- 英
- C-peptide、connecting peptide
- 同
- C-ペプチド
- 関
- インスリン
http://www.crc-group.co.jp/crc/q_and_a/127.html
糖尿病患者ではインスリン分泌能の指標となり、24時間尿中CPRが20μg/日以下、または空腹時血中CPRが0.5ng/mL以下であれば、インスリン分泌が高度に低下した状態(インスリン依存状態)と考えられ、インスリン治療が必要とされます。
さらに、2型糖尿病患者において治療法を選択する上で、早朝空腹時のCPRインデックス(CPI)が有用な指標として使用されています。
CPI=血中CPR÷血糖値×100
CPIが1.2以上の場合、食事・経口薬治療で、0.8未満の場合、インスリン治療で良好な血糖コントロールが得られると報告されています。
ただし、CPRの大部分は腎において代謝・排泄されるため、腎機能障害では血中CPRが高値に、尿中CPRが低値に傾くので注意を要します。また、24時間尿中CPR排泄量では正確な蓄尿と、日差間のバラツキがあるため連続3日間の測定が重要です。
WordNet
- the 3rd letter of the Roman alphabet (同)c
- (music) the keynote of the scale of C major
- a general-purpose programing language closely associated with the UNIX operating system
PrepTutorEJDIC
- carbonの化学記号
- cesiumの化学記号
- cadmiumの化学記号
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 低血糖発作を来した肝原発solitary fibrous tumorの1例
- 土屋 勝,大塚 由一郎,田村 晃,久保木 幸司,羽鳥 努,金子 弘真
- 日本消化器外科学会雑誌 43(9), 923-928, 2010-09-01
- 症例は52歳の女性で,意識消失発作にて入院した.下腹部に弾性軟で表面平滑な腫瘤を触知したが圧痛や腹膜刺激症状はなかった.血糖値は22mg/dl,ブドウ糖点滴にて意識障害は改善した.腫瘍マーカーは正常.内分泌学検査は血中インスリンとC-ペプチドは低値,IGF-IやIGF-IIは基準値内だった.腹部CTで腹腔内を占拠する巨大な腫瘍を認め,原因不明の低血糖症状をともなう巨大な腹部腫瘍の診断にて手術を施行 …
- NAID 110007701023
- 60歳以上で診断された高齢1型糖尿病の3例 : 高齢糖尿病患者における1型糖尿病の見逃しについて
Related Links
- インスリンが合成される前段階の物質(プロインスリン)が分解されるときに発生する物質です。血中や尿中のC-ペプチドを測定すると、インスリンがどの程度膵臓から分泌されているのかが把握できます。
- インスリン治療を行っている糖尿病の患者さんがインスリンを検査すると、注射したインスリン(外因性)も含めて測定されてしまいますが、Cペプチドを検査すれば、自分の体でつくられたインスリン(内因性)のみを推定することが ...
★リンクテーブル★
[★]
- 32歳の女性。病院の薬剤師。夕方に職場で急に倒れて外来の処置室に搬入された。2年前からBasedow病で内服治療中であり1週前のFT4値は基準範囲内、体重もBasedow病の発症前より増えていた。本日も昼過ぎまでは元気に働いていた。身長 158cm、体重 62kg。体温 36.2℃。脈拍 104/分、整。血圧 138/64mmHg。呼吸数 14/分。呼びかけに反応しない。甲状腺腫を触知しない。全身に発汗が著明である。胸腹部に異常を認めない。血糖簡易測定で測定感度以下だったため、インスリン測定用の血液を採取してからブドウ糖を静注したところ覚醒した。
- 鑑別診断を進める上で、採取した検体で追加して測定すべき項目はどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109A056]←[国試_109]→[109A058]
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [097H059]←[国試_097]→[097H061]
[★]
- 英
- fulminant type 1 diabetes mellitus
- 同
- 劇症型1型糖尿病
- 関
- 1型糖尿病、糖尿病
概念
- 特発性1型糖尿病の亜型とされ、何らかの原因により膵臓のβ細胞が急激に破壊され、インスリン欠乏に基づく高血糖・ケトアシドーシスをきたす疾患
疫学
- 参考1
病因
- 詳細は不明
- 感受性を有する人にウイルス感染を契機として抗ウイルス免疫が惹起されて膵β細胞が破壊されることが原因と考えられている。(参考1)
診断基準
- 参考2
- 劇症1型糖尿病診断基準(2004)
- 下記1~3のすべての項目を満たすものを劇症1型糖尿病と診断する。
- 1. 糖尿病症状発現後1週間前後以内でケトーシスあるいはケトアシドーシスに陥る(初診時尿ケトン体陽性、血中ケトン体上昇のいずれかを認める。 ← インスリン欠乏によるケトン体産生亢進
- 2. 初診時の(随時)血糖値が288mg/dl(16.0mmol/l)以上であり、かつHbA1c値<8.5%である。 ← 急性経過の高血糖 ・・・NGSPでは8.9%
- 3. 発症時の尿中Cペプチド<10μg/day、または、空腹時血清Cペプチド<0.3ng/mlかつグルカゴン負荷後(または食後2時間)血清Cペプチド<0.5ng/mlである。 ← インスリン分泌能の廃絶
- 参考所見
- A) 原則としてGAD抗体などの膵島関連自己抗体は陰性である。
