- 英
- [[]]
- 同
- myristate
- 関
- [[]]
- 同
- myristate
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/01/27 11:03:03」(JST)
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| ミリスチン酸[1] |
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|
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| 識別情報 |
| CAS登録番号 |
544-63-8 |
| PubChem |
11005 |
| ChemSpider |
10539 |
| ChEMBL |
CHEMBL111077 |
|
|
- InChI=1S/C14H28O2/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-13-14(15)16/h2-13H2,1H3,(H,15,16)
Key: TUNFSRHWOTWDNC-UHFFFAOYSA-N
InChI=1/C14H28O2/c1-2-3-4-5-6-7-8-9-10-11-12-13-14(15)16/h2-13H2,1H3,(H,15,16)
Key: TUNFSRHWOTWDNC-UHFFFAOYAZ
|
| 特性 |
| 化学式 |
C14H28O2 |
| モル質量 |
228.37092 g/mol |
| 密度 |
0.8622 g/cm3 |
| 融点 |
54.4 °C[2]
|
| 沸点 |
250.5 °C at 100 mmHg
|
| 特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
ミリスチン酸(ミリスチンさん、myristic acid)は、動物性・植物性脂肪中に広く見られる飽和脂肪酸である。ヤシ油、パーム油に多い。示性式 C13H27C(=O)OH で表される。複融点を持ち、それぞれ 53.8 °Cと約 58 °C である。IUPAC系統名はテトラデカン酸(tetradecanoic acid)。
ミリスチン酸のナトリウム塩であるミリスチン酸ナトリウムは石鹸の中で特に起泡性がよく、改質剤として石鹸やシャンプーに添加される。また乳化剤としてローションなどにも用いられる。
亜鉛塩のミリスチン酸亜鉛は化粧品の潤滑剤、増粘剤、安定剤として口紅、アイシャドウ、ファンデーションなどに用いられる。
出典
- ^ Merck Index, 11th Edition, 6246
- ^ “Lexicon of lipid nutrition (IUPAC Technical Report)”. Pure and Applied Chemistry 73 (4): 685–744. (2001). doi:10.1351/pac200173040685. http://iupac.org/publications/pac/73/4/0685/.
関連項目
C12:
ラウリン酸 |
飽和脂肪酸 |
C16:
パルミチン酸 |
|
脂肪:主な脂肪酸 |
|
|
飽和脂肪酸
(「*」印は揮発性)
|
C1 蟻酸* - C2 酢酸* - C3 プロピオン酸* - C4 酪酸* - C5 吉草酸 - C6 カプロン酸 - C7 エナント酸 - C8 カプリル酸 - C9 ペラルゴン酸 - C10 カプリン酸 - C12 ラウリン酸 - C14 ミリスチン酸 - C15 ペンタデシル酸 - C16 パルミチン酸 - C17 マルガリン酸 - C18 ステアリン酸 - C19 ツベルクロステアリン酸 - C20 アラキジン酸 - C22 ベヘン酸 - C24 リグノセリン酸
|
|
|
不飽和脂肪酸
|
|
ω-3脂肪酸
|
α-リノレン酸 - ステアリドン酸 - エイコサペンタエン酸 - ドコサペンタエン酸 - ドコサヘキサエン酸
|
|
|
ω-6脂肪酸
|
リノール酸 - γ-リノレン酸 - ジホモ-γ-リノレン酸 - アラキドン酸 - ドコサペンタエン酸
|
|
|
ω-9脂肪酸
|
オレイン酸 - エライジン酸 - エルカ酸 - ネルボン酸
|
|
|
|
主要な生体物質
ペプチド - アミノ酸 - 核酸 - 炭水化物 - 脂肪酸 - テルペノイド - カロテノイド
テトラピロール - 補因子 - ステロイド - フラボノイド - アルカロイド - ポリケチド - 配糖体 |
|
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 相変化蓄熱媒体の熱物性と水平密閉矩形容器内の自然対流熱伝達―脂肪酸―
Related Links
