- 英
- hiccup, hiccough
- ラ
- singultus
- 同
- しゃっくり
WordNet
- breathe spasmodically, and make a sound; "When you have to hiccup, drink a glass of cold water" (同)hiccough
- (usually plural) the state of having reflex spasms of the diaphragm accompanied by a rapid closure of the glottis producing an audible sound; sometimes a symptom of indigestion; "how do you cure the hiccups?" (同)hiccough, singultus
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- =hiccup
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/30 19:01:12」(JST)
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しゃっくり(噦り、吃逆、嗝)とは、横隔膜(または、他の呼吸補助筋)の強直性痙攣および、声帯が閉じて「ヒック」という音が発生することが一定間隔で繰り返される現象で、ミオクローヌス(myoclonus:筋肉の素早い不随意収縮)の一種である。
しゃっくりは明確な原因がなくても起こるが、飲食物や会話などの刺激がきっかけになることがある。まれに横隔膜の炎症や腎臓病、脳腫瘍といった疾患によって引き起こされることもある。
目次
- 1 治療法
- 2 しゃっくりに関する文化
- 3 呼び名
- 4 関連項目
- 5 出典
治療法
しゃっくりの多くは数分で止まるが、疾患が原因である場合は止まりにくく、衰弱してしまうこともある。長期間にわたって続くものに対しては、投薬などの治療が必要になる[1]。
しゃっくりに対しては数多くの民間療法があるが、紙袋を口に当てて呼吸するといった方法は血中の二酸化炭素濃度を高めることでしゃっくりを止めようとするものである。また、水を飲む、舌を引っ張る、目をこする、動かないといった行為で迷走神経を刺激することも効果がある[1]。
両方の指を耳の穴に入れて、両方を強めに30秒~60秒ほど押さえ続けると止まる場合がある。 医学的根拠があり、2011年9月14日の「はなまるマーケット」で紹介されている。 耳の奥には、脳からお腹の臓器へ繋がる迷走神経があり、この迷走神経に間接的に刺激を与えると、しゃっくりが止まる効果が期待できる。
しゃっくりに関する文化
ギネスブックによれば、しゃっくりの世界最長記録保持者はアメリカのチャールズ・オズボーン (1894–1991) である。オズボーンのしゃっくりは 1922年豚を屠殺していた時に始まり、以後68年間、毎分40回(その後、毎分20回に低下)のペースで続いた。このしゃっくりはオズボーンが亡くなる1年前、1990年にようやくおさまった[2]。この間、オズボーンはバラエティー番組などに出演し一躍有名になったが、普通の生活を送っていたという。
また、イギリスの男性が脳腫瘍により2年以上しゃっくりをし続け、日本のテレビ番組「ザ!世界仰天ニュース」の取材を受けた。そのことがきっかけで治療を行い、手術で脳腫瘍を取り除いたことで回復した[3][4]。
呼び名
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一般的には、「しゃっくり」が正しい呼び名となっているが、「ひゃっくり」や「さくり」などの呼び方もある。英語では、「ヒカップ」(綴りは hiccup またはhiccough)のように言い、日本の「ひゃっくり」同様、しゃっくりが発生した時に出る、「ヒック」という音から連想できるものである。
また、ドイツ語では「シュルックアウフ」、スペイン語では「イポ」、フランス語では「オケ」(綴りは hoquet: 男性名詞)のように発音する。フィンランド語やノルウェー語では「ヒッカ」「ヒッケ」で、日本語の発音にかなり近いように思われるが、ロシア語では「イコータ」(綴りは Икота)という発音になっている。
関連項目
- あくび
- くしゃみ
- ロカビリー(ヒーカップ唱法、しゃっくり唱法)
出典
- ^ a b “メルクマニュアル家庭版, はじめに 91 章 運動障害”. MSD. 2011年5月22日閲覧。
- ^ “Longest attack of hiccups”. BBC. 2011年5月22日閲覧。
- ^ “ザ!世界仰天ニュース 医療スペシャル パート15”. 日本テレビ. 2011年5月22日閲覧。
- ^ “Cured of the hiccups after suffering for years”. BBC (2010年1月11日). 2011年5月22日閲覧。
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- P2-321 ステロイド誘発吃逆に対する薬剤師の関わり(一般演題 ポスター発表,癌薬物療法(副作用対策),臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
- 猪瀬 善則,久保田 豊,早川 史織,池谷 真佑子,飯田 ゆかり,柴山 芳之
- 日本医療薬学会年会講演要旨集 20, 443, 2010-10-25
- NAID 110008109319
Related Links
- 吃逆は,横隔膜が不随意の攣縮を繰り返した後に急激な声門の閉塞が出現し,空気の流入が阻止され,独特の音が発生する現象である。一過性の症状発現が非常によくみられる。持続性( > 2日間)および難治性( > 1カ月間)の吃逆 ...
- きつぎゃく。しゃっくりともいう。 横隔膜の収縮運動と合わせて、気道(空気の通り道)中の声門が閉塞すると起こる現象のこと。一定間隔で“ヒック”という音が出ることが特徴。症状が続く場合、睡眠が妨げられたり
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- chlorpromazine, CPZ
- 同
- 塩酸クロルプロマジン
- 商
- コントミン、ウインタミン、Thorazine、ベゲタミン-A配合
- 関
- 精神神経用剤
特徴
- 抗ヒスタミン薬の開発の過程で見いだされた
- 統合失調症患者に強い鎮静、睡眠作用を必要とする場合に使う
構造
作用機序
- →錐体外路症状は少ない。末梢性抗コリン作用による副作用が生じやすい
- →鎮静、催眠作用:強。興奮や不眠を示す患者によい。
薬理作用 (SPC.193)
- 鎮静作用(ノルアドレナリンが関与)
- 抗幻覚・抗妄想作用(ドーパミンが関与)
- 感情の安定化
- 賦活作用(セロトニンが関与)
動態
適応
注意
禁忌
副作用 (SPC.193)
- 抗コリン作用(口渇、かすみ目、便秘、尿閉、発汗減少)
- α-ブロック作用(頻脈、起立性低血圧、射精障害)
- 内分泌作用
- 体温調節以上
- けいれん誘発
- 錐体外路症状
末梢
相互作用
[★]
- 同
- シテイトウ
- 関
- シテイ、吃逆
[★]
吃逆、しゃっくり
[★]
- 英
- reverse、opposite、inverse、backward、converse、conversely、inversely、adversely、oppositely、retro
- 関
- インバース、逆性、逆転、逆行、後方、正反対、対生、対立性、反対、反転、不利、レトロ、逆戻り、リバース