- 英
- leaking enzyme
- 同
- 遊出酵素
- 関
- 血中酵素検査
非特異的
胆道
肝臓
筋肉
膵臓
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/02/27 23:44:40」(JST)
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逸脱酵素(いつだつこうそ)とは、本来細胞内で働いている酵素が何らかの理由で血液中に流出したものである。 流出する理由としては、細胞自体の破壊、もしくは細胞膜の透過性亢進などで、多くの場合は組織障害に由来している。
臨床上、逸脱酵素の血中濃度を測定することで臓器がダメージを受けていないかを推測することが可能で、臨床検査の一環として頻繁に行われている。
また、一部の酵素は単に組織障害の指標となるだけでなく、それ自体が全身に障害を与える危険性を持っている。アミラーゼやリパーゼなどの、膵臓から逸脱する消化酵素がその代表である。
主な逸脱酵素
- AST(GOT) - ALT(GPT) - LDH - ALP - γ-GTP
- CK(CPK) - アミラーゼ - リパーゼ
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P3-19-9 早産分娩における臍帯血中逸脱酵素と塩酸リトドリン投与に関する検討(Group 124 早産3,一般演題,公益社団法人日本産科婦人科学会第65回学術講演会)
- 中島 義之,丸田 佳奈,田代 英史,和田 真沙美,千葉 純子,草西 多香子,諸岡 雅子,渡邉 悠久美,坂井 昌人,正岡 直樹
- 日本産科婦人科學會雜誌 65(2), 912, 2013-02-01
- NAID 110009639477
- Lacrosse® NSEで緊急冠動脈形成術を施行した小血管が責任の 急性心筋梗塞の4症例-光干渉断層法による評価-
- 水野 幸一,原田 智雄,三宅 良彦
- Journal of the Japanese Coronary Association, 2013
- … 再灌流し,急性期にステントを留置せずに終了した4症例に対して,約2週間後にCAGを追跡し光干渉断層法(OCT)で責任病変を評価した.年齢は60~79歳,男性2例,女性2例で,4例とも責任病変が回旋枝で,心筋逸脱酵素は早期に最高値に達して合併症は生じなかった.今回使用したLacrosse® NSEのバルーンサイズは2.0~2.5 mmであった.OCTで1症例のみ中膜まで達する解離が認められてステントを留置したが,他の3症例はLacrosse® …
- NAID 130003379679
- Chédiak-Higashi症候群の血球貪食性リンパ組織球症としての臨床像
- 宮前 多佳子,井崎 桜子,生田 孝一郎,横田 俊平,山中 寿
- 日本臨床免疫学会会誌 36(4), 226-232, 2013
- … ,肝脾腫にて入院,当初は末梢血で異型リンパ球増多(後に本疾患特有の巨大顆粒を有するリンパ球と判明)が検出され,ウイルス関連血球貪食症候群が疑われた.しかし,ASTやLDHなど細胞傷害を示す細胞逸脱酵素の変動は軽微で,血管内皮障害と凝固線溶系の破綻も急速進行性ではなく,EBウイルスなど明らかな起因ウイルスは検出されなかった.末梢血スメアで細胞内巨大顆粒を検出し,特異な白銀髪,部分白子症 …
- NAID 130003364183
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- 逸脱酵素はわかりやすいでしょう。肝臓が壊れてAST, ALT。なぜなら肝臓は解糖系と TCAサイクルと蛋白代謝をリンクするこの酵素の頑張りの場だから。でもそれって、肝臓 だけではないよね。どこでもやってる。筋肉なんかもかなり頑張ってるから、筋肉やられ ...
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- 肝酵素、肝臓
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- enzyme, ferment
- 関
- 酵素反応
酵素の分類
- (a)酸化還元酵素(oxydoreductase) EC1:ある物質を酸化したり、還元したりします。脱水素酵素、ペルオキシダーゼなどを含みます。
- (b)転移酵素(transferase) EC2: アミノ基やリン酸基などをある物質から別の物質に転移する酵素です。アミノ基を転移する酵素はアミノトランスフェラーゼと呼ばれます。
- (c)加水分解酵素(hydrolase) EC3:ある物質(基質)に水(H2OのうちHとOH)を加えることにより、2つに分解します。多くの蛋白分解酵素が含まれます。
- (d)リアーゼ(lyase) EC4:ある物質を2つに分解します。
- (e)イソメラーゼ(isomerase) EC5:ある基質を異性体に変換します。
- (f)リガーゼ(ligase) EC6;ATPのエネルギーを使って2つの物質を結合します。
[★]
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- 異常、異常性、回避、収差、出発、脱出、脱出症、逃避、分岐、偏位、偏向、偏差、免れる、迷走、漏れ、発散、逃げる、エスケープ