- 英
- absence epilepsy、epileptic absence
- 関
- 欠神発作、小発作性てんかん、小児欠神てんかん、若年性欠神てんかん
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Japanese Journal
- 池田 浩子,藤原 建樹,重松 秀夫,今井 克美,久保田 英幹,久保田 裕子,高橋 幸利,井上 有史
- 脳と発達 43(1), 14-18, 2011-01-01
- NAID 10027865620
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- 欠神発作について. 次に欠神発作についてお話しましょう。欠神てんかんは倒れたり体が けいれんしたりはしません。周りから見たら普通に座っているだけなのですが、声をかけ ても返事もしないし、ぼーっとしている状態のことです。 身体的なけいれんがないので、 ...
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- 8か月の男児。最近笑わなくなったことを心配した両親に連れられて来院した。在胎 39週3日、出生体重 3,240g、Apgarスコア 8点(1分)、10点(5分)で出生した。あやし笑いを2か月で、定頸を3か月で、お坐りを7か月で獲得した。1か月前から笑うことが少なく表情が乏しくなり、次第に坐位が不安定になってきた。週間前から頭部を前屈するとともに四肢を一瞬屈曲する動作を10秒程度の間隔で20回ほど繰り返すことが、毎日見られるようになった。この動作の後には泣くことが多い。
- 可能性が高いのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A036]←[国試_113]→[113A038]
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- 10歳の男児。異常な発作を何度か起こしたため母親に伴われて来院した。数か月前から、急に視線が固定し口をもぐもぐと動かし、無目的に服のボタンをまさぐった。部屋の中を歩き回ったりする発作が数回起こっている。しばらくすると回復するが、発作のことは全く覚えていない。神経学的所見に異常を認めない。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102I050]←[国試_102]→[102I052]
[★]
- 英
- petit mal epilepsy
- 関
- 欠神てんかん、欠神発作、小児欠神てんかん、小発作てんかん、若年性欠神てんかん
[★]
欠神てんかん
- 関
- absence seizure、childhood absence epilepsy、epileptic absence、juvenile absence epilepsy、petit mal epilepsy
[★]
欠神発作、欠神てんかん
- 関
- absence epilepsy、absence seizure、absence status
[★]
- 英
- childhood absence epilepsy
- 関
- 欠神てんかん、欠神発作、小発作性てんかん、若年性欠神てんかん
[★]
- 英
- juvenile absence epilepsy
- 関
- 欠神てんかん、欠神発作、小発作性てんかん、小児欠神てんかん
[★]
- 英
- epilepsy
- ラ
- epilepsia
- 同
- 癲癇
- 関
- 抗てんかん薬、てんかん発作 seizure
091009 III
- 大脳灰白質神経細胞の過剰で無秩序な電気的発射による
WHOの定義
- さまざまな原因で起こる慢性の脳疾患で、大脳神経細胞の過剰な放電からくる繰り返す発作(てんかん発作)を主な徴候とし、多種多様な臨床及び検査所見を伴う
分類
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- 1. 運動徴候を有するもの
- 2. 知覚症状を有するもの
- 3. 自律神経症状ないし徴候を有するもの
- 4. 精神症状を有するもの
-
- a. 単純部分発作で発症し、意識障害が次に続く
- b. 自動症を伴う
- 1. 単純部分発作で全身発作に進展
- 2. 複雑郡分発作で全身発作に進展
- 3. 単純部分発作で複雑部分発作、全身発作へと進展
- 全般発作 primarily generalized seizure
- 未分類てんかん発作 unclassified seizure
てんかん、てんかん症候群および発作性関連疾患の分類(1989) (PED.1424)
-
-
- 3. 焦点性か全般性かを決定できないてんかん及び症候群
-
単純化
- 特発性全般性てんかん
- 特発性局所関連性てんかん:大脳の特定の位置に焦点がある
- 症候性全般性てんかん
- 症候性局所関連性てんかん:大脳の特定の位置に焦点がある
疫学
- 200人に1人 (0.5%)
- 人口1000対3-10(0.3-1.0%) (PSY.376)
病因
-
- 出産障害(酸素不足)、先天性異常、熱性血栓症
- 外傷、腫瘍
- GABA作動性ニューロンなどの抑制性のニューロンは損傷を受けやすい→ニューロンの過剰興奮につながる
症状
- post ictal state:もうろうとした状態。
- postictal psychosis:発作後精神病はてんかんの発作後に幻覚妄想状態が出現するものであり、数時間から数日の経過で消退する。
- 慢性経過のてんかんで幻覚妄想状態が出現しうる、らしい。
診断
- てんかん発作→バイタルサインの確認→医療面接→身体所見・神経学的所見
医療面接
病歴の問診
- てんかん治療ガイドライン2010
- 発作の頻度
- 発作の状況と誘因(光過敏性など)
- 発作の前および発作中の症状(身体的,精神的症候および意識障害)
- 症状の持続
- 発作に引き続く症状
- 外傷,咬舌,尿失禁の有無
- 発作後の頭痛と筋肉痛
- 複数回の発作のある患者では初発年齢
- 発作および発作型の変化・推移
- 最終発作
- 発作と覚醒・睡眠との関係
身体所見・神経学的所見
- 1. 外傷、咬舌の有無
- 2. 尿失禁の有無
- 3. 意識レベル:発作時の意識の有無、post ictal state(発作後のもうろう状態)
- 4. 眼位:眼球偏倚(皮質注視中枢が興奮することにより、病側と反対側を見つめる)
- 5. 局所神経症状の有無
治療
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- 英
- absence
- 関
- 欠損症、非存在、ないこと、欠くこと、欠如