- 英
- low dose aspirin, LDA
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 妊娠時のアスピリン療法 (特集 血栓・止血の異常と妊娠)
- 低用量アスピリンとクロピドグレル併用による消化管出血 (AYUMI 薬剤起因性消化管傷害Update)
Related Links
- 副作用・妊娠中のアスピリン服用について 妊娠中はいかなる薬でも、服用の際に注意が必要です。低用量アスピリン療法も低用量とはいえいくつかの注意点があります。ポイントは2点あり、 妊娠初期の催奇形性の問題
- 低用量アスピリン療法として、血栓がかかわる以下のような病気に応用されるかもしれません。 静脈血栓症 末梢動脈疾患(慢性動脈閉塞症、閉塞性血栓血管炎) ネフローゼ症候群 抗リン脂質抗体症候群における習慣流産(不育症) ...
- Medical Tribune 2009年5月28日号掲載 特別企画 座談会 低用量アスピリンのリスクとベネフィットを考える ―それは消化性潰瘍 ... 脳・心血管疾患再発予防における低用量アスピリンの有用性は確立しており,アスピリンは最もよく ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 75歳の女性。顔面紅潮を主訴に来院した。半年前から家族に顔が赤くなったと言われるようになった。めまいや頭重感を時々自覚するようになったため受診した。喫煙歴はない。身長 145cm、体重 50kg。体温 36.5℃。脈拍 68/分、整。血圧 158/90mmHg。顔面は紅潮している。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 773万、Hb 19.3g/dL、Ht 61%、白血球 15,320(桿状核好中球 20%、分葉核好中球 55%、好酸球 2%、単球 6%、リンパ球 17%)、血小板 59万、好中球アルカリフォスファターゼスコア 440(基準 120~320)。血液生化学所見:総蛋白 6.6g/dL、総ビリルビン 0.5mg/dL、AST 20IU/L、ALT 25IU/L、LD 471IU/L(基準 176~353)、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 8.0mg/dL、Fe 29ng/dL、ビタミンB12 1,200pg/mL(基準 250~950)、エリスロポエチン 2mIU/mL(基準 8~36)。CRP 0.1mg/dL。腹部超音波像で軽度の脾腫を認める。骨髄穿刺検査では有核細胞数 72.5万で、赤芽球、顆粒球および巨核球の3血球系統が増加している。
- 今後の治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I071]←[国試_109]→[109I073]
[★]
- 65歳の男性。健康診断で赤血球増加を指摘され来院した。3年前に下肢深部静脈血栓症の既往がある。意識は清明。顔面と口腔粘膜が紅潮している。心音と呼吸音とに異常を認めない。肝を右肋骨弓下に1cm触知し、脾を左肋骨弓下に4cm触知する。脈拍 88/分、整。血圧 170/100mmHg。血液所見:赤血球 760万、Hb 20.1g/dL、Ht 54%、白血球 7,100(骨髄球 1%、後骨髄球 1%、桿状核好中球 2%、分葉核好中球 69%、好酸球 1%、単球 9%、リンパ球 17%)、血小板 39万。エリスロポエチン 3mIU/mL(基準 8~36)。骨髄生検で赤芽球、顆粒球および巨核球の3血球系統の過形成を認める。骨髄細胞染色体分析で異常を認めない。JAK2遺伝子変異を認める。
- 対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [110D055]←[国試_110]→[110D057]
[★]
- 英
- aspirin
- 商
- アスファネート配合、イスキア配合、サリチゾン、ゼンアスピリン、ニチアスピリン、ニトギス配合、バイアスピリン、バッサミン配合、バファリン配合、ファモター配合
- 関
- アスピリン喘息、アセチルサリチル酸 acetylsalicylic acid ASA、アスピリン中毒
構造
分類
-
薬理作用
抗炎症薬
- 脳の体温調整中枢を抑制して解熱。感覚中枢の興奮を抑制? → 鎮痛 1.5g/day
- 少量で血小板凝集を低下。血栓、塞栓を予防 → 40-100mg/day
- 関節リウマチにおける抗炎症には → 3g/day
動態
- アスピリンは弱酸性。胃でプロトンを放出。大部分は回腸で吸収される。
- アスピリンは組織、血漿、特に肝臓に存在するエステラーゼにより30分以内にサリチル酸塩となり抗炎症作用を呈する。25%は酸性?、抱合されて排出される。25%は未変化のまま排泄される。アルカリ尿で排泄されやすい。Cox抑制作用は不可逆的アセチル化反応による。持続時間は血漿半減期に関係しない。半減期は短いが、作用は持続することに注意する。
作用機序
注意
禁忌
- バイアスピリン錠100mg
- 1. 本剤の成分又はサリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 2. 消化性潰瘍のある患者[プロスタグランジン生合成抑制作用により,胃の血流量が減少し,消化性潰瘍を悪化させることがある.(ただし,「慎重投与」の項参照)]
- 3. 出血傾向のある患者[血小板機能異常が起こることがあるため,出血傾向を助長するおそれがある.]
- 4. アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者[重篤なアスピリン喘息発作を誘発させることがある.]
- 5. 出産予定日12週以内の妊婦[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
- 6. 低出生体重児,新生児又は乳児[「小児等への投与」の項参照]
- YN.D-34
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3399007H1021_1_13/3399007H1021_1_13?view=body
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- dose, dosage
- 関
- 製剤、線量、投薬量、投与量、服用量、薬用量、薬物用量
- 使用できることができる量 → 使用量、投与量とは区別したいところ。
[★]
- 英
- amount、volume、content、quantity
- 関
- 巻、含有量、含量、体積、達する、容積、内容物、内容、ボリューム
[★]
- 英
- low dose、low-dose
- 関
- 低線量、低投与量