人血清アルブミン
- 関
- 放射性医薬品、テクネチウム人血清アルブミン(99mTc)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テクネアルブミンキット
組成
添加物
- 塩化スズ(II)二水和物 0.45mg、塩酸 適量、水酸化ナトリウム 適量
- 本剤の成分である「テクネチウム人血清アルブミン(生物由来製品指定成分名)」には人血清アルブミン(採取国:日本、献血)が使用されている。
効能または効果
- RIアンギオカルヂオグラム及び心プールシンチグラムによる心疾患の診断
テクネチウム人血清アルブミン(99mTc)注射液の調製
- 冷蔵庫から本品を取り出し、約5分間放置して室温に戻す。
- 放薬基「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液」1〜9mLを本品バイアルに加える。
- よく振盪して内容物を溶解した後、室温で5分間放置することにより、テクネチウム人血清アルブミン(99mTc)注射液が調製される。
RIアンギオカルヂオグラフィー及び心プールシンチグラフィー
- 上記によって得られたテクネチウム人血清アルブミン(99mTc)注射液370〜740MBqを肘静脈より急速注入し、ディテクターを患者の胸部に指向させたシンチカメラを用いて、注入直後から撮影を始めることにより、RIアンギオカルヂオグラムを得、またRIアンギオカルヂオグラフィー終了後に撮影することにより心プールシンチグラムを得る。
また、同じく上記によって得られたテクネチウム人血清アルブミン(99mTc)注射液185〜370MBqを静注し、ディテクターを患者の胸部に指向させたシンチカメラ及びシンチスキャナーを用いて、注入数分後に撮影することにより心プールシンチグラムを得る。
慎重投与
有効成分に関する理化学的知見
人血清アルブミン
分子量
99mTcの核物理学的特性
物理的半減期
主なγ線エネルギー
減衰表
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- radiopharmaceutical
商品
[★]
- 商
- アシアロシンチ、アルブミナー、アルブミネート、ガンマガード、クリスマシンM、コンコエイト-HT 、コンファクトF、タコシール、テクネMAA、テクネアルブミン、ノバクトM、フィブロガミンP、プールシンチ、ブミネート、ベニロン-I、ベリプラストPコンビ、ボルヒール、メドウェイ、ラングシンチTc-99m、放射性ヨウ化人血清アルブミン
- 関
- ヒト血清アルブミン、アルブミン。アルブミン製剤。血液製剤類
[★]
- 英
- albumin (Z), Alb ALB
- 関
- グロブリン、フィブリノーゲン、血清タンパク分画、アルブミン/グロブリン比, A/G
- (臨床検査)血清アルブミン、(輸血製剤)アルブミン製剤
概念
- 最も多い血漿タンパク質
- 69kDa
- pI=4.9なので、生体内では負に帯電。
- 半減期:15-20日
基準値
- 4.9-5.1g/dl(流れが分かる実践検査マニュアル上巻 p.12)
- HIM.Appendix
- Female : 4.1–5.3 g/dL
- Male : 4.0–5.0 g/L
QB
産生
- 組織:肝臓(hepatocyte)(15g/day)
- 調節:炎症性サイトカインの存在下で産生が抑制される
機能
- PT.234
薬理学
- albumin is a major carrier ofr acidic drugs (GOO.7)
- basic drug→α1-acid glycoprotein
臨床関連