胎児循環遺残症
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Japanese Journal
- 新生児期の呼吸障害の鑑別 (周産期医学必須知識 第6版) -- (Part5 新生児 疾患)
- 羊水過少に伴う肺低形成を認め腹膜持続灌流により救命し得た新生児腎不全の1例
- 志水 信彦,里村 憲一
- 日本小児腎臓病学会雑誌 17(1), 15-19, 2004
- … 肺低形成・胎児循環遺残により人工呼吸管理を受け, 日齢3から2本の腹腔カテーテルを留置して腹膜持続灌流を開始した。 …
- NAID 130000077512
Related Links
- 2010年11月2日 ... 概要. 出生直後から肺動脈の血管抵抗が下がらずに、重篤な肺高血圧が持続する病態 である。呼吸を開始していない胎児の循環動態と同様のため、以前は胎児循環遺残 persistent fetal circulation PFCと呼ばれていた。
- 2011年3月15日 ... 以前は胎児循環遺残(PFC; persistent fetal circulation)と呼ばれていた。 ○ 病因と 病態生理. PPHNは、正期産児または過期産児に生じる肺血管系の障害である。 新生児仮死、胎便吸引症候群、低酸素症、低体温などのストレスが誘因 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- persistent pulmonary hypertension
- 関
- 遷延性肺高血圧
- 同
- 胎児循環遺残
[★]
新生児遷延性肺高血圧症
[★]
- 英
- fetus
- 関
- 胎児の発生
成長
- およそのめやすね。正確ではない。(SPE.68)
- 25週: 750g
- 30週:1500g
- 35週:2000g ←だいたい2200gだけど
- 40週:3000g
- 25週から5週間で2倍、30週から10週で2倍
循環器
- 胎児心拍動は妊娠6週で認められ、妊娠7週目では100%確認できる。(G10M.6 QB.P-209)
感覚系
- 妊娠10週ごろから刺激に反応して口、指、趾、目を動かす。(NGY.285)
聴覚
- 妊娠中期には聴覚が発達。(NGY.285)
- 妊娠28-30週(妊娠後期の始め)には音の刺激により心拍数が増加。(QB.P-190)
胎児の成長
- G10M.6改変
妊娠月数 (月)
|
妊娠週数 (週)
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胎児のイベント
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1
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2
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肺胞期に着床(受精後6日後)
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2
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5
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中枢神経系、心臓形成開始
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6
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肺形成開始
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7
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胚形成、胎盤形成開始
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3
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9
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胎児心拍最速(170-180bpm)
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10
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躯幹と四肢の運動が超音波で測定可能
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11
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外陰の性差が決まる(が超音波では分からない)
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4
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12
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排尿が超音波で観察可能、胎便形成開始。
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15
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胎盤完成。呼吸様運動が不規則に観察可能(10週から始まっているが観察は容易ではない)。
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5
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16
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嚥下が超音波で観察可能。 → 胎盤完成以降に羊水量が(急に)増えるが、嚥下が観察可能になるのはこれと関係ある?
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17
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外陰の性差が超音波で観察可能
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18
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胎動を感ずる(18-20週)
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6
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20
|
肺サーファクタント産生開始
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7
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26
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肺の構造完成
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8
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28
|
肺サーファクタント増加
|
9
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34
|
胚が成熟、腎の発生完了
|
国試
[★]
- 英
- remnant
- 発生過程において本来退化すべき組織または器官が、退化せずに残るか、あるいは器官形成期の状態に留まっていること。
[★]
- 英
- fetal circulation
- 同
- 胎児血行
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- circulation、circulate、circulatory
- 関
- 血行、循環性、流通、血行路