- 英
- parotid swelling
UpToDate Contents
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- 1. 唾石症 salivary gland stones?detectedLanguage=ja&source=search_result&translation=parotid+swelling&search=%E8%80%B3%E4%B8%8B%E8%85%BA%E8%85%AB%E8%84%B9&selectedTitle=1%7E37&provider=medicamap
- 2. ムンプスの疫学、臨床症状、診断およびマネージメント epidemiology clinical manifestations diagnosis and management of mumps?detectedLanguage=ja&source=search_result&translation=parotid+swelling&search=%E8%80%B3%E4%B8%8B%E8%85%BA%E8%85%AB%E8%84%B9&selectedTitle=2%7E37&provider=medicamap
- 3. 成人における化膿性耳下腺炎 suppurative parotitis in adults?detectedLanguage=ja&source=search_result&translation=parotid+swelling&search=%E8%80%B3%E4%B8%8B%E8%85%BA%E8%85%AB%E8%84%B9&selectedTitle=3%7E37&provider=medicamap
- 4. 唾液腺腫瘍:疫学、診断、評価、および病期分類 salivary gland tumors epidemiology diagnosis evaluation and staging?detectedLanguage=ja&source=search_result&translation=parotid+swelling&search=%E8%80%B3%E4%B8%8B%E8%85%BA%E8%85%AB%E8%84%B9&selectedTitle=4%7E37&provider=medicamap
- 5. シェーグレン症候群による全身および腺外症状の治療 treatment of systemic and extraglandular manifestations of sjogrens syndrome?detectedLanguage=ja&source=search_result&translation=parotid+swelling&search=%E8%80%B3%E4%B8%8B%E8%85%BA%E8%85%AB%E8%84%B9&selectedTitle=5%7E37&provider=medicamap
Japanese Journal
- 濱本 隆夫,平川 勝洋,竹野 幸夫,立川 隆治,樽谷 貴之
- 口腔・咽頭科 = Stomato-pharyngology 25(2), 213-216, 2012-06-10
- NAID 10030795544
- ムンプスウイルスの再感染と考えられた耳下腺炎の3症例
- 畑中 章生,鎌田 知子,本田 圭司,田崎 彰久,岸根 有美,川島 慶之
- 日本耳鼻咽喉科学会会報 115(8), 787-790, 2012
- … いずれの症例も片側の耳下腺腫脹を来して当科を初診した. …
- NAID 130002144567
- 泰地 秀信,守本 倫子
- Nippon Jibiinkoka Gakkai Kaiho 115(7), 676-681, 2012
- … ムンプスでは不顕性感染が30~40%にみられるため, 耳下腺腫脹のないムンプス難聴例がある. …
- NAID 130002144557
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- 後耳下腺にはオタフク風邪や(流行性耳下腺炎)唾石、急性耳下腺炎など沢山腫れる 疾患はありますのできちんと鑑別が必要です。 まずは腫脹して何ヵ月になるか からです 。 これが前から、つまり数年前からあったか、あるいは最近起こったか、あるいは最近 ...
- 耳下腺の腫脹(はれ)をもって発症する。多少の痛みを伴う。腫脹は下顎骨の後縁と 耳たぶ下部の間にみられ、前下方へ拡がる。腫れるスピードはきわめて早く、数時間で 最高に達することもあるが、通常は1-3日でピークに達し、3-7日で消退する。一側の 腫脹が ...
