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アルギノコハク酸分解酵素欠損症
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1.
尿素サイクル障害:臨床的特徴および診断
urea cycle disorders clinical features and diagnosis
2.
尿素サイクル障害:管理
urea cycle disorders management
3.
クレアチン代謝の先天性疾患
congenital disorders of creatine metabolism
4.
脱毛の評価および診断
evaluation and diagnosis of hair loss
5.
幼児および小児における精密な神経学的評価
detailed neurologic assessment of infants and children
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アミノ酸および有機酸の代謝障害: 先天性代謝障害: メルクマニュアル18 ...
原発性の尿素サイクル障害(UCD)には,カルバモイルリン酸合成酵素(CPS)欠損症, オルニチントランスカルバミラーゼ(OTC)欠損症,アルギニノコハク酸合成酵素欠損症( シトルリン血症),アルギニノコハク酸分解酵素欠損症(アルギニノコハク酸尿症), ...
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★リンクテーブル★
リンク元
「
アンモニア
」
関連記事
「
酵素
」「
欠損
」「
分解
」「
欠損症
」「
症
」
「
アンモニア」
[★]
英
ammonia
同
NH3
関
オルニチン回路
化学的性質
NH
4
+
(aq) → NH
3
(aq) + H
+
pKa=9.25
生体内でのアンモニア
pH 7.4の環境下ではアンモニアはNH
4
+
(aq)として存在しているものが多い。
産生部位
腸管:腸内細菌による産生(蛋白質・アミノ酸の分解)、ウレアーゼ産生菌からの産生
筋肉:末梢組織で発生したアンモニア + (キャリアーとしての)グルタミン酸 → グルタミン。血行性に腎臓に移動し、アンモニアに戻され、オルニチン回路に入る。
腎臓:血行性に運ばれた or 原尿として排泄されたグルタミンを材料としてアンモニアが産生されそのまま尿として排泄
肝臓:アミノ酸の分解によるアンモニア産生
産生系路
グルタミン
+ H2O →
グルタミン酸
+ NH4+
グルタミン酸
+ NAD+ →
2-オキソグルタル酸
+ NH3 + NADH
排泄
肝臓ミトコンドリアでアンモニアと重炭酸イオン、さらにATPよりカルバモイルリン酸が産生され、これとオルチニンが反応してシトルリンとなり、オルニチン回路に入る。ここで、尿素が産生され、血行性に腎臓に輸送され、尿として排泄される。
近位尿細管
に存在する上皮細胞内で
グルタミン
から
アンモニア
が生成される。アンモニアは分泌されたH
+
と結合してNH4
+
のかたちで尿中に排泄される(SP.812)
血中アンモニア濃度を下げる治療
ラクツロース
、非吸収性抗菌薬(カナマイシン、ネオマイシン)、蛋白摂取制限
臨床検査
基準範囲
血漿アンモニアN 12-66ug/dl
血漿アンモニア 15-80ug/dl
異常値をきたす疾患
LAB.509
先天性
尿酸サイクル酵素欠損症
カルバモイルリン酸合成酵素欠損症
オルニチントランスカルバモイラーゼ欠損症
アルギノコハク酸合成酵素欠損症
アルギノコハク酸分解酵素欠損症
アルギナーゼ欠損症
アミノ酸代謝異常症
:
高オルチニン血症
成人発症シトルリン血症
後天性
重症肝疾患:劇症観念、重症肝硬変、進行肝癌
門脈圧亢進症:肝硬変、特発性門脈圧亢進症、肝外門脈閉塞症、原発性胆汁性肝硬変、日本住血吸虫症、バッド・キアリ症候群
その他:尿毒症、ショック、ライ症侯群
薬物:バルプロ酸ナトリウム、鎮静薬など
測定上の注意
LAB.509,510
赤血球と血漿のアンモニア含有比は2.8:1であり、
溶血
時や血液放置時には正誤差となりうる
放置:血液からCO2が失われるにつれて、蛋白や非アンモニアN化合物からアンモニアが生成する。
→ 凝固剤を用いて採血した場合は直ちに氷冷して血漿分離し、30分以内に測定する!
「
酵素」
[★]
英
enzyme
,
ferment
関
酵素反応
酵素の分類
(a)
酸化還元酵素
(oxydoreductase) EC1:ある物質を酸化したり、還元したりします。脱水素酵素、ペルオキシダーゼなどを含みます。
(b)
転移酵素
(
transferase
) EC2: アミノ基やリン酸基などをある物質から別の物質に転移する酵素です。アミノ基を転移する酵素はアミノトランスフェラーゼと呼ばれます。
(c)
加水分解酵素
(
hydrolase
) EC3:ある物質(基質)に水(H2OのうちHとOH)を加えることにより、2つに分解します。多くの蛋白分解酵素が含まれます。
(d)
リアーゼ
(
lyase
) EC4:ある物質を2つに分解します。
(e)
イソメラーゼ
(
isomerase
) EC5:ある基質を異性体に変換します。
(f)
リガーゼ
(
ligase
) EC6;ATPのエネルギーを使って2つの物質を結合します。
「
欠損」
[★]
英
deletion
、
defect
、
deficiency
、
deficit
、
agenesis
、
miss
、
deletional
、
deficient
、
defective
、
missing
同
欠損症
関
異常
、
遺伝子欠失
、欠く、
欠失
、
欠損症
、
欠点
、
欠乏
、
欠乏症
、
欠乏性
、
欠落
、
削除
、除去、
ディリーション
、
発育不全
、
非形成
、
不完全
、
不十分
、
不足
、
無形成
、
欠くこと
、
欠陥
、
失う
、
ミス
概念
本来存在するはずのものが、まったく失われている状態。
「
分解」
[★]
英
degradation
、
breakdown
、
decomposition
、
disintegration
、
disassembly
、
degrade
、
resolve
、
disassemble
、
crack
、
decompose
、
catabolize
、
disintegrate
、
catabolized
関
異化
、
解決
、
解重合
、
解体
、
回復
、
壊変
、
亀裂
、
クラック
、
故障
、
腐敗
、
分離
、
崩壊
、
構成不能
、
破綻
、
消散
、
ひび
「
欠損症」
[★]
英
defect
、
deficiency
、
absence
、
morphological defect
関
異常
、
欠失
、
欠神
、
欠損
、
欠点
、
欠乏
、
欠乏症
、
欠乏性
、
非存在
、
ないこと
、
欠くこと
、
欠如
、
欠陥
、
形態異常
「
症」
[★]
英
sis
, pathy
検査や徴候に加えて
症状が出ている状態
?