- 英
- rule of nine, rule of nines
- 関
- 熱傷、5の法則
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Japanese Journal
- 診断と重症度判定,治療施設の選定 (特集 熱傷治療マニュアル)
- CD-RWドライブ全31機種43タイプオールカタログ (特集2 CD-Rで失敗しない9の法則)
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- 手掌法: 成人に適用: 手掌の面積を全身の1%として計算する; 9の法則: 成人に適用: 頭 部・左上肢・右上肢をそれぞれ9%、体幹前面・後面・左下肢・右下肢をそれぞれ18%、 陰部を1%で計算する。 5の法則: 乳幼児に適用: 乳児の場合、頭部・体幹前面・後面を ...
- 身体のそれぞれの部位の面積が、体表面積の9%またはその倍の18%に相当する として簡略化し、 やけどの面積を概算する方法です。小児は成人に比べて頭頸部の 表面積が大きいため、 火傷の概算には五の法則を用います。 およそ手のひらくらいの 大きさ ...
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- 次の文を読み、 63~ 65の問いに答えよ。
- 34歳の男性。熱傷のため搬入された。
- 現病歴:自宅で就寝中に火災が発生して熱傷を負い、救急車で搬送された。
- 既往歴:生来健康で、特記すべきことはない。
- 生活歴:喫煙は 20本/日を 14年間。飲酒は日本酒 3合/日を 14年間。
- 家族歴:特記すべきことはない。一人暮らし。
- 現症:意識レベルは JCSII-20。身長 173 cm、体重 60 kg。体温 37.4 ℃。脈拍 136/分、整。血圧 84/62 mmHg。呼吸数 36/分。 SpO2 88%(リザーバー付マスク 10 l/分酸素投与下 )。頭髪は焦げ、両上肢と体幹の皮膚に熱傷を認める。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口唇と鼻孔周囲とに煤の付着を認める。口腔と咽頭の粘膜は煤が付着し浮腫状である。両側の胸部に coarse cracklesを聴取し、吸気時に喘鳴を聴取する。四肢末の脈拍は触知可能である。熱傷深度と熱傷範囲を表した図 (別冊 No. 15)を別に示す。検査所見:尿所見:蛋白 (-)、糖 (-)、潜血 2+。血液所見:赤血球 561万、 Hb 17.7g/dl、Ht 50%、白血球 21,400、血小板 36万。血液生化学所見: Na 136 mEq/l、K 3.9mEq/l、Cl 101 mEq/l。血中一酸化炭素ヘモグロビン濃度 20%(基準 1以下)。胸腹部の簡易超音波検査では、心嚢液貯留を認めず、胸腔や腹腔に液体貯留を認めない。
- 9の法則で評価したこの患者の Burn Indexはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108E062]←[国試_108]→[108E064]
[★]
- 36歳の男性。自宅で誤って熱湯を浴びたため搬入された。意識は清明。身長178cm、体重82kg。体温36.8℃。脈拍88/分、整。血圧126/70mmHg。呼吸数24/分。胸部、腹部および右上肢全体に紅斑とびらんとを認める。
- この患者の受傷面積の割合として正しいのはどれか。
- ただし、 「9の法則」で計算するものとする。
- a 9%
- b 18%
- c 27%
- d 36%
- e 45%
[正答]
※国試ナビ4※ [106C016]←[国試_106]→[106C018]
[★]
- 5歳の男児。熱湯を浴びて右上肢と前胸部とにII度、背部にIII度の熱傷をうけた。熱傷面積の合計は体表面積の15%に及ぶ。
- (1) 熱傷面積は9の法則によって算出される。
- (2) 右上肢、前胸部の創面では知覚が消失している
- (3) 初期輸液中の適正尿量は5ml/時である。
- (4) 背部の創面は植皮の適応になる。
[★]
- 英
- burn, burn injury, thermal injury, scald
- 同
- やけど、火傷?
- 関
- 5の法則、9の法則、皮膚。ショック
概念
分類
- 損傷深度により分類する
- 第1度:表皮内 (表皮熱傷:紅斑、2-3日で治癒)
- 第2度:真皮内 (真皮浅層熱傷:疼痛、水疱形成、水疱底赤色、1-2週間で治癒。真皮深層熱傷:知覚鈍麻、水疱形成△、水疱底白色、3-4週間で治癒。)
- 第3度:皮膚全層(皮下熱傷:壊死。白~褐色。知覚無し。一ヶ月以上)
- 第4度:炭化
重症度
- 10-15%を超えた場合、重症熱傷として全身管理が必要になる。
Artの基準
病態
検査
合併症
治療
- 気道熱傷の場合には気管挿管。
- 気管支痙攣がある場合には気管拡張薬が有用。副腎皮質コルチコイドは感染リスクを上げるために使用すべきでない。(参考1)
- 初期治療における輸液量の決定法:Evans法、Brook法、Baxter法など
-
- 4ml x 熱傷面積 (%) x 体重 (kg) = 補液量 (ml/day)
- 最初の8時間で1/2を、次の16時間で1/2を輸液する
参考
- 1. [charged] Emergency care of moderate and severe thermal burns in adults - uptodate [1]
-
- 初期治療には輸液が大切。だけど、入れ過ぎも問題だからちゃんと計算して輸液しろ。なにが問題って、血圧上昇、腹部、四肢、眼窩のcompartment syndromeが起こる。
- 最初は晶質液をいれる。高Cl性アシドーシスのリスクがあるから乳酸リンゲルがよい。
- 治療の初期段階で膠質液や高張生食を使うかどうかについては議論中。膠質液(アルブミン、デキストラン)は非常に高いし、生命予後を改善しないから推奨されない。
- 2. 「血液製剤の使用指針」(改定版) 平成17年9月
- http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/5tekisei3b.html
- http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/5tekisei3b01.html
- 血漿の不適切な使用の一つに「DICを伴わない熱傷の治療」がある。DICに至るような熱傷ならば使って良いと考えられる。
[★]
- 英
- extent of burn
- 関
- 熱傷、熱傷指数、重症熱傷、Baxter法
概念
- 熱傷の重症度を決める要素の中でウエイトが大きい。
- 重症熱傷の定義:成人30%以上、幼少児15%以上の受傷面積を持つ熱傷
- 熱傷面積が20-30%を超えると非熱傷部での血漿成分漏出が起こる。
算出方法
[★]
- 英
- rule of five, rule of fives
- 関
- 熱傷、9の法則
概念
- 小児における熱傷面積簡易測定法。
- 背部を別に換算するのは体幹のみ。
小児
- 20:体幹前面
- 15:体幹後面、頭頚部、右下肢、左下肢
- 10:右上肢、左上肢
[★]
- 英
- rule
- 関
- 規定、ルール、規則