-20%が骨髄の無構造血、約10%が肝臓などのヘム蛋白に由来。1日に250-300mg生成される。
- 細網系由来:ヘモグロビンは細胞内秘計でヘムとグロビンに分解され、ヘムはヘムオキシゲナーゼにより開裂切断を受けてビリベル人となり、さらにビリベル人還元酵素の作用を受けて遊離型ビリルビンになる。遊離型ビリルビンは水溶性が低いため血中で血清アルブミンと結合して存在し、肝臓に運ばれてミクロソーム内のUDP-グルクロニダーゼにより、グルクロン酸抱合されて抱合型ビリルビンとなる。抱合型ビリルビンの大部分は胆道系を経て胆汁に排泄され、一部は血液中に漏れだし、尿中に排泄される。胆汁中の縫合ビリルビンは腸内に排泄され腸内細菌により還元されウロビリノゲン隣、大部分は便中に排泄される。一部のウロビリノゲンは小腸で再吸収されて血液中に移行し、大部分は肝臓で処理され胆汁に移行(腸肝循環)するが、一部は尿中に排泄される(LAB.563)。
基準値
血清ビリルビン
- 単位:1 μmol/L = 0.058 mg/dl
(流れが分かる臨床検査マニュアル上 p.13)
HIM.A-4
- total bilirubin: 5.1-22μmolL, 0.3-1.3 mg/dl
- direct bilirubin: 1.7-6.8μmolL, 0.1-0.4 mg/dl
- indirect bilirubin: 3.4-15.2μmolL, 0.2-0.9 mg/dl
ビリルビンの吸収波長
- ■~■
臨床関連
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- 英
- stone
- ラ
- calculus
- 関
- 核石
[★]
- 英
- bottle
- 関
- ビンづめ