- 英
- perception, sensory perception, sense
- 関
WordNet
- detect some circumstance or entity automatically; "This robot can sense the presence of people in the room"; "particle detectors sense ionization"
- the faculty through which the external world is apprehended; "in the dark he had to depend on touch and on his senses of smell and hearing" (同)sensation, sentience, sentiency, sensory faculty
- the meaning of a word or expression; the way in which a word or expression or situation can be interpreted; "the dictionary gave several senses for the word"; "in the best sense charity is really a duty"; "the signifier is linked to the signified" (同)signified
- a general conscious awareness; "a sense of security"; "a sense of happiness"; "a sense of danger"; "a sense of self"
- a natural appreciation or ability; "a keen musical sense"; "a good sense of timing"
- comprehend; "I sensed the real meaning of his letter"
- a state of widespread public excitement and interest; "the news caused a sensation"
- an unelaborated elementary awareness of stimulation; "a sensation of touch" (同)esthesis, aesthesis, sense experience, sense impression, sense datum
- a general feeling of excitement and heightened interest; "anticipation produced in me a sensation somewhere between hope and fear"
- a way of conceiving something; "Luther had a new perception of the Bible"
- knowledge gained by perceiving; "a man admired for the depth of his perception"
- the process of perceiving
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉(五感による)『感覚』;(…の)感覚《+『of』+『名』》 / 〈U〉《しばしばa~》(…の)『感じ』,気持ち《+『of』+『名』》 / 〈U〉《a~,one's~》(…の)『理解』(『認識』)『力』,観念,センス《+『of』+『名』》 / 《one's senses》正常な感覚,正気 / 〈C〉《しばしば冠詩をつけないで》分別,良識 / 〈C〉(行動・発言・文などの)意義,意味(meaning)《+of(in)+名(do『ing』)》 / 〈U〉(…の)(全体的な)意向,動向《+『of』+『名』》 / …‘を'感ずる,‘に'気づく
- 〈U〉〈C〉(五感による)『感覚』,知覚 / 〈C〉(¨の)感じ,気持ち / 〈C〉〈U〉大評判,センセーション;大評判になった人(物,事)
- (五感で)(…に)『気付くこと』,知覚,(…を)『知覚する力』《+『of』+『名』》
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/07/07 03:04:26」(JST)
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知覚(ちかく, 英:Perception)とは、動物が外界からの刺激を感じ取り、意味づけすることである。 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、体性感覚、平衡感覚などの感覚情報をもとに、「熱い」「重い」「固い」などという自覚的な体験として再構成する処理であると言える。
目次
- 1 歴史
- 2 哲学における知覚
- 3 心理学における知覚
- 4 脚注
- 5 参考文献
- 6 関連項目
- 7 外部リンク
歴史
哲学における知覚
カントの純粋理性批判の先験的感性論によれば、時間と空間は主観から完全に演繹できる。 なぜならば時間と空間を取り去って物を考える事は不可能であるから、それらは認識の形式として予め備わっているものであり、 つまり経験より先に与えられている。むしろ、時間と空間の形式によって、初めて経験が可能になる。 単なる感覚は時間と空間の形式に整理・統合され、それにより客観が発生する。
以上の理論を受け継いだショーペンハウアーはこれを更に吟味し明確にした。 彼によると主観と客観が生じるのは脳の機能によるもので、 例えば2つの眼で見ている画像は二重に見えず統合され、我々に立体として与えられる。 手で物を触った刺激を整理統合して立体を形成するのも脳の働きである。 このことは、指を交差させ間にペンなどを触れさせると2つに感じる錯覚(アリストテレスの錯覚)からも確認できる。 つまり客観として我々に与えられる世界は、既に脳を経由し、時間と空間の形式に統合されたものである。
この過程は概念による抽象的推論は全く含まない。 なぜなら犬や猫といった動物も知覚を持つことは明らかだからである。
むしろ人間を含む動物の知覚は、因果性を無意識に(つまり、抽象的推論ではなしに)適用することで成立する。 例えば我々の網膜に様々な像が現れ、鼓膜も振動するが、このような器官に起きる変化だけでは 「それが外部(客観)によって生まれた刺激である」と認識することは不可能である。というのも、目や耳それ自体は単に刺激を感受するだけで、 その刺激を肉体の外部(つまり空間)に存在するもの(客観)から発生した刺激であるというように「推測する」機能は持っていないからである。
