- 英
- persistent pulmonary hypertension
- 関
- 遷延性肺高血圧
- 同
- 胎児循環遺残
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 総肺静脈還流異常症・部分肺静脈還流異常症 (特集 小児科エコー活用術) -- (心臓)
- 症例報告 当科で経験したびまん性絨毛膜羊膜ヘモジデリン沈着症の3例
Related Links
- 2010年11月2日 ... 出生直後から肺動脈の血管抵抗が下がらずに、重篤な肺高血圧が持続する病態である 。呼吸を開始していない胎児の循環動態と同様のため、以前は胎児循環遺残persistent fetal circulation PFCと呼ばれていた。
- 2011年3月15日 ... 新生児遷延性肺高血圧症(PPHN). persistent pulmonary hypertension of the newborn. ○ 概念. 胎児期あるいは出生後の低酸素血症に伴い、肺動脈の平滑筋の 肥厚や攣縮によって、出生後も高い肺血管抵抗が持続し、その結果動脈 ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- persistent pulmonary hypertension
- 関
- 遷延性肺高血圧症
[★]
- 英
- persistent pulmonary hypertension of newborn, persistent pulmonary hypertension of the newborn persistent pulmonary hypertension in the neonate PPHN
- 同
- 胎児循環残存症候群 胎児循環遺残症 persistent fetal circulation syndrome PFCS、胎児循環残存 persistent fetal circulation PFC
- 新生児遷延性肺高血圧、新生児持続性肺高血圧症
[show details]
概念
- 出生後、肺動脈拡張不全に基づく肺高血圧、および動脈管と卵円孔を介する右左シャントによりチアノーゼを呈する疾患。(SPE.107)
- 肺動脈拡張不全の原因として低酸素血症やアシドーシスがある。
- 以前は胎児循環遺残症と呼ばれていたが使われなくなった。(SPE.107)
病因
- 横隔膜ヘルニア、新生児仮死、胎便吸引症候群、呼吸窮迫症候群、肺低形成
[★]
- 英
- blood pressure, BP
- 同
- 動脈圧 arterial pressure AP
- 関
- 血圧測定
成人の血圧
- 至適血圧:<120mmHg かつ <80mmHg
- 正常血圧:130mmHg かつ 85mmHg
- 正常高値血圧:130~139mmHg または 85~89mmHg
- I度高血圧(軽症):140~159mmHg または 90~99mmHg
- II度高血圧(中等症):160~179mmHg または 100~109mmHg
- III度高血圧(重症):≧180mmHg または ≧110mmHg
- 収縮期高血圧:≧140mmHg かつ <90mmHg
糖尿病性腎症
- 管理目標: 130/80 mmHg
- 尿蛋白1g/日以上:125/75 mmHg
冠血管と血圧
- In the normal state, autoregulatory mechanisms adjust coronary tone tomatch myocardial oxygen supply with oxygen requirements. In the absence of obstructive coronary disease, thesemechanisms maintain fairly constant rate of coronary flow, as long as the aortic perfusion pressure is approximately 60 mmHg or greater.
血圧の異常
血圧の上肢における左右差
- 大動脈炎症候群:腕頭動脈、鎖骨下動脈の狭窄・閉塞を生じる
- 動脈硬化:鎖骨下動脈領域の病変があるとき、左右の脈拍差や皮膚温の違いを生じる
血圧の上下肢の差(下肢>上肢)
- 大動脈炎症候群:大動脈弓部が冒されやすいが、鎖骨下動脈が冒された場合に上肢の血圧が低下。
- 解離性大動脈瘤:解離腔に生じた血腫が鎖骨下動脈を圧迫すると、上肢の血圧が低下
- 大動脈閉鎖不全症:Hill徴候
収縮期血圧のみ高い。拡張期血圧は高くない
- 拡張期に動脈血流が減少する病態(血流が体循環に押し出されないか、心収縮力のみ上昇している状態?(体循環の血管抵抗が上がっていない?))
- 脈圧が上昇する
- 1. 大動脈基部の血流が逆流やシャントにより減少する場合
ショック
非侵襲的な血圧測定法による血圧の上肢・下肢の差
- 血圧を測定するために駆血帯で血流を遮断する必要がある。このとき、下肢の動脈の方が深部を走行しているため上肢より強く駆血帯で圧迫する必要がある。強く圧迫を要する分だけ下肢の血圧が高く測定されてしまう。
心血管とその周囲の血圧 YN.C-29
- see also PHD.61
中心静脈
|
|
肺動脈楔入圧
|
4~8
|
8~20
|
右心房
|
左心房
|
1~4
|
8~20
|
右心室
|
左心室
|
8~20
|
120~20
|
肺動脈
|
大動脈
|
8~20
|
120~70
|
臓器移植における脳死判定の除外
- 脳死判定#脳死判定の除外規定、臓器の移植に関する法律施行規則#第二条第四項
- 収縮期血圧が以下で定められる数値未満の場合には脳死判定ができない。
- 1歳未満の者 65
- 1歳以上13歳未満の者 年齢x2+65
- 13歳以上の者 90
国試
[★]
- 英
- pulmonary hypertension, PH
- 関
- 原発性肺高血圧症
定義
- 1. 原発性肺高血圧症:肺動脈平均圧≧25mmHg
- 2. 二次性肺高血圧症:肺動脈平均圧≧20mmHg
- 健常者では、安静臥位にて平均肺動脈圧は15mmHgを超えず,加齢による上昇を考慮しても20mmHg以上にはならない
- 従って、一般には、安静臥位での平均肺動脈圧が25mmHgを超える場合、また、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、特発性間質性肺炎といった肺疾患、睡眠時無呼吸症候群、肺胞低換気症候群では平均肺動脈圧が20mmHgを超える場合に、肺高血圧症と診断される。
病態生理
膠原病に伴う肺合併症
- IMD.722
|
SLE
|
RA
|
PSS
|
PM/DM
|
MCTD
|
SjS
|
肺高血圧症
|
+
|
±
|
+++
|
±
|
+
|
ー
|
- 強皮症が最も高頻度で、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病が次ぐ
検査
- 血液検査:肺高血圧の診断はできないが、重症度の判定、臨床経過の評価、基礎疾患の診断のためには行われる。重症化して、右心負荷や右心不全が生じると、BNPやNT-proBNP、UAが上昇する。また、うっ血肝を来すとトランスアミナーゼの上昇を認めるようになる。
[show details]
- 右室肥大の所見
- II誘導に巨大なP波を認め、右房負荷が示唆される(肺性P)。I,aVFから右軸偏位が示唆される。V1-3?でストレインパターン。V1で若干Rが高い。
ガイドライン
- Guidelines Pulmonary Hypertension JCS2006.pdf
- 肺高血圧症治療ガイドライン(2006年改訂版)
- http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2006_nakano_h.pdf
国試
[★]
- 英
- prolonged、persistent
- 関
- 持続性、持続的、残留性、遺残、遷延
[★]
- 英
- sis, pathy
[★]
- 英
- prolong、prolonged
- 関
- 延ばす、延長、遷延性