インターフェロンβ
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Japanese Journal
- C型慢性肝炎に対するβ-インターフェロンとリバビリン併用療法の治療成績
- 悪性黒色腫患者におけるβインターフェロン単回投与前後の免疫能の変化
- 高田 実,稲沖 真,竹原 和彦
- Skin cancer : official organ of the Japanese Society for Skin Cancer = 皮膚悪性腫瘍研究会機関誌 16(2), 262-264, 2001-10-31
- To examine whether the local injection of interferon-β (IFN-β) affects systemic immunity in post-surgical melanoma patients, several immunological parameters were measuredbefore and 24-hours after the …
- NAID 10013030697
- 経気管支鏡的 Nd-YAG レーザー照射に加え, β-インターフェロンの局所注入が有効であった気管支内転移悪性黒色腫の 1 例
- 新島 眞文,角坂 育英,藤澤 武彦,馬場 雅行,広島 健三,茶谷 信行,堀江 美正,滝口 裕一,木村 弘,長尾 啓一,栗山 喬之
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 20(4), 348-352, 1998-05-25
- 悪性黒色腫気管支転移により一側無気肺をきたした症例に対し, 気管支鏡下Nd-YAGレーザー照射に, β-インターフェロン(INF-β)気管支内局所注入療法を併用したところ, 有効であった症例を経験したので報告する。症例は56歳男性。7年前に右足底部悪性黒色腫広範皮膚切除術と右鼠径部リンパ節郭清術を受け, その後局所再発なく経過していた。平成2年9月に血痰と左側一側無気肺の加療目的にて入院となった。 …
- NAID 110002820490
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- インターフェロン・アルファが白血球によって産生されるのに対し、ベータはおもに線維芽細胞やマクロファージから分泌されます。適応となるがんはメラノーマ(悪性黒色腫)、脳腫瘍(膠芽腫、髄芽腫、星細胞腫)です。
- バイエル薬品株式会社の多発性硬化症情報提供サイトです ... インターフェロンベータってどんな薬? インターフェロンベータ1bは、人のリンパ球などから分泌されるインターフェロンベータという物質を製剤化したもので、多発性硬化症の ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- interferon-β IFN-β, interferon-beta
- 同
- インターフェロン-β、(添付文書)インターフェロンベータ、βインターフェロン beta-interferon β-interferon
- 商
- IFNβ、アボネックス、フエロン
- 関
- インターフェロン
概念
- インターフェロンの一つ。
- 線維芽細胞が産生する抗ウイルス性タンパク質。
IFN-β SMB.426
- 種類:I型インターフェロン
- 産生:線維芽細胞、上皮細胞など
- 種類:1種類
- 誘因:ウイルス、2本鎖RNA
- 作用:抗ウイルス効果、抗腫瘍効果
適応
[★]
- 英
- interferon interferons IFN
- 商
- オーアイエフ、IFNβモチダ、アドバフェロン、アボネックス、イムノマックス-γ、イントロンA、スミフェロン、フエロン、ベタフェロン、ペガシス、ペグイントロン
概念
- サイトカインの一種で抗ウイルス作用、免疫修飾作用、抗増殖活性を有する。(GOO.1261)
種類
- ウイルスに感染して誘導され、強い抗ウイルス作用を有する
- 非ウイルス誘導性
表(SMB.426)
各インターフェロンについて
- GOO.1261
- ウイルス感染に対する非特異的な初期防御に関わる
- 意義:ウイルス感染に対する非特異的な初期防御に関わる
- 産生細胞:ほとんど全ての細胞
- 産生のトリガー:二本鎖RNA、ある種のサイトカイン(IL-1, IL-2, TNF)
- 作用:抗ウイルス作用、抗増殖作用:(1) リンパ球、NK細胞、およびマクロファージの細胞障害作用の亢進、(2) MHC class Iの発現の亢進作用 ← 抗ウイルス活性
- 意義:マクロファージの活性化
- 産生細胞:T細胞、NK細胞、マクロファージのみ!
- 産生のトリガー:抗原刺激、mitogen、特定のサイトカイン
- 作用:抗ウイルス作用は弱い。強力な免疫調整作用:(1) マクロファージの強力な活性化、(2) MHC class IIの発現の亢進、(3) 局所炎症反応の仲介(madiation)
インターフェロンの抗ウイルス作用
- インターフェロンをシグナルとして受け取った細胞は以下の物質を産生して抗ウイルス作用を発揮する。
適応
副作用