過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)
- 関
- 放射性医薬品、モリブデン酸塩(99Mo)
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Japanese Journal
- 平面電極を用いた分散型無機ELパネルの基本特性(シリコン関連材料の作製と評価)
- 野中 俊宏,浦岡 行治,田口 信義 [他],山本 伸一
- 電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス 111(357), 7-10, 2011-12-09
- 分散型無機EL素子は,塗布型の工程を用いることで低コストの生産が可能である.しかし,発光に高電圧駆動を要するなど,様々な課題を有する.本研究室では,くし型の電極をガラス基板に成膜し,従来の構造では実現不可能であった電界強度を実現した.蛍光粒子の蛍光スペクトルを観察した結果,490nmの蛍光強度を示した.断面SEM像から蛍光粒子がくし型電極上に分散している様子が観察された.ガラス基板側から観察した場 …
- NAID 110009466974
- ZnS系無機EL蛍光体の発光特性に対する高圧水蒸気熱処理の効果(シリコン関連材料の作製と評価)
- 紺谷 拓哉,谷口 真央,堀田 昌宏 [他],田口 信義,石河 泰明,浦岡 行治
- 電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス 111(357), 1-5, 2011-12-09
- 硫化亜鉛(ZnS)等のII-VI族半導体材料を用いた分散型無機ELは,照明や次世代ディスプレイへの応用が期待されている.スクリーン印刷で作製される分散型無機ELにおいて,発光層を形成する蛍光体の発光特性が重要となるが,蛍光体表面には発光失活となる欠陥が存在し,低減が課題となっている.そこで,蛍光体に対して高圧水蒸気(HPV)熱処理の効果について検討を行った.特定条件でのHPV熱処理した蛍光体は,大 …
- NAID 110009466973
- 野中 俊宏,浦岡 行治,田口 信義,山本 伸一
- 電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス 111(357), 7-10, 2011-12-09
- NAID 10031112305
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- 99Mo-99mTcジェネレータのメジテックの製品情報。 製品情報TOP > 99 Mo-99m Tcジェネレータ > メジテック ® 脳腫瘍、脳血管障害、甲状腺疾患、唾液腺疾患、異所 性胃粘膜疾患の診断に使用します。 各種標識キットとの組み合わせ ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
メジテック
組成
- 本品は,モリブデン酸塩(99Mo)をガラスカラムに充てんしたアルミナに吸着させ,これに過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液を溶出させるために必要な装置及び不必要な被曝を避けるための十分なしゃへい装置を合わせたものである。本品中のモリブデン-99とテクネチウム-99mが放射平衡にあるとき,本品のカラムに日局生理食塩液を通じることにより,検定日時において,それぞれ表示される量の過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液を溶出することができる(下表のとおり)。
- 本品は次のものから成る。
●ジェネレータユニット(下図) 1個(各包装単位共)
●バイアル入り日局生理食塩液(各包装単位共)
5mL 5バイアル
10mL 5バイアル
●コレクションバイアル(減圧)(各包装単位共)
5mL用 5バイアル
10mL用 5バイアル
●溶出用ニードルガードバイアル(各包装単位共) 1バイアル(溶出液流出ニードル側針カバーに装着済)
●コレクションバイアル用鉛シールド(各包装単位共) 1個(初回のみ送付)
効能または効果
- 脳腫瘍及び脳血管障害の診断
- 甲状腺疾患の診断
- 唾液腺疾患の診断
- 異所性胃粘膜疾患の診断
溶出法
1.溶出操作
- (1)バイアル入り生理食塩液の装着
バイアル入り生理食塩液のゴム栓を日本薬局方消毒用エタノールで拭き,針カバーを取り除いた生理食塩液流入ニードル(A)にしっかりとさしこむ。
(2)コレクションバイアルの装着
1) コレクションバイアルをコレクションバイアル用鉛シールドに入れる。
2) コレクションバイアルのゴム栓を日本薬局方消毒用エタノールで拭き,針カバーを取り除いた溶出液流出ニードル(B)にさしこむ。
以上の操作により溶出が始まり,30〜90秒で溶出は完了する。
溶出後は,速やかに次の処置をしておく。
2.溶出後の処置
- 溶出用ニードルガードバイアルのゴム栓(溶出液流出ニードル側針カバーの中央のゴム栓)を日本薬局方消毒用エタノールで拭き,コレクションバイアルをはずして溶出液流出ニードルにさしこむ。
注意:空になった生理食塩液のバイアルは,次回の溶出まで取りはずさない。
3.再溶出
- 空の生理食塩液のバイアルをはずし,新しいバイアル入り生理食塩液のゴム栓を日本薬局方消毒用エタノールで拭き,生理食塩液流入ニードルにさしこむ。その後,溶出用ニードルガードバイアル(溶出液流出ニードル側針カバー)をはずし,前述の「1.溶出操作(2)」と同様にして溶出する。
投与法
1.脳シンチグラフィ
