- 英
- superficial spreading melanoma
- 関
- 悪性黒色腫
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 表在拡大型黒色腫 (ダーモスコピーの実践--診療現場の疑問に答える) -- (メラノーマ鑑別アトラス)
- メラノーマの分子生物学的研究で何が分かり, 診療にどのように役立つか?
- 高田 実
- Skin Cancer 19(3), 287-292, 2004
- … しかし, 最近の研究により, 肢端黒色腫や悪性黒子型黒色腫は表在拡大型黒色腫とは異なる染色体異常のパターンを示すことや, BRAF遺伝子変異の頻度が有意に低いことが明らかにされ, 黒色腫の分子発癌経路はその病型により異なることが強く示唆されている。 …
- NAID 130001078604
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- 2006年10月1日 ... 腫瘍の成長は結節型黒色腫よりゆるやかで、前駆症や早期の状態で発見されることが 可能であり、一般に結節型黒色腫より治癒する確率が高く、表在拡大型黒色腫より低い と考えられています。最近の全国アンケート集計では、この病型の ...
- 表在拡大型黒色腫は黒色腫の2/3を占める。本病型は,典型的な場合は無症状で, 通常は悪性黒子型黒色腫よりも小さい段階で診断され,女性の下肢,男性の体幹に 最も好発する。病変は通常不規則に隆起し,淡黄褐色または褐色の硬結を触れる局面 である ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- malignant melanoma MM
- 同
- メラノーマ melanoma
- ラ
- melanoma malignum
- 関
- メラニン尿
概念
悪性黒色腫のABCDE NDE.421
頭文字
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特徴
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A
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Asymmetry
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不規則形
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B
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Borderline irregularity
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境界不鮮明
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C
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Color variegation
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色調多彩
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D
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Diameter enlargement
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拡大傾向(直径6mm以上)
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E
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Elevation of surface
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表面隆起
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疫学
- 人口10万対:白人10~20、日本人1~2、黒人1以下
- 白人では体幹や四肢に好発し,表在拡大型が大多数を占める。日本人では足底や爪部(爪下黒色腫subungual melanoma)など四肢末端部に好発し,末端黒子型が多い
病変形成&病理
発生母地
臨床像による分類
- 悪性黒子から移行する。
- 高齢者の顔面に好発。
- 他の3型に比べて予後が良好。
- 四肢末端(特に足底)、爪、粘膜に生じ、日本人に多い。
- 褐色ないし黒色の斑として生じ、浸潤性に増殖すると結節をつくる。
- Hutchinson徴候-爪では縦に黒色線状を呈し、爪溝を越えて色素斑が拡大する。
- はじめ水平方向に扁平隆起性に拡大し、やがて垂直方向に浸潤増殖する。
- 褐色ないし、黒色の斑点として生じる。
- 垂直方向に浸潤増殖して結節を形成し、水平方向には展開しない。
- 予後が悪い。
- 色素を欠き、白くなるものもある。
ダーモスコピー所見
- 皮丘有意な色素沈着。感度86%, 特異度99% → 皮丘優位ではないことを検討してメラノーマを除外しよう! Nikkei Medical 2005 pp.116
- メラノーマでは86%に皮丘優位の色素沈着あり
- メラノーマでないとき、99%が皮丘優位ではない
治療
- modality:(第一選択)外科治療、放射線療法、化学療法、免疫療法
ガイドライン
- 1. Clinical Question - 悪性黒色腫 - 日本皮膚科学会
- http://www.dermatol.or.jp/medical/guideline/skincancer/cq.html#mm
- 2. アルゴリズム - 悪性黒色腫 - 日本皮膚科学会
- http://www.dermatol.or.jp/medical/guideline/skincancer/mm/mm.html
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良性
悪性
-
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- 英
- enlargement
胸部X線写真上での拡大
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- 英
- melanoma, melanocytoma
- 関
- メラノーマ、メラノサイト、悪性黒色腫
[★]
- 英
- superficial
- 関
- 表在性、表層性、表面、外面的、表面上
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- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物
[★]
- 英
- black
- 関
- 暗黒、黒、黒人、黒い