- 関
- 1型糖尿病、Cペプチド、インスリン、インスリン非依存状態
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インスリン依存状態
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インスリン非依存状態
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特徴
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インスリンが絶対的に欠乏し、生命維持のためにインスリン治療が不可欠
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インスリンの絶対的欠乏はないが、相対的に不足している状態。生命維持のためにインスリン治療は必要ではないが、血糖コントロールを目的としてインスリン治療が選択される場合がある。
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検査
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血糖値
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高い、不安定
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安定
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ケトン体
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著増する
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わずかに増加
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治療
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1. 強化インスリン療法 2. 食事療法 3. 運動療法
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1. 食事療法 2. 運動療法 3. 経口薬,インスリン療法
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インスリン分泌能
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空腹時血清CPR 0.5ng/ml以下
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空腹時血清CPR 1.0ng/ml以下
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 1型糖尿病診断法 : 概論 (最新臨床糖尿病学(上)糖尿病学の最新動向) -- (糖尿病の検査・診断法)
- 〈症例〉腫瘤形成性膵炎を合併しインスリン導入後に抗GAD抗体陽性化した糖尿病の1例
- 野口 周也,田中 陽一,大野 恭裕,辻 直子
- 近畿大学医学雑誌 36(1), 33-37, 2011-3
- … 再入院.抗GAD抗体陽性化し内因性インスリン分泌能の低下を認めたがインスリンの増量なく改善した.2ケ月後,更にコントロール悪化し再度入院.抗GAD抗体価は上昇し,グルカゴン負荷テストにてインスリン依存状態であった.本症例では1型糖尿病の疾患感受性HLAクラスIIハプロタイプ(DRB1*0405 -DQB1*0401,DRB1*0901-DQB1*0303 )を有しており,膵炎合併やインスリン注射により膵島自己免疫が惹起され1型糖尿病に移行 …
- NAID 120003002906
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- glucagon stimulation test
- 同
- グルカゴン試験 glucagon test?
- 同
- IRG?
- 関
- グルカゴン
目的
方法
- 1. 血圧の増加、血中アドレナリンの増加 → 増加すれば陽性 → 褐色細胞腫
- 2. インスリンの上昇 → 過剰に上昇すれば陽性 → インスリノーマ
目的別の評価方法
糖尿病患者におけるインスリン分泌能の評価
- DMR.179
- 早朝空腹時にグルカゴン1mgを静注
- 静注前、静注5,6分後に採血し、血糖と血中CPRを評価。
- グルカゴン静注前後のCPR値の変化が1.0以下の場合には、残存膵β細胞機能が非常に低下していることになる。
- 空腹時、血中CPRが0.5ng/ml以下であればインスリン依存状態、1.0ng/ml以上であればインスリン非依存状態
[★]
- 英
- insulin (Z)
- 同
- immunoreactive insulin IRI ← ELISAを利用して定量されるインスリン(臨床検査医学)
- 関
- インスリン製剤、インスリン受容体
- レギュラーインスリン、1型インスリン
分類
性状
産生組織
- プレプロインスリンの生合成@粗面小胞体 → プレプロインスリン -(切断@小胞体)→ プロインスリンはゴルジ体に輸送 -(切断@ゴルジ体小胞体)→ インスリン
標的組織
作用
- 全般的な傾向として、同化作用↑、異化作用↓(糖新生↓)
-
- 肝臓・筋肉でNa-Kポンプを活性化(PT. 482)。Na/H交換体、Na-K-2Cl共輸送体、Na/K-ATPaseを活性化。
- 高カリウム血症の治療にはインスリン&グルコースの投与
- 肝細胞でグリコーゲン合成↑
- アミノ酸取り込み↑→タンパク質合成↑
- 脂肪合成↑
- 脂肪分解↓
分泌の調節
-
- 細胞外K濃度↑→膵臓β細胞脱分極→インスリン分泌↑
-
- 細胞外K濃度↓→膵臓β細胞再分極→インスリン分泌↓
分泌機構
- 1. グルコース→解糖系→ATP↑→KATP閉鎖→脱分極→VDCC解放→[Ca2+]i↑→インスリン開口分泌*2a. ペプチドホルモン→Gsα活性化→AC↑→cAMP↑→PKA↑→インスリン開口分泌
- 2b. ノルアドレナリン→Giα活性化→AC↓→cAMP↓→PKA↓→インスリン分泌抑制
- 3. アセチルコリン→PLC活性化→
→IP3↑→[Ca2+]i↑→インスリン開口分泌
→DAG↑→PKC活性化→インスリン開口分泌
作用機序
臨床関連
- インスリン作用不足による代謝障害
- 血漿中:ブドウ糖↑、アミノ酸↑、遊離脂肪酸↑、ケトン体↑
- →インスリン抵抗性
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- dependence
- 関
- 薬物依存、麻薬中毒
依存の3要素
- 1. 身体依存:精神作用物質が長時間体内にあり、効果を発現し続ける結果、生体がその物質に適応して正常に近い機能を営むようになった状態。身体依存が生じる薬物は抑制性の薬物で、離脱症状は興奮性となる
- 2. 精神依存:精神作用物質を使用したいというしばしば強く、時には抵抗できない欲求
- 3. 耐性 :精神作用物質の効果が長期の摂取のために減弱し、初期の効果を得るためにより大量の摂取が必要となった状態
[★]
- 英
- state、condition、status、position、situation
- 関
- 言う、位置、局面、状況、条件、立場、述べる、州、体位、ポジション、地位、様子