- 関
- 放射性医薬品
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
インジウムDTPA(111In)注
組成
- 本剤は,水性の注射剤で,インジウム-111をジエチレントリアミン五酢酸インジウムの形で含む。
1mL中
ジエチレントリアミン五酢酸インジウム(111In)(検定日時において) 37MBq
- ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA) 51.6μg
添加物
添加物
添加物
禁忌
(1) 頭蓋内圧が著明な亢進を示しており,乳頭浮腫が認められる患者
(2) 後頭蓋窩の腫瘍が疑われる患者(乳頭浮腫の有無にかかわらず)
[いずれも,脳ヘルニアを起こすおそれがある。]
効能または効果
脳脊髄液腔シンチグラムによる脳脊髄液腔病変の診断
- 通常,成人にはインジウム-111として18.5〜37MBqを脳脊髄液腔内に投与し,シンチカメラ又はシンチスキャンナにより,経時的にシンチグラムをとる。
なお,年齢,体重により適宜増減する。
慎重投与
- (1) 感染症を有する患者
- (2) 穿刺部位に湿疹・かぶれ・床ずれなどを有する患者
- (3) 極度に細菌感染抵抗性の低下していると思われる患者
- [いずれも,穿刺部位からの細菌感染のおそれがある。]
薬効薬理
- 脳脊髄液は,その大部分が脳室系の脈絡叢から絶えず分泌され,脳室内を循環した後,Magendie孔及びLuschka孔より流出してくも膜絨毛から吸収され,脳静脈洞に還流する。
脳脊髄液と生理的に類似した本剤をくも膜下腔に注入すると,生理的な脳脊髄液の流れに従い循環し吸収されるため1),本剤を用いることにより,脳脊髄液の動態,脊髄くも膜下腔の形態を経時的に観察することができる。
有効成分に関する理化学的知見
1.放射性核種の特性(111Inとして)
- 物理的半減期:2.805日
主γ線エネルギー:171keV(90.2%),245keV(94.0%)
★リンクテーブル★
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- 英
- radiopharmaceutical
商品
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- 英
- indium、In
- 商
- インジウム(111In)オキシン、インジウムDTPA(111In)、ゼヴァリンインジウム(111In)、塩化インジウム(111In)
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ジエチレントリアミン五酢酸 diethylenetriamine pentaacetic acid