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★リンクテーブル★
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- 45歳の男性。多発関節痛、皮疹および右眼の霧視を主訴に来院した。数年前から口腔内に有痛性の潰瘍が繰り返し出現した。1週前から多発関節痛と両側の下肢の皮疹とが出現した。3日前から右眼の霧視を自覚したため受診した。意識は清明。体温 37.6℃。脈拍 84/分、整。血圧 128/82mmHg。右眼に結膜充血と前房蓄膿とを認める。両側の肩関節と膝関節とに圧痛を認める。陰嚢に潰瘍を認める。血液所見:赤血球 452万、Hb 13.2g/dL、Ht 40%、白血球 10,800(桿状核好中球 12%、分葉核好中球 58%、好酸球5%、好塩基球1%、単球3%、リンパ球 21%)、血小板 21万。CRP 5.8mg/dL。左下肢屈側の写真(別冊No. 27)を別に示す。
- この患者でみられる可能性が高いのはどれか。3つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I078]←[国試_110]→[110I080]
[★]
- 英
- sarcoidosis
- 同
- サルコイド症、ベック病 Boeck disease、ベック類肉腫 Boeck sarcoid Boeck's sarcoid、ベニエー・ベック・シャウマン病 morbus Besnier-Boeck-Schaumann、血管類狼瘡 angio-lupoide
- 関
- 難病
概念
- 特定疾患治療研究事業の対象となっている難病である。
- 原因不明の全身性疾患
病因
- P. acnes?が抗原としてTh細胞に提示されるため?
- HLA-DRB1*1101 are assosiated with an increased risk for developing sarcoidosis (HIM.2136)
疫学
- 若年と中年に好発。
- 北に多く南に少ない。黒人に多い。HLAやサイトカイン遺伝子が関与か?
病型
病理
- 真皮および皮下組織に、結合組織に被包された類上皮細胞の特徴的な島嶼状結節性の肉芽腫がある。
- 皮膚では複数の類上皮細胞肉芽腫が主に真皮の上中層に生じる。ときに真皮深層、皮下組織、筋層に生じうる。
症候
- 無症状での検診発見例が大多数。微熱などの症状を出して来院することはまれ。
- 肺病変 :両側肺門リンパ節腫脹(bilateral hilar lymphadenopathy, BHL):胸部X線所見の割には無症状。
- 眼病変 :両眼性霧視(ぶどう膜炎、硝子体炎)
- 心病変 :心サルコイドーシス。心ブロック、不整脈、Adams-Stokes症候群
- 皮膚病変:2型ある。結節型、びまん浸潤型が多く、古い瘢痕(肘、膝)にサルコイド肉芽腫ができることがある。この肉芽腫を病理診断に使うと浸襲が少ない。
- 内分泌異常:高ACE活性、高カルシウム血症
- その他・・無痛性表在リンパ節腫大や心病変(まれだが本症の急死の原因)脳神経(致死的)
病変部位の頻度
- 肺(縦隔・肺門リンパ節,肺)95%以上
- 眼(ぶどう膜,網膜,硝子体)30-40%
- 皮膚5-10%
- 表在リンパ節腫脹のみられることがあり,時に心臓病変がみられる。
- YN I-112
- 初発症状:眼(眼前霧視)50%、呼吸器症状15%、皮膚症状5-10%、両側耳下腺腫脹、リンパ節腫脹
検査
- 生検:病理的に非乾酪性類上皮細胞肉芽腫を証明する。経気管支的肺生検や前斜角筋生検が行われる。
- 画像検査
- 胸部単純X線写真:両側肺門部リンパ節腫脹(BHL)、びまん性陰影、結節影、空洞病変、網状影、浸潤影、小粒状影
- 分類(I~III型):(I型)BHL、(II型)BHL+肺野病変、(III型)肺野病変。I型が最多。
- 胸部CT:縦隔リンパ腺腫脹、血管・気管支周囲の肥厚・不整像、胸膜不整像
- ガリウムシンチグラム(67Ga):病変部に集積。
- テクネシウムシンチグラム(99mTc):病変部に欠損像
- タリウムシンチグラム(201Tl):灌流欠損像
- PET:高集積
- 気管支鏡検査:気管分岐部周囲や両主気管支に毛細血管の増生・拡張や腫大したリンパ節による圧排像を認めうる。気管支内にサルコイド結節(肉芽腫)を認めうる。
- 気管支肺胞洗浄
- 細胞数増加
- リンパ球増加
- CD4/CD8比:高値 (喫煙者でも上昇しうる) → 液性免疫優位。血清γグロブリン上昇はこのためか?