ゆえに、我々に現れる客観は、既に因果性の適用を受けて成立している。 因果性はむしろ、時間や空間と同様、我々に客観を成立せしめる条件として脳に備わっている機能であると考えられる。 というのも、時間や空間と同じく、因果性もそれ自体が物事の説明の形式であり、何かを理解するということも結局は因果関係において理解するということに他ならないからである。
心理学における知覚
大脳における知覚のメカニズム
- 体性感覚情報はまず刺激対側の中心後回(一次感覚野)に達し、その後両側の頭頂弁蓋部(二次感覚野)に伝えられる。
- 聴覚情報は主に刺激対側の側頭葉上面の一次聴覚野、その後その周囲の二次聴覚野に伝達される。
- 聴覚、体性感覚とも一次から二次皮質に進むに従い、高次な処理が行われるようである。
- 視覚情報は後頭葉の一次視覚野にまず達し、順次前方に向かって情報が伝達され様々な処理がなされていく。
- 視覚、体性感覚、聴覚皮質に囲まれた・あるいは重複する場所に位置する頭頂葉は、それらの情報を統合する(「異種感覚情報の統合」)働きを有している。例えば「机の上にあるコップに手を伸ばして掴む」という一見単純な動作にも、表在感覚や深部覚を含む体性感覚、視覚、さらに運動出力情報を複雑な統合が必要であるが、頭頂葉の障害でこのような動作がスムーズにできなくなる(このような症状は失行と呼ばれる)。
知覚における運動の役割
ただし、知覚を実現しているのは感覚情報だけではない。例えば、「重い」という知覚を感じ取るためには皮膚からの強い圧覚、筋紡錘や関節からの深部覚フィードバックとともに、それに拮抗して筋力を収縮させているという運動出力の情報も必要となっている。
このように能動的に運動することも情報として使用することによる物体の認識は「アクティブ・タッチ」とよばれている。
知覚から認知へ
知覚をもとにして、さらに「これは犬である」などと解釈する処理などが認知である。
脚注
参考文献
関連項目
- 錯覚
- 神経心理学
- 認知心理学
- 認知科学
- ゲシュタルト心理学
- エドウィン・ボーリング
- 生態心理学
外部リンク
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Japanese Journal
- しみ・痛みからの解放! 歯にやさしい知覚過敏抑制材「MSコートHysブロックジェル」 (特集 楽しく! ラクに! むし歯予防 : 子どもの年齢別むし歯予防テクニック)
- illusions 知覚は幻(最終回・9)歪んだ知覚
- スパース表現のための基底学習と高次元データへの応用策 (知覚情報研究会・スパースモデリング、スポーツ、医療および一般)
- 電気学会研究会資料. PI = The papers of Technical Meeting on "Perception Information", IEE Japan, 2016(1-3・5・7-9), 29-34, 2016-01-08
- NAID 40020729853
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★リンクテーブル★
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- 65歳の女性。物忘れがひどいことを主訴に家族に伴われて来院した。自分が置いた財布の場所を忘れて、「どろぼうが家に入り、財布を盗んだ。」と言ったり、夕方になると「ここは自分の家ではない。もう家に帰らなければ。」と言って、家を出て行こうとする。家族によれば、最近はわがままで短気になったと言う。
[正答]
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- 50歳の男性。数日前からの右眼の視力低下と痛みとを主訴に来院した。視力は右0.3(矯正不能)、左1.2(矯正不能)。右前眼部写真とフルオレセイン生体染色前眼部写真とを以下に示す。
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- 5歳の男児。熱湯を浴びて右上肢と前胸部とにII度、背部にIII度の熱傷をうけた。熱傷面積の合計は体表面積の15%に及ぶ。
- (1) 熱傷面積は9の法則によって算出される。
- (2) 右上肢、前胸部の創面では知覚が消失している
- (3) 初期輸液中の適正尿量は5ml/時である。
- (4) 背部の創面は植皮の適応になる。
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- (五感による)感覚、知覚。感情、気持ち、感じ(feeling)、~感。感覚/感情を引き起こすもの
- Because the retained fluid is constantly leaking out of the intravascular compartment into the peritoneal cavity, the sensation of vascular filling is not achieved, and the process continues.(HIM.1978)
- (聴衆、公衆の)感動、興奮、大評判、大騒ぎ、センセーション。大評判のもの/人、世間をあっと言わせる大事件
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- 関
- cognition、cognitive、perceive、recognition、recognize
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- 英
- notice、aware、perceive
- 関
- 知覚、注意、注目、通知、認識、認知、認める
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- 英
- perception
- 関
- 知覚、認知
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- 英
- visceral sensation
- 関
- 知覚
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- 英
- somatic sensation、somatosensory
- 関
- 体性感覚
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- 英
- numbness
- 関
- しびれ感、しびれ
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- 英
- deep sensation
- 関
- 深部感覚
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- 英
- perceptive
- 関
- 認知性
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- 英
- perceptual、perceptually