インターフェロンα
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Japanese Journal
- セロタイプ2型のC型慢性肝炎に対するPEG-IFNα-2a単独療法の有効性に関する検討
- 部分的脾動脈塞栓術後にペグインターフェロン・リバビリン併用療法を施行し,ウイルス学的著効が得られたC型肝硬変3例
- 椎名 啓介,長沼 篤,高草木 智史,竝川 昌司,田原 博貴,湯浅 和久,丸田 栄,吉田 カツ江,小島 明,高木 均
- 肝臓 52(1), 26-35, 2011
- … 部分的脾動脈塞栓術(partial splenic embolization:PSE)後にペグインターフェロン・リバビリン(PEG-IFNα2b/RBV)併用療法を施行し,ウイルス学的著効(sustained virological response:SVR)が得られたC型肝硬変3例を経験した.全症例において経過中に肝細胞癌の合併を認め,ラジオ波(radiofrequency ablation:RFA)による治療を行った.2例は無再発生存中であるが,1例は門脈腫瘍栓を合併し,急速な癌の進展により死亡した.C型肝硬変 …
- NAID 130000445322
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- ... + + | インターフェロン-α |オーアイエフ(大塚) | | |IFNαモチダ ...
- 2 日経バイオ年鑑2012 日経バイオ年鑑2012 3 医薬・診断・医療機器 にもたらした。週1回投与という患者の利便性 も評価された。 03年10月に中外製薬は,我が国初となる PEG‒IFNα‒2a「ペガシス」の承認を取得した。その売り上げは ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- interferon-α interferon-alpha interferon alfa IFN-α
- 同
- インターフェロンアルファ、インターフェロン-α, αインターフェロン α-interferon alpha-interferon
- 商
- スミフェロン(インターフェロンアルファ(NAMALWA))、オーアイエフ(インターフェロン アルファ(BALL-1))
- 関
- インターフェロン、インターフェロンアルファコン-1(アドバフェロン)、インターフェロンα-2a、インターフェロンα-2b
- 白血球やリンパ芽球が産生する抗ウイルス性タンパク質
適応
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インターフェロン-α
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- 英
- interferon interferons IFN
- 商
- オーアイエフ、IFNβモチダ、アドバフェロン、アボネックス、イムノマックス-γ、イントロンA、スミフェロン、フエロン、ベタフェロン、ペガシス、ペグイントロン
概念
- サイトカインの一種で抗ウイルス作用、免疫修飾作用、抗増殖活性を有する。(GOO.1261)
種類
- ウイルスに感染して誘導され、強い抗ウイルス作用を有する
- 非ウイルス誘導性
表(SMB.426)
各インターフェロンについて
- GOO.1261
- ウイルス感染に対する非特異的な初期防御に関わる
- 意義:ウイルス感染に対する非特異的な初期防御に関わる
- 産生細胞:ほとんど全ての細胞
- 産生のトリガー:二本鎖RNA、ある種のサイトカイン(IL-1, IL-2, TNF)
- 作用:抗ウイルス作用、抗増殖作用:(1) リンパ球、NK細胞、およびマクロファージの細胞障害作用の亢進、(2) MHC class Iの発現の亢進作用 ← 抗ウイルス活性
- 意義:マクロファージの活性化
- 産生細胞:T細胞、NK細胞、マクロファージのみ!
- 産生のトリガー:抗原刺激、mitogen、特定のサイトカイン
- 作用:抗ウイルス作用は弱い。強力な免疫調整作用:(1) マクロファージの強力な活性化、(2) MHC class IIの発現の亢進、(3) 局所炎症反応の仲介(madiation)
インターフェロンの抗ウイルス作用
- インターフェロンをシグナルとして受け取った細胞は以下の物質を産生して抗ウイルス作用を発揮する。
適応
副作用