- B) ケトーシスと診断されるまで原則として1週間以内であるが、1~2週間の症例も存在する。
- C) 約98%の症例で発症時に何らかの血中膵外分泌酵素(アミラーゼ、リパーゼ、エラスターゼ1など)が上昇している。
- D) 約70%の症例で前駆症状として上気道炎症状(発熱、咽頭痛など)、消化器症状(上腹部痛、悪心・嘔吐など)を認める。
- E) 妊娠に関連して発症することがある。
症状
- 高血糖による症状(口渇、多飲、多尿)
- 上気道症状(発熱、咽頭痛、咳嗽)
- ケトアシドーシスによる症状:全身倦怠感、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛)
その他
参考
- http://www.nanbyou.or.jp/entry/720
- 2. 糖尿病48(suppl1) :A1-A13, 2005
- 3.
- http://www.jds.or.jp/modules/study/index.php?content_id=4
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110008506978
[★]
- 同
- スルフォニル尿酸系薬、SU剤、スルホニル尿素系血糖降下薬
- 関
- 糖尿病治療薬、薬理学
分類
スルホンアミド系薬
作用機序
- GOO.1634
- ATP感受性KチャネルのSUR1サブユニットに結合し、チャネルを阻害する。膜が脱分極し、電位依存性Ca2+チャネルが開口する。
薬理作用
動態
適応
- 以下の全てを満たす場合
- 1. NIDDM
- 2. 高度の肥満がない
- 3. 食事療法、運動療法で満足な血糖コントロールが得られない
- 4. 膵インスリン分解能をある程度保持 (尿中Cペプチド>20μg/day)
- 5. 低血糖を理解し対応できる
- 6. 妊婦ではない
注意
禁忌
- 1. IDDM
- 2. 重篤な感染症を繰り返す場合
- 3. 大きな外科手術を受ける場合
- 4. 高度の肝・腎障害がある場合
- 5. 妊婦
- 6. アレルギーなど副作用の発現を満たすもの
[★]
- 関
- 1型糖尿病、Cペプチド、インスリン、インスリン非依存状態
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インスリン依存状態
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インスリン非依存状態
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特徴
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インスリンが絶対的に欠乏し、生命維持のためにインスリン治療が不可欠
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インスリンの絶対的欠乏はないが、相対的に不足している状態。生命維持のためにインスリン治療は必要ではないが、血糖コントロールを目的としてインスリン治療が選択される場合がある。
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検査
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血糖値
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高い、不安定
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安定
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ケトン体
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著増する
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わずかに増加
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治療
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1. 強化インスリン療法 2. 食事療法 3. 運動療法
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1. 食事療法 2. 運動療法 3. 経口薬,インスリン療法
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インスリン分泌能
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空腹時血清CPR 0.5ng/ml以下
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空腹時血清CPR 1.0ng/ml以下
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- 英
- C-peptide inhibition test
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セシウム, caesium, cesium
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カドミウム
- 関
- cadmium
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