テストステロンエナント酸エステル(テストステロン)
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Japanese Journal
- N-butyl-N-(4-hydroxybutyl)nitrosamine投与雄性ラットにおけるLH-RHアナログの下垂体 : 睾丸機能系と膀胱発癌に対する影響
- 松木 克之,赤座 英之,宗像 昭夫,亀山 周二,阿曽 佳郎
- 日本泌尿器科學會雜誌 80(7), 1051-1058, 1989-07-20
- … 1)LH-RHアナログ皮下注1日後まで血中LH,FSHおよびテストロン値のpeakが認められ,1週間後よりこれらの値は低下し,血中テストステロン値は去勢群と同レベルまで低下した. …
- NAID 110003084379
- Changes in FSH and LH concentrations and contents in cephalic and caudal lobes of the anterior pituitary of growing pullets.
- 上吉 道治,小久保 清隆,田中 克英
- 日本家禽学会誌 19(6), 351-357, 1982
- … 白色レグホーン種雌鶏の下垂体前葉を3, 7, 11, 15, 19, 23, および30週齢時に採取して, 前部腺体と後部腺体とに分け, それぞれの腺体中に含まれているFSHおよびLHの量を, FSHについては鶏FSHに対するラジオイムイアツセイ (RIA) 法により測定し, LHについてはウズラ精精巣細胞の in vitro におけるテストロン放出量をRIAによって測定する方法によって測定した。 …
- NAID 130003622226
- 稲上 雅之,川島 光夫,上吉 道治,田中 克英
- 日本家禽学会誌 16(2), 85-87, 1979
- … 3H-テストロン単独投与の場合の放射能取込量は, 下垂体前葉の前部腺体および後部腺体のいずれにおいても大脳, 精巣上体および浅胸筋の各組織よりも大であったが, 前部腺体と後部腺体との間に差異は認められなかった。 …
- NAID 130003622068
Related Links
- テストステロン(testosterone)は、アンドロゲンに属するステロイドホルモンで、男性 ホルモンの一種。 目次. 1 生成・分泌; 2 作用. 2.1 性ホルモンとしての作用; 2.2 テストステロンリバウンド療法; 2.3 研究報告; 2.4 ジヒドロテストステロンの作用. 3 脚注 ...
- 日本一わかりやすいテストステロン講座です。テストステロンは、女性が唯一本能的に惹 かれてしまう男性ホルモンとして有名です。男の人生に最も影響を及ぼすホルモンといっ ても過言ではありません。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
テストロンデポー筋注250mg
組成
有効成分
含量
容量
添加物
- ベンジルアルコール 20μL
安息香酸ベンジル 50μL
ゴマ油 適量
禁忌
- アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)およびその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- 男子性腺機能不全 (類宦官症)、造精機能障害による男子不妊症、再生不良性貧血、骨髄線維症、腎性貧血
男子性腺機能不全(類宦官症)の場合
- 通常、成人にはテストステロンエナント酸エステルとして1回100mgを7〜10日間ごとに、または1回250mgを2〜4週間ごとに筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
造精機能障害による男子不妊症の場合
- 通常、成人にはテストステロンエナント酸エステルとして1回50〜250mgを2〜4週間ごとに無精子状態になるまで筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
再生不良性貧血、骨髄線維症、腎性貧血の場合
- 通常、成人にはテストステロンエナント酸エステルとして1回100〜250mgを1〜2週間ごとに筋肉内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 前立腺肥大のある患者[前立腺肥大が増大するおそれがある。]
- 心疾患、腎疾患またはその既往歴のある患者[ナトリウムや体液の貯留により、これらの症状が増悪するおそれがある。]
- 癌の骨転移のある患者[高カルシウム血症があらわれるおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 骨成長が終了していない可能性がある患者、思春期前の患者(「小児等への投与」の項参照)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- テストステロンエナント酸エステル(Testosterone Enanthate)
化学名
- 3-Oxoandrost-4-en-17β-yl heptanoate
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶若しくは結晶性の粉末又は微黄褐色の粘稠な液で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
エタノール(95)、1,4-ジオキサン又はジエチルエーテルに極めて溶けやすく、水にほとんど溶けない。
融点:約36℃
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- testosterone, TS
- 化
- テストステロンエナント酸エステル testosterone enanthate ester
- 商
- エナルモン、エネルファ、ダイホルモン、テスチノン、テストロン、プリモジアン、ボセルモン
- 関
- アンドロゲン、ホルモン
- 男性ホルモン剤
- first aid step1 2006 p.125,249,251,397,401,402,406
分類
性状
- C19ステロイド
産生組織
標的組織
- 精巣、前立腺、精巣上体、精管、精嚢
- 脳、下垂体前葉、汗腺、毛嚢
受容体
作用
- SP.909
- 1. 生殖器・二次性徴に対する作用
- 2. 精子形成促進作用
- 男性二次性徴の発現と維持
- 副生殖器の発育と機能化
- 体毛発生、頭髪生え際の後退、皮脂腺発育、変声、脱毛
- 蛋白同化作用による骨格筋を発育させ、体型や骨格を男性的にする。
- 下垂体からのFSH,LHの分泌を視床下部・下垂体に作用して抑制。
- 胎児精巣から分泌されたアンドロジェンは副生殖器、中枢神経系を男性型に分化させる。
分泌の調整
- +:LH?
- -:テストステロン(視床下部、下垂体に対するネガティブフィードバックにより)
分子機構
臨床関連
-
- I型骨粗鬆症