- 全身または部分的に身体が異常に成長する症候群。先天性であり、多くは出生児に認められる。ゲノム刷り込みとの関連が指摘されている。また、これらの症候群の多くでは発癌リスクが増大する。
- 神経線維腫症 neurofibromatosis
- ソトス症候群 Sotos syndrome
- ベックウィズ・ヴィーデマン症候群 Beckwith-Wiedemann syndrome
- シンプソン・ゴラビ・ベーメル症候群 Simpson-Golabi-Behmel syndrome
- ウィーバー症候群 Weaver's syndrome Weaver syndrome
- プロテウス症候群 Proteus syndrome
- スタージ・ウェーバー症候群 Sturge-Weber syndrome
- 脆弱X染色体症候群 fragile X syndrome
- 片側肥大症候群 hemihyperplasia syndrome HHS
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 高身長や異常に急激な成長がみられる小児 the child with tall stature and or abnormally rapid growth
- 2. 小児における成長ホルモン欠乏症の治療 treatment of growth hormone deficiency in children
- 3. 低身長の原因 causes of short stature
- 4. 成長ホルモン不感受性症候群 growth hormone insensitivity syndromes
- 5. 慢性腎疾患を有する小児における成長障害の予防およびマネージメント prevention and management of growth failure in children with chronic kidney disease
Japanese Journal
- 知っておきたい用語の解説 過成長症候群
- 小崎 健次郎
- 小児科臨床 62(10), 2185-2187, 2009-10
- NAID 40016731360
- 過成長症候群と Suppressor of cytokine signaling-2 (SOCS-2)
- 本村 克明,木下 英一
- ホルモンと臨牀 52, 153-157, 2004-12-30
- NAID 10014248446
- 過成長症候群におけるゲノム不活化の異常
- 松本 正,木下 英一,近藤 達郎,辻 芳郎,塚原 正人
- ホルモンと臨牀 44(9), 39-42, 1996-09-01
- NAID 10007093276
Related Pictures
★リンクテーブル★
| リンク元 | 「片側肥大症候群」 |
| 関連記事 | 「症候群」「成長」「群」「症候」「過成長」 |
「片側肥大症候群」
「症候群」
- 英
- syndrome, symptom-complex
- 同
- 症状群
- 関
- [[]]
- 成因や病理学的所見からではなく、複数の症候の組み合わせによって診断される診断名あるいは疾患。
内分泌
先天的代謝異常
- レッシュ・ナイハン症候群 レッシュ-ナイハン症候群 Lesch-Nyhan症候群：HGPRTの欠損により尿酸が蓄積するX染色体連鎖劣性遺伝疾患であり、痙性麻痺、不随意運動、知的障害、自傷行為が見られる。(QB.D-233)
高プロラクチン血症
- 分娩後の視床下部障害によるプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制のため、高プロラクチン血症を呈する。
- 分娩に関係なくプロラクチン分泌抑制因子の分泌抑制をきたし、高プロラクチン血症を呈する。
性腺機能低下
- 嗅覚の低下・脱出、低ゴナドトロピン性性腺機能低下症
- Bardet-Biedl症候群 バルデー・ビードル症候群 バルデ-ビードル症候群
- Laurence-Moon-Bardet-Biedl症候群 ローレンス-ムーン-バルデ-ビードル症候群
- Laurence-Moon-Biedl症候群 ローレンス・ムーン・ビードル症候群
- 肥満、網膜色素変性症、知能低下、低ゴナドトロピン性性器発育不全、多指症、低身長
性早熟
- 思春期早発症、多発性線維性骨異形成症、皮膚色素沈着
- Sheehan症候群 シーハン症候群：汎下垂体機能低下症。
- 女性型の肥満、性器の発育障害の2主徴を示し、視床下部に器質的障害をもつ疾患群。
脳神経外科・神経内科
- Wallenberg症候群 ワレンベルグ症候群：椎骨動脈、後下小脳動脈の血栓塞栓症などで生じる。頚部より下位で温度覚の障害が健側に出現するのに対し、頚部より上位では障害側に温度覚の障害が出現する。
「成長」
身長・体重、頭囲、胸囲
| 身長(cm) | 体重(kg) | 頭囲(cm) | 胸囲(cm) | |||
| 生下時 | 50 | 3 | (ｘ2) | 33 | 32 | |
| 3ヶ月 | 60 | 6 | ||||
| 6ヶ月 | 70 | 8 | ||||
| 1歳 | 75 | (ｘ1.5) | 9 | (ｘ3) | 45 | 45 |
| 2歳 | (ｘ4) | |||||
| 3歳 | 94 | 14 | 49 | 50 | ||
| 4歳 | (ｘ2) | (ｘ5) | ||||
| 5歳 | (ｘ6) | |||||
ホルモン
検査値
- 抗体価
- 1歳でIgMは成人と同程度
- MAGE → IgM, IgA, IgG, IgEの順に成人値と同じレベルとなる。
「群」
「症候」
- 英
- symptom and sign
- 関
- 症状, 徴候 兆候
「過成長」
- 英
- overgrowth
- 関
- 異常増殖
- 同
- overgrowth