- 英
- lipase
- 同
- グリセロールエステルヒドロラーゼ glycerol ester hydrolase、脂肪分解酵素 lipolytic enzyme
- 関
- コリパーゼ
判別
- 検査の本
36IU/L以下(減少)
161-500IU/L(増加)
500IU/L以上(高度増加)
参考
- http://www5.mediagalaxy.co.jp/meito/kaseihin/lipase/jlip.html
- http://www.cmcbooks.co.jp/user_data/pdf/bp09111.pdf
WordNet
- an enzyme secreted in the digestive tract that catalyzes the breakdown of fats into individual fatty acids that can be absorbed into the bloodstream
PrepTutorEJDIC
- リパーゼ(脂肪分解酵素)
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/01/20 13:40:40」(JST)
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リパーゼ (lipase) は、脂質を構成するエステル結合を加水分解する酵素群である。語源は、ギリシャ語の“lipos(脂肪)”+“ase(酵素)”に由来する。普通はそのうちで特にトリグリセリド(グリセロールの脂肪酸エステル)を分解して脂肪酸を遊離するトリアシルグリセリドリパーゼ(EC 3.1.1.3)を指す。消化液(胃液、膵液)に含まれ、脂質の消化を行う消化酵素であり、多くの生物の細胞で脂質の代謝に関与する。
リパーゼはすべての生物に存在し、その遺伝子は一部のウイルスにもある。機能も立体構造もさまざまであるが、活性中心にセリン(求核性の酸素原子を持つ)と酸性アミノ酸残基(アスパラギン酸など)およびヒスチジンを持つタイプが多い。
基質のグリセロール骨格の特定の位置(3か所のいずれか)を分解するものが多い。また逆反応(エステル合成)にも働くことから、人工的なエステル合成・交換反応にも用いられている。その際、目的とするエステルの加水分解を避けるため、有機溶媒中で反応が実施されることもある。また、リパーゼのその他の利用用途として消化薬、あるいは洗剤などに添加される。
広義のリパーゼとしては、リン脂質(生体膜の主成分)を分解する各種のホスホリパーゼがある。これらはエイコサノイド(プロスタグランジンなど)の合成や、細胞内でのシグナル伝達といった、細胞内外での機能調節に関与する。
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Japanese Journal
- N-アシルエタノールアミンプラスマローゲンからのN-アシルホスファチジルエタノールアミン水解ホスホリパーゼD依存的および非依存的経路を介したN-アシルエタノールアミンの生合成
- 坪井 一人,岡本 安雄,池松 夏紀,井上 愛美,清水 嘉文,宇山 徹,王 俊,Deutsch Dale G.,Burns Matthew P.,Ulloa Nadine M.,徳村 彰,上田 夏生
- ビタミン 87(5・6), 267-270, 2013-06-25
- NAID 110009612886
- 2-IV-26 短鎖/酸化脂肪酸選択的ホスホリパーゼ(PAF-AH2)のマスト細胞における機能解析(一般演題要旨,第65回大会講演要旨)
- 食虫植物ウツボカズラ消化液内共生細菌メタゲノムライブラリーからの新規リパーゼ遺伝子のスクリーニング(2012論文賞)
- 諸星 知広,及川 学,佐藤 祥子,菊地 典子,加藤 紀弘,池田 宰
- 生物工学会誌 : seibutsu-kogaku kaishi 91(2), 83, 2013-02-25
- NAID 110009597760
- 抗肥満症薬の現状と展望 (特集 肥満症 : 病態・診断・治療) -- (診断・疫学・治療)
Related Links
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- リパーゼとは、膵臓に含まれる消化酵素の一つで、十二指腸に分泌されて食物中の 脂肪を分解する働きをします。すい臓の細胞が破壊されると血液中のリパーゼが増える ため、膵臓の病気を調べる重要な検査となっています。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エクセラーゼ配合錠
組成
- エクセラーゼ配合錠は、1錠中に下記の成分を含有する。
有効成分
- サナクターゼM 50mg(外層)
メイセラーゼ 50mg(外層)
プロクターゼ 100mg(外層)
オリパーゼ2S 20mg(外層)
膵臓性消化酵素TA 100mg(腸溶性内核錠)
添加物
- 乳糖水和物、カルメロースカルシウム、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、マクロゴール6000、マクロゴール400、酸化チタン、ポリソルベート80、シリコーン樹脂、カルナウバロウ、タルク、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸ナトリウム
香料、プロピレングリコール
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- ウシ又はブタたん白質に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 消化異常症状の改善
- 通常、成人1回1錠を1日3回食後直ちに経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- 各酵素は活性pH域でそれぞれの基質に対し作用する。
★リンクテーブル★
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104G026]←[国試_104]→[104G028]
[★]
- 急性膵炎の重症度判定基準の予後因子に含まれるのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D013]←[国試_114]→[114D015]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [099D099]←[国試_099]→[099D101]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104I020]←[国試_104]→[104I022]
[★]
[★]
ウイキョウ末、ウルソデオキシコール酸、カンゾウ末、ケイヒ末、ケイ酸マグネシウム、ゲンチアナ末、サンショウ末、ジアスターゼ、ショウキョウ末、チョウジ末、リパーゼ、炭酸水素ナトリウム、沈降炭酸カルシウム
- 関
- 健胃消化剤
[★]
- 英
- pancreatic lipase
- 同
- ステアプシン steapsin
- 関
- リパーゼ
- 膵リパーゼによる反応は可逆的。
- 分解産物の濃度が高まると反応が停止。
- 至適pH 8.0
- colipaseの存在下複合体を形成し至適pH 6.0となる。また、胆汁酸による酵素活性の抑制を受けない。
[★]
ウイキョウ末、ウルソデオキシコール酸、カンゾウ末、ケイヒ末、ケイ酸マグネシウム、ゲンチアナ末、サンショウ末、ジアスターゼ、ショウキョウ末、チョウジ末、リパーゼ、炭酸水素ナトリウム、沈降炭酸カルシウム
[★]
- 英
- leaking enzyme
- 同
- 遊出酵素
- 関
- 血中酵素検査
非特異的
胆道
肝臓
筋肉
膵臓
[★]
- 英
- hepatic triglyceride lipase, HTGL
[★]
- 英
- lipoprotein lipase
- 関
- リ・タンパク質リパーゼ
- 英
- lipoprotein lipase
- 同
- LPL
[★]
- 英
- lipoprotein lipase LPL
- 同
- 清浄化因子 clearing factor
- 関
- [[]]
-LPL
-LPL
[★]
- 英
- phosphoinositide phospholipase C
- 関
- ホスホリパーゼC
[★]
- 英
- group VI phospholipase A2