- 通常,成人には74〜740MBqを静注し,静注後10〜30分までに(やむを得ず経口投与の場合は1〜2時間後に)被検部のシンチグラムを得る。
投与量は,年齢,体重により適宜増減する。
2.甲状腺シンチグラフィ/甲状腺摂取率測定
- 通常,成人には74〜370MBqを静注し,静注後被検部のシンチグラムを得る。同時に甲状腺摂取率を測定する場合には,投与量のカウントと被検部のカウントの比から甲状腺摂取率を測定する。また,7.4〜74MBqを静注することにより,甲状腺摂取率のみを測定することもできる。
投与量は,年齢,体重により適宜増減する。
3.唾液腺シンチグラフィ/RIシアログラフィ
- 通常,成人には185〜555MBqを静注し,静注後被検部のシンチグラムを得る。必要に応じ,唾液分泌刺激物による負荷を行い,負荷後のシンチグラムを得る。また,時間放射能曲線を作成することにより,RIシアログラムを得ることもできる。
投与量は,年齢,体重により適宜増減する。
4.異所性胃粘膜シンチグラフィ
- 通常,成人には185〜370MBqを静注し,静注後被検部のシンチグラムを得る。
投与量は,年齢,体重により適宜増減する。
薬効薬理
- 本品から溶出される過テクネチウム酸(99mTcO4-)は,血液−脳関門(blood brain barrier:BBB)を通過しない10)ため,過テクネチウム酸(99mTcO4-)を投与したときの脳シンチグラム像は,健常人では脳実質に放射能の集積がないcold areaとして描出される。しかし,脳腫瘍のようなBBB障害患者ではこれを通過して腫瘍組織に高濃度に集積する11)のでその部分がhot spotとして描出される。また,病巣部における組織血管床の増加,即ち病巣内血液量の増加,腫瘍その他の病的組織内の血管壁の構造と機能の異常による透過性の亢進,病的組織内の細胞外液腔の増大,pinocytosis,carrier transport,passive diffusion,腫瘍などの代謝と関連した能動的なRIの取込み,などの機構で取り込まれると考えられる12)。
その他,本品から溶出される過テクネチウム酸(99mTcO4-)は甲状腺,唾液腺,胃粘膜等にも集積する。
有効成分に関する理化学的知見
1.放射性核種の特性(99mTcとして)
- 物理的半減期:6.01時間
主γ線エネルギー:141keV(89.1%)
2.99Moの壊変及び99mTcの生成
1)99Moの壊変に伴い99mTcが生成する。
2)平衡に達する(99mTcの最高値)。
3)生理食塩液で99mTcのみ溶出される。
4)過渡平衡の状態
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- 99mTc-pertechnetate, 99mTc-TcO4-
- 化
- 99m過テクネチウム酸ナトリウム sodium pertechnetate Tc-99m
- 同
- 99m過テクネチウム酸
- 商
- ウルトラテクネカウ、メジテック、テクネシンチ、テクネゾール
- 関
- 過テクネチウム酸 sodium pertechnetate
- Na99mTcO4
- シンチグラフィ放射性医薬品の標識原料)
- 核医学診断薬
性状
効能又は効果
- メジテック
- 脳腫瘍及び脳血管障害の診断
- 甲状腺疾患の診断
- 唾液腺疾患の診断
- 異所性胃粘膜疾患の診断
薬物動態
- メジテック
- 過テクネチウム酸は静脈内投与後,速やかに血中から消失し,甲状腺,唾液腺及び胃粘膜に特異的に集積する。その後,腎から尿へ及び腸から糞への2つのルートで体外へ排泄される。
- 静脈内投与後1日で約30%が尿中に排泄され,それ以後尿中への排泄はわずかである。一方,その時期から糞中排泄が次第に増えはじめ,投与後8日には投与量の約60%が排泄される3)。
- -1価陰イオンとして振る舞うため、甲状腺の他、唾液腺、胃粘膜、メッケル憩室などに分布する(Cl-, HCO3-を模倣?)
臨床成績
- メジテック
- 本品が有効であるとされている適応症は次のとおりである。
- 脳腫瘍及び脳血管障害(髄膜腫,神経膠芽細胞腫,転移性腫瘍,脳動静脈奇形,硬膜下血腫,他),甲状腺疾患(甲状腺機能亢進症,び漫性甲状腺腫,結節性甲状腺腫,甲状腺腫瘍,他),唾液腺疾患(シェーグレン症候群,唾液腺腫瘍,他),異所性胃粘膜疾患(メッケル憩室,他)
薬効薬理
- メジテック
- 本品から溶出される過テクネチウム酸は,血液-脳関門を通過しない)ため,過テクネチウム酸を投与したときの脳シンチグラム像は,健常人では脳実質に放射能の集積がないcold areaとして描出される。しかし,脳腫瘍のようなBBB障害患者ではこれを通過して腫瘍組織に高濃度に集積するのでその部分がhot spotとして描出される。また,病巣部における組織血管床の増加,即ち病巣内血液量の増加,腫瘍その他の病的組織内の血管壁の構造と機能の異常による透過性の亢進,病的組織内の細胞外液腔の増大,pinocytosis,carrier transport,passive diffusion,腫瘍などの代謝と関連した能動的なRIの取込み,などの機構で取り込まれると考えられる12)。
- その他,本品から溶出される過テクネチウム酸は甲状腺,唾液腺,胃粘膜等にも集積する。
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4300400X1053_1_04/4300400X1053_1_04?view=body
[★]
- 英
- radiopharmaceutical
商品
[★]
99mTc-過テクネチウム酸
- 商
- ウルトラテクネカウ、スズコロイドTc-99m、テクネシンチ、テクネゾール、メジテック