- 皮膚生検、皮下結節生検、表在リンパ節生検、前斜角筋リンパ節生検、肝生検、縦隔・肺門部リンパ節生検:非乾酪性類上皮細胞肉芽腫の証明
診断
診断基準
- 参考1
- 組織診断群(確実) :1-(2)のいずれかの臨床・検査所見があり,1-(3)が陽性。
- 臨床診断群(ほぼ確実):1-(2)①,②のいずれかの臨床所見があり,1-(2)③の(a)(ツベリクリン反応)又は(c)(血清ACE)を含む3 項目以上陽性。
- (1) 臨床症状:呼吸器症状(咳・息切れ),眼症状(霧視),皮膚症状(丘疹)など。
- (2) 臨床所見・検査所見
-
- (a) 胸部X 線・CT 所見(両側肺門リンパ節腫脹,びまん性陰影,血管・胸膜の変化など)
- (b) 肺機能所見(%VC・DLco・PaO2 の低下)
- (c) 気管支鏡所見(粘膜下血管のnetwork formation,結節など)
- (d) 気管支肺胞洗浄液所見※1(総細胞数・リンパ球の増加,CD4/8 上昇)
- (e) 胸腔鏡所見(結節,肥厚,胸水など)
- (a) 眼病変(前部ぶどう膜炎,隅角結節,網膜血管周囲炎など) → 眼サルコイドーシス
- (b) 皮膚病変(結節,局面,びまん性浸潤,皮下結節,瘢痕浸潤)
- (c) 表在リンパ節病変(無痛性腫脹)
- (d) 心病変(伝導障害,期外収縮,心筋障害など) → 心サルコイドーシス
- (e) 唾液腺病変(耳下腺腫脹,角結膜乾燥,涙腺病変など)
- (f) 神経系病変(脳神経,中枢神経障害など)
- (g) 肝病変(黄疸,肝機能上昇,結節など)
- (h) 骨病変(手足短骨の骨梁脱落など)
- (i) 脾病変(腫脹など)
- (j) 筋病変(腫瘤,筋力低下,萎縮など)
- (k) 腎病変(持続性蛋白尿,高カルシウム血症,結石など)
- (l) 胃病変(胃壁肥厚,ポリープなど)
- (a) ツベルクリン反応陰性
- (b) γグロブリン上昇
- (c) 血清ACE 上昇
- (d) 血清リゾチーム上昇
- (e) 67Ga 集積像陽性(リンパ節,肺など)
- (f) 気管支肺胞洗浄液の総細胞数・リンパ球増加,CD4/8 上昇
- 類上皮細胞からなる乾酪性壊死を伴わない肉芽腫病変生検部位(リンパ節,経気管支肺生検,気管支壁,皮膚,肝,筋肉,心筋,結膜など)。クベイム反応も参考になる
治療
- stage0やⅠ(BHL)では経過観察
- stageⅡ(BHL+肺陰影)、Ⅲ(肺陰影のみ)、Ⅳ(肺繊維化)では
- 1ステロイド(8割) 2免疫抑制剤メソトレキセート・アザチオプリン(難治性2割に)
予後
- 70%は2年以内に自然寛解。5-10%は難治性に進行。
- 死因の60%は心サルコイドーシスであり、心病変(刺激伝導障害)をきたす。
参考
- http://www.nanbyou.or.jp/entry/266
- http://www.nanbyou.or.jp/upload_files/043_s.pdf
- http://www.jssog.com/www/top/shindan/shindankijyun.html
[★]
- 英
- parotid gland (KH,Z)
- ラ
- glandula parotis
- 関
- 顎下腺、舌下腺。唾液腺。唾液。大唾液腺
解剖
神経
関係する臓器、組織
[★]
- 英
- swelling
- 同
- 腫大
- 関
- 腫大、膨化、膨潤、膨張、隆起
[★]
- 英
- adenoma
- 同
- アデノーマ
- 関
- 腫瘍、癌腫 carcinoma