- 英
- methylephedrine
- 化
- dl-塩酸メチルエフェドリン、メチルエフェドリン塩酸塩、塩酸メチルエフェドリン methylephedrine hydrochloride、l-塩酸メチルエフェドリン、dl-methylephedrine hydrochloride、l-methylephedrine hydrochloride
- 商
- アニスーマ、カフコデN配合、クロフェドリンS配合、セキール、ニチコデ配合、フスコデ配合、フスコブロン配合、フステン配合、プラコデ配合、ミゼロン配合、ムコブロチン配合、メチエフ、メチルホエドリン、ライトゲン配合
Japanese Journal
- 3-P1-30 回復期リハビリテーション病棟における意識障害や意欲低下例への塩酸メチルエフェドリン投与の効果(脳卒中・治療2,ポスター,一般演題,実学としてのリハビリテーションの継承と発展,第44回日本リハビリテーション医学会学術集会)
- 藤井 卓
- リハビリテーション医学 : 日本リハビリテーション医学会誌 44(SUPPLEMENT), S475, 2007-05-18
- NAID 110006451191
- 塩酸メチルエフェドリンの長期大量服薬中に発症した若年性脳梗塞の1例
- 國枝 武伸,今井 啓輔,森 貴久,泉本 一,高畠 望,山本 慎司
- 臨床神経学 : CLINICAL NEUROLOGY 46(4), 274-277, 2006-04-01
- NAID 10017476770
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- メチルエフェドリンとは?効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけではありません。
- 下記疾患に伴う咳嗽 気管支喘息、感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル) ... 通常、成人1回dl-メチルエフェドリン塩酸塩として25〜50mg(本剤:0.25〜0.5g)を1日3回経口投与する。なお、年齢 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
プラコデ配合散
組成
成分・含量
- 3g中
日局ジヒドロコデインリン酸塩30mg
日局dl-メチルエフェドリン塩酸塩60mg
日局クロルフェニラミンマレイン酸塩12mg
含有
添加物
禁忌
- 重篤な呼吸抑制のある患者[呼吸抑制を増強するおそれがある。]
- アヘンアルカロイドに対し過敏症の既往歴のある患者
- 緑内障の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- カテコールアミン製剤(アドレナリン、イソプロテレノール等)を投与中の患者[「相互作用」の項参照]
効能または効果
- 下記疾患に伴う咳嗽
急性気管支炎、慢性気管支炎、感冒・上気道炎、肺炎、肺結核
- 通常成人1日3gを3回に分割経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
乳幼小児には以下のように投与する。
12歳以上〜15歳未満 成人量の2/3
8歳以上〜12歳未満 成人量の1/2
5歳以上〜8歳未満 成人量の1/3
2歳以上〜5歳未満 成人量の1/5
2歳未満 成人量の1/10
慎重投与
- 気管支喘息発作中の患者[気道分泌を妨げるおそれがある。]
- 心・呼吸機能障害のある患者[呼吸抑制を増強するおそれがある。]
- 肝・腎機能障害のある患者[副作用が発現するおそれがある。]
- 脳に器質的障害のある患者[脳血管を拡張し脳脊髄液圧を上昇させるおそれがある。]
- ショック状態にある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 代謝性アシドーシスのある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 甲状腺機能異常のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 副腎皮質機能低下症(アジソン病等)の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 薬物依存の既往歴のある患者[薬物依存を生じるおそれがある。]
- 乳児、高齢者、衰弱者[新生児、乳児は代謝が不十分であり、高齢者、衰弱者は代謝・排泄機能が低下しているため、副作用が発現するおそれがある。「高齢者への投与」の項参照]
- 高血圧症の患者[症状を悪化させるおそれがある。]
- 糖尿病の患者[血糖のコントロールに悪影響を及ぼすおそれがある。]
- 妊婦[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
重大な副作用
- 無顆粒球症、再生不良性貧血(頻度不明):無顆粒球症、再生不良性貧血があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
薬効薬理
- ジヒドロコデインリン酸塩
作用はモルヒネとコデインの中間に位するが、コデインにより近い。また延髄の咳そう中枢に直接作用し、リン酸コデインの約2倍の鎮咳作用を現す。2)
- dl-メチルエフェドリン塩酸塩
エフェドリンと類似の薬理作用(α、β作用)を示すが、気管支拡張作用はエフェドリンよりも若干強い。また中枢性の鎮咳作用もある。3)
- クロルフェニラミンマレイン酸塩
H1受容体拮抗薬でH1受容体を介するヒスタミンの作用を抑制する。4)
有効成分に関する理化学的知見
ジヒドロコデインリン酸塩
- 一般名:ジヒドロコデインリン酸塩(Dihydrocodeine Phosphate)
化学名:(5R,6S)-4,5-Epoxy-3-methoxy-17-methyl-morphinan-6-ol monophosphate
分子式:C18H23NO3・H3PO4
分子量:399.38
性状:白色〜帯黄白色の結晶性の粉末である。
水又は酢酸(100)に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
1.0gを水10mLに溶かした液のpHは3.0〜5.0である。
光によって変化する。
構造式:
dl-メチルエフェドリン塩酸塩
- 一般名:dl-メチルエフェドリン塩酸塩(dl-Methylephedrine Hydrochloride)
化学名:(1RS,2SR)-2-Dimethylamino-1-phenylpropan-1-ol monohydrochloride
分子式:C11H17NO・HCl
分子量:215.72
性状:無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。
水に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、酢酸(100)に溶けにくく、無水酢酸にほとんど溶けない。
水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
融点:207〜211℃
構造式:
クロルフェニラミンマレイン酸塩
- 一般名:クロルフェニラミンマレイン酸塩(Chlorpheniramine Maleate)
化学名:(3RS)-3-(4-Chlorophenyl)-N,N-dimethyl-3-pyridin-2-ylpropylamine monomaleate
分子式:C16H19ClN2・C4H4O4
分子量:390.86
性状:白色の微細な結晶である。
酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はエタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすい。
希塩酸に溶ける。
水溶液(1→20)は旋光性を示さない。
融点:130〜135℃
構造式:
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antitussive drug、antitussive
- 関
- 鎮咳、鎮咳性、鎮咳薬
商品
[★]
ジヒドロコデインリン酸塩(ジヒドロコデイン)、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、(メチルエフェドリン)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(クロルフェニラミン)
- 関
- 鎮咳剤
[★]
ジヒドロコデインリン酸塩(ジヒドロコデイン)、dl-メチルエフェドリン塩酸塩(メチルエフェドリン)、クロルフェニラミンマレイン酸塩(クロルフェニラミン)
- 関
- 鎮咳剤
[★]
アセトアミノフェン、ジヒドロコデイン、ジフェンヒドラミン、ジプロフィリン、メチルエフェドリン、ブロムバレリル尿素
[★]
クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、メチルエフェドリン、ノスカピン
[★]
- 英
- dl-methylephedrine hydrochloride
- 商
- dl-メチルエフェドリン塩酸塩、dl-塩酸メチルエフェドリン、クロフェドリンS配合、ニチコデ配合、ミゼロン配合
- 関
- メチルエフェドリン、メチルエフェドリン塩酸塩、塩酸メチルエフェドリン
[★]
- 英
- dl-methylephedrine hydrochloride
- 関
- メチルエフェドリン、dl-塩酸メチルエフェドリン、塩酸メチルエフェドリン
[★]
- 英
- l-methylephedrine hydrochloride
- 関
- メチルエフェドリン、塩酸メチルエフェドリン
[★]
メチルエフェドリン
[★]
メチルエフェドリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3