ロペラミド
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ロペミック小児用細粒0.05%
組成
成分・含量
添加物
- 白糖
酸化チタン
デキストリン
ステアリン酸マグネシウム
オレンジ油
黄色5号アルミニウムレーキ
禁忌
- *出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な感染性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来すおそれがある。]
- 抗生物質の投与に伴う偽膜性大腸炎の患者[症状の悪化、治療期間の延長を来すおそれがある。]
- 低出生体重児、新生児及び6ヵ月未満の乳児[外国で、過量投与により、呼吸抑制、全身性痙攣、昏睡等の重篤な副作用の報告がある。]
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
- 塩酸ロペラミドとして、通常、小児に1日0.02〜0.04mg/kg(ロペミック小児用細粒0.05%として0.04〜0.08g/kg)を2〜3回に分割経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 重篤な肝障害のある患者[本剤の代謝及び排泄が遅延するおそれがある。]
重大な副作用
- イレウス、巨大結腸(頻度不明):消化器症状(「その他の副作用」の項参照)とともにイレウス、巨大結腸があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止すること。
- ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- *中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明):中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- <生物学的同等性試験>
マウスにおける腸管墨汁輸送能及びラットにおける便水分含有率を指標とした試験において止瀉効果を比較した結果、ロペミック小児用細粒0.05%と標準製剤の生物学的同等性が確認された。2)
有効成分に関する理化学的知見
- 一般名:塩酸ロペラミド(Loperamide hydrochloride)
化学名:4-[4-(p-chlorophenyl)-4-hydroxy-1-piperidyl]-N,N-dimethyl-2,2-diphenylbutyramide hydrochloride
分子式:C29H33ClN2O2・HCl
分子量:513.50
性状:白色〜微黄色の結晶性の粉末である。
酢酸(100)又はクロロホルムに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、水、無水酢酸又は2-プロパノールに溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点:約225℃(分解)
構造式:
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- child、children、infantum
- 関
- 子供、小児用、子
[★]
- 英
- child
- 関
- 子供、小児、子