- 英
- low anterior resection LAR
- 関
- 前方切除術、直腸癌、高位前方切除術
- 肛門括約筋を温存する直腸切断術で、経腹的に結腸直腸吻合を行う。
- 腹膜反転部より下方で吻合を行うものを低位前方切除術という。
- Ra, Rbの腫瘍に対して行う???(出典不明) Ra、あるいはRbの一部(STEP消化器外科 第1版 p.132)
参考
- http://www.biosas.com/daityogan/colorectal.htm
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/12/05 15:07:38」(JST)
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低位前方切除術(ていいぜんぽうせつじょじゅつ、英: Lower anterior resection:LAR)とは、直腸癌の手術方法の一つ。直腸を切除し、肛門管と口側腸管を吻合し、永久人工肛門ではなく、肛門機能を温存する手術。
以前は肛門より5cm以上に位置する場合が吻合の限界とされてきたが、1~3cm程度しか離れていない病変でも、超低位前方切除(super lower anterior resection)が、行われている。またそれ以下の場合には内肛門括約筋切除(inter sphincteric resection:ISR)という術式も開発されている。
関連項目
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Japanese Journal
- 腹腔鏡下大腸切除術後に発生したポートサイトヘルニアの2手術例
- 富永 哲郎 [他]
- 長崎醫學會雜誌 : Nagasaki Igakkai zasshi 85(4), 350-355, 2011-12-25
- … 直腸癌の診断で,腹腔鏡補助下に低位前方切除術を施行した。 …
- NAID 110008454129
- PS-198-2 直腸低位前方切除術における経肛門ドレーンの有用性(PS-198 ポスターセッション(198)大腸:手術-7,第111回日本外科学会定期学術集会)
- 中川 和也,藤井 正一,渡辺 一輝,大田 貢由,辰巳 健志,諏訪 宏和,五代 天偉,大島 貴,國崎 主税,遠藤 格
- 日本外科学会雑誌 112(臨時増刊号_1・2), 849, 2011-05-25
- NAID 110008685691
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- 大腸がんは早期発見・早期治療が大切です。大腸がんの原因、症状、検査、治療を知っておきましょう! ... 直腸がんの切除術と温存術 早期の直腸がんの切除術 直腸癌の手術が難しいといっても、早期がんであれば結腸癌と同様に ...
- 目的 手術の流れを理解し、適切な器械操作および手術介助ができる 手術の経過を把握し、緊急の場合に備えることができる 手術の概要 下部直腸の病巣部を切除し、S状結腸の切離面と下部直腸の断端(肛門側)とを吻合する 根治手術 ...
- 低位前方切除術 帝京大学外科 渡邉聡明 はじめに 直腸癌の外科治療においては局所再発を如何に 回避するかが重要な課題である1).直腸癌は結腸 癌と比較して,術後の局所再発率が高いため,局 所再発率を下げて術後成績を向上 ...
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★リンクテーブル★
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- 78歳の男性。腹痛のため救急車で搬入された。1年前から便秘傾向であったが特に医療機関を受診していなかった。最近になって便秘がひどくなり、昨晩、就寝前に下剤を服用した。今朝、排便時に突然、強い腹痛が生じたため救急車を要請した。意識は清明。身長 172cm、体重 64kg。体温 38.4℃。心拍数 120/分、整。血圧 160/92mmHg。呼吸数 28/分。表情は苦悶様で屈曲側臥位である。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は板状硬で強い圧痛を認める。表在リンパ節を触知しない。血液所見:赤血球 320万、Hb 10.7g/dL、Ht 30%、白血球 15,300、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 6.6g/dL、アルブミン 3.4g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、AST 50U/L、ALT 62U/L、LD 330U/L(基準 176~353)、ALP 270U/L(基準 115~359)、γ-GTP 63U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 140U/L(基準 37~160)、CK 110U/L(基準 30~140)、尿素窒素 28mg/dL、クレアチニン 1.0mg/dL、尿酸 6.0mg/dL、血糖 130mg/dL、HbA1c 5.0%(基準 4.6~6.2)、総コレステロール 178mg/dL、トリグリセリド 190mg/dL、Na 142mEq/L、K 4.2mEq/L、Cl 98mEq/L。CRP 11mg/dL。腹部CT(別冊No. 22)を別に示す。
- 適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111D047]←[国試_111]→[111D049]
[★]
- 69歳の女性。血便を主訴に来院した。 3か月前から便に血液が付着していることに気付いていた。便器の水が血で染まる色が徐々に濃くなったため受診した。既往歴に特記すべきことはない。下部消化管内視鏡検査による回盲部から約 20 cm肛門側の写真 (別冊 No.25A)と肛門から約 30 cm口側の写真 (別冊 No.25B)とを別に示す。写真Aの病変に対しては内視鏡的粘膜切除が行われ、病理所見は腺腫であった。同時に行った写真Bの病変に対しては生検が行われ、病理所見は腺癌であった。胸腹部・骨盤部造影 CTで肺や肝臓などの主要臓器に転移を認めない。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108I063]←[国試_108]→[108I065]
[★]
- 52歳の男性。血便を主訴に来院した。 1か月前から便に少量の血液が付着していることに気付いていた。徐々に血液の量が増加し改善しないため受診した。
- 既往歴に特記すべきことはない。大腸内視鏡検査で肛門縁から10cm口側に2型の全周性腫瘍を認める。胸腹部・骨盤部造影CTで、リンパ節転移、肝転移および肺転移を認めない。注腸造影写真(別冊No. 20)を別に示す。
- 選択すべき術式として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [106A045]←[国試_106]→[106A047]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[★]
- 英
- rectal cancer, cancer of the rectum
- ラ
- carcinoma recti
- 関
- 大腸癌、直腸、colorectal cancer
治療
-
- 1. 経肛門的にイレウス管を挿入・減圧後、一期的手術 ← 増えてきている。
- 2. 人工肛門造設、腫瘍摘出の二期的手術
手術療法
国試
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- 英
- high anterior resection HAR
- 関
- 低位前方切除術、直腸癌、前方切除術
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- 英
- super low anterior resection
- 関
- 前方切除術、直腸癌
- 下部直腸の進行癌で直腸切断術の代わりに選択肢となる侵襲の低い術式。
- 肉眼型が1,2型、リンパ節転移無し、進達度がMP,A1のもの → 2cmの断端距離をとって吻合。
参考
- 1. 1、直腸癌外科治療 - 肛門温存手術について - 帝京大学医学部
- http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~chiba/04/0407/popup/index1.pdf
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- 英
-
- 関
- 横切、横切開、横断、横断面、消失、切除術、切除法、切断、摘出、摘出術、摘除、摘除術、離断、アブレーション、切り取る、焼灼、焼灼術
[★]
- 英
- excision, resection
- 同
- 捻除術 exeresis
- 関
- 切除、切除法、摘出、摘出術、摘除、摘除術
[★]
- 英
- surgery
- 関
- 外科、外科学、手術、外科術、外科手術
[★]
- 英
- anterior resection AR
- 関
- 直腸癌
[★]
- 英
- forward、onward、forward