ロペラミド
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Japanese Journal
- ロケット燃料の現状と将来展望 : グリーンプロペラントを用いた1液式スラスタの研究開発 (特集 宇宙開発技術)
- HAN系モノプロペラントの反応をアークジェットにより支援する宇宙用小型推進機の推力測定
- 青山学院大学 相模原キャンパス 航空宇宙システム研究室及び先端技術研究開発センター
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ロペランカプセル1mg
組成
成分・含量
添加物
- 乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、酸化チタン
禁忌
出血性大腸炎の患者
- [腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な感染性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長を来すおそれがある。]
抗生物質の投与に伴う偽膜性大腸炎の患者
- [症状の悪化、治療期間の延長を来すおそれがある。]
低出生体重児、新生児及び6ヵ月未満の乳児
- [外国で、過量投与により、呼吸抑制、全身性痙れん、昏睡等の重篤な副作用の報告がある。]
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
下痢症
- ロペラミド塩酸塩として、通常、成人に1日1〜2mg(カプセルは1〜2カプセル、0.1%細粒は1〜2g、0.2%細粒は0.5〜1g)を1〜2回に分割経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
慎重投与
重篤な肝障害のある患者
重大な副作用
イレウス、巨大結腸
(頻度不明)
- 消化器症状(「その他の副作用−消化器」の項参照)とともにイレウス、巨大結腸があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止すること。
ショック、アナフィラキシー様症状
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常があわられた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
(頻度不明)
- 中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常があわられた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
1.止瀉作用7)〜9)
- ロペラミド塩酸塩は、マウス及びラットにおけるヒマシ油やプロスタグランジン誘発の下痢を強く抑制し止瀉作用を示す。
2.消化管輸送能抑制作用10)
- ロペラミド塩酸塩は、ラット小腸の輸送能を抑制した。
3.蠕動運動抑制作用11),12)
- ロペラミド塩酸塩は、腸管に選択的に作用して、その蠕動を抑制する。この蠕動抑制作用は腸壁内コリン作動性ニューロンの機能抑制、腸管の輪状方向に伸展中のアセチルコリン及びプロスタグランジンの遊離抑制が関与していると考えられている。
4.抗分泌作用13)〜15)
- ロペラミド塩酸塩は、ラットを用いた実験において、プロスタグランジンあるいはコレラトキシン投与によって起こる水や電解質(Na、Cl)の分泌を抑制した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ロペラミド塩酸塩(Loperamide Hydrochloride)
化学名
- 4-[4-(p-chlorophenyl)-4-hydroxy-1-piperidyl] -N,N-dimethyl-2,2-diphenylbutyramide hydrochloride
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末である。
酢酸(100)又はクロロホルムに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、水、無水酢酸又は2-プロパノールに溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- loperamide
- 化
- 塩酸ロペラミド loperamide hydrochloride
- 商
- Imodium。カグダリン、クラレット、タイペミン、ミロピン、ロスポリア、ロペカルド、ロペナ、ロペミック、ロペミン、ロペラン、ロンバニン
- 関
- 止瀉薬
- 止しゃ剤,整腸剤
効能又は効果
禁忌
- 1. 出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化,治療期間の延長をきたすおそれがある。]
- 2. 抗生物質の投与に伴う偽膜性大腸炎の患者[症状の悪化,治療期間の延長をきたすおそれがある。]
- 3. 低出生体重児,新生児および6カ月未満の乳児[外国で、過量投与により、呼吸抑制,全身性痙れん,昏睡等の重篤な副作用の報告がある。]
- 4. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
原則禁忌
- 1. 細菌性下痢患者[治療期間の延長をきたすおそれがある。]
- 2. 潰瘍性大腸炎の患者[中毒性巨大結腸を起こすおそれがある。]
- 3. 6カ月以上2歳未満の乳幼児(「小児等への投与」の項参照)
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2319001C2060_1_02/2319001C2060_1_02?view=body
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2319001M1264_1_02/2319001M1264_1_02?view=body
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