- ミリスチン酸は、脂肪酸の一つで、飽和脂肪酸に含まれます。 飽和脂肪酸には、酢酸や、ステアリン酸などが含まれ、 ミリスチン酸の主な働きは、タンパク質を刺激してホルモン分泌や細胞膜を保護する役割があります。
- ミリスチン酸 ミリスチン酸は、パームカーネルオイル(パーム核油)由来の脂肪酸です。ヤシ油やパーム核油を加水分解した後、蒸留精製して得られます。ヤシ油、パーム油に特に多く含まれるほか、牛脂など、動物性・植物性脂肪中 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テルビナフィン塩酸塩クリーム1%「タイヨー」
組成
1g中:
添加物
- ステアリルアルコール、セタノール、パルミチン酸セチル、ベンジルアルコール、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリソルベート60、ミリスチン酸イソプロピル、モノステアリン酸ソルビタン、pH調整剤
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
効能または効果
下記の皮膚真菌症の治療
白癬:
皮膚カンジダ症:
癜風
薬効薬理
- テルビナフィン塩酸塩はアリルアミン系抗真菌剤で、真菌細胞膜の主成分であるエルゴステロールの合成を阻害し膜機能を障害するが、作用機序はスクアレンエポキシダーゼの阻害である。2)
有効成分に関する理化学的知見
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- fatty acid, fatty acids
- 同
- 脂酸
脂肪酸の酸化 FB.383-389
- アシルCoAはミトコンドリア内膜を通過できないので、カルニチンにアシル基を転移してもらい、ミトコンドリア内膜でアシルCoAに戻される。
- 不飽和脂肪酸の酸化
- β酸化(偶数炭素脂肪酸(C-C2n-CO-ScoA)@ミトコンドリア
- 奇数炭素脂肪酸(C2n-CO-ScoA))@ミトコンドリア
- β酸化@ペルオキシソーム:鎖長C22以上の長い脂肪酸は拡散でペルオキシソームに移動して酸化される。
- 脂肪酸の融点:炭素鎖が長い方が分子間の相互作用が多く、強固に配列できる。不飽和結合が少なければ立体的に障害が少なく強固に配列できる → 炭素数が長く、飽和度が低いほど融点が高い。0
参考
[★]
- 英
- carboxylic acid
カルボン酸の一覧
飽和脂肪酸
| 炭素数
|
慣用名
|
IUPAC名
|
化学式
|
備考
|
| 1 |
ギ酸 |
メタン酸 |
HCOOH |
アリ、ハチの毒
|
| 2 |
酢酸 |
エタン酸 |
CH3COOH |
酢
|
| 3 |
プロピオン酸 |
プロパン酸 |
CH3CH2COOH |
|
| 4 |
酪酸 |
ブタン酸
|
CH3(CH2)2COOH |
油脂が腐敗した臭い
|
| 5 |
吉草酸 |
ペンタン酸
|
CH3(CH2)3COOH |
|
| 6 |
カプロン酸 |
ヘキサン酸
|
CH3(CH2)4COOH |
|
| 7 |
エナント酸 |
ヘプタン酸
|
CH3(CH2)5COOH |
|
| 8 |
カプリル酸 |
オクタン酸
|
CH3(CH2)6COOH |
|
| 9 |
ペラルゴン酸 |
ノナン酸
|
CH3(CH2)7COOH |
|
| 10 |
カプリン酸 |
デカン酸
|
CH3(CH2)8COOH |
|
| 12 |
ラウリン酸 |
ドデカン酸
|
CH3(CH2)10COOH |
ココナッツ油
|
| 14 |
ミリスチン酸 |
テトラデカン酸
|
CH3(CH2)12COOH |
|
| 16 |
パルミチン酸 |
ヘキサデカン酸
|
CH3(CH2)14COOH |
|
| 17 |
マルガリン酸 |
ヘプタデカン酸
|
CH3(CH2)15COOH |
|
| 18 |
ステアリン酸 |
オクタデカン酸
|
CH3(CH2)16COOH |
|
[★]
ミリスチン酸、ミリスチン酸エステル
- 関
- myristic acid
[★]
- 英
- phorbol 12-myristate 13-acetate、phorbol myristate acetate
- 関
- ホルボールミリステートアセテート、テトラデカノイルホルボールアセテート
[★]
- 英
- myristoyltransferase
- 関
- ミリストイルトランスフェラーゼ
[★]
- 英
- myristoylation
- 関
- ミリストイル化
[★]
- 英
- myristate
- 関
- ミリスチン酸
[★]
- 英
- squirrel
- 関
- シマリス、リス科、ジリス属、プレーリードッグ
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義