アンピシリンナトリウム・スルバクタムナトリウム合剤
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 早期胃癌発見の契機になったStreptococcus salivarius菌血症・髄膜脳炎の1例
- 伊集院 俊郎,梅原 藤雄
- 臨床神経学 52(5), 360-363, 2012
- … 症例は70代男性である.末期腎不全に対し血液透析中であった.ある朝から発熱,頭痛,意識障害が出現し,救急搬送された.髄液検査で細胞7,912/mm3(多形核球88%),蛋白786mg/dl,糖4mg/dl(血糖118mg/dl)より細菌性髄膜脳炎をうたがい,セフトリアキソン,アンピシリン/スルバクタム合剤投与により,すみやかに改善した.血液細菌培養でStreptococcus salivarius(S. …
- NAID 130004505266
- 敗血症性肺塞栓および肝膿瘍を併発した Fusobacterium necrophorum による Lemierre 症候群の1例
- 山本 栄治,深江 智明,河合 康史,神尾 学,本多 英喜,福味 禎子,中川 充,松永 敬一郎,沼田 裕一
- 日本臨床免疫学会会誌 = Japanese journal of clinical immunology 34(5), 431-437, 2011-10-31
- … 認めた.血液培養よりFusobacterium necrophorumを検出し,敗血症性肺塞栓ならびに肝膿瘍を伴ったFusobacterium敗血症(Lemierre症候群)と診断した.第10病日より,抗菌薬をパズフロキサシンからアンピシリン/スルバクタムヘ変更.その後解熱したが,再び38.4度の発熱があり,クリンダマイシンを追加した.肝膿瘍の消失まで53日間の抗菌薬点滴を必要とした.抗カルジオリピン抗体は第21病日に67.1 …
- NAID 10029898216
- 国立病院機構DPC導入28施設における成人肺炎入院症例の施設間ベンチマークについて
Related Links
- 12. 使用上の注意 禁忌 本剤の成分によるショックの既往歴のある患者 伝染性単核症の患者[アンピシリンの投与により発疹が高頻度に発現したとの報告がある] 原則禁忌 本剤の成分又はペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴の ...
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 スルバクタム・アンピシリン静注用0.75g「サンド」 (後発品) Sulbactam/Ampicillin for Intravenous Injection 0.75g[SANDOZ] サンド 6139504F1090 269円/瓶 処方箋医薬品 ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- anaerobic bacterium anaerobic bacteria, anaerobe anaerobes, anaerobic bacteria
- ラ
- anaerobie
- 関
- 細菌、好気性菌。嫌気性培養法
概念
- 酸素の存在しないところで増殖する細菌。
- 酸素が存在していても酸化還元電位(Eh)が低い状態では増殖可能 → 還元的な環境(人体でいうと腸管、膿瘍などの閉鎖環境)
- 発酵によりエネルギーを得ている。
- 酸素、酸化物、および過酸化物をハンドリングする酵素を持たない:シトクロム系酵素、カタラーゼ、スーパーオキシドジスムターゼ
分類
臨床
嫌気性菌感染を考慮すべき病態、疾患
嫌気性菌をカバーする抗菌薬
[★]
- ラ
- Acinetobacter
- 同
- Acinetobacter属、アシネトバクター属、アシネトバクター
- 関
- グラム陰性桿菌、細菌
- 好気性
- グラム陰性桿菌
- oxidase(-)
- catalase(+)
- 土壌や皮、人の皮膚などに広く存在する細菌。
- 日和見感染の原因菌となる。
- 多剤耐性菌
治療薬
参考
ニュース
- 【2008年11月18日 AFP】「アシネトバクター・バウマニ」と呼ばれる薬剤耐性の強力な致死性細菌が、病院など医療施設で新たに広がりつつあり対策が必要だと、ギリシャの生物医学研究機関が18日、医療従事者らに警告を発した。
- これまで院内感染に関する世界の注目は、圧倒的にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に注がれてきた。しかし、「アシネトバクター・バウマニ」と呼ばれる耐性菌による脅威が拡大しつつあるとの研究報告が、英医学雑誌「ランセット(Lancet)」に掲載された。
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- ampicillin
- 同
- アミノベンジルペニシリン aminobenzylpenicillin ABPC
- 商
- ビクシリン(クロキサシリン、アンピシリン)。アンスルマイラン、スルバクシン、スルバシリン、ピシリバクタ、ユーシオン、ピスルシン、ユナシン、ユナスピン(スルバクタム、アンピシリン)
- ソルシリン、ペントレックス、Polycillin, Omnipen
- 関
- 抗菌薬、ペニシリン
[★]
- 英
- sulbactam, SBT
- 商
- アンスルマイラン、スペルゾン、スルタムジン、スルバクシン、スルバクタム・アンピシリン、スルバシリン、スルペゾール、スルペラゾン、セフォセフ、セフォン、セフロニック、ナスパルン、バクフォーゼ、ピシリバクタ、ピスルシン、ユーシオン-S、ユナシン-S、ユナスピン、ワイスタール
- 関
- β-ラクタマーゼインヒビター
[★]
- 関
- ST合剤
スルファメトキサゾールとトリメトプリムの合剤
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6290100D1088_1_01/6290100D1088_1_01?view=body
- ニューモシスチス肺炎予防のためのスルファメトキサゾール・トリメトプリム投与量の検討
- http://www.jrs.or.jp/quicklink/journal/nopass_pdf/ajrs/006020053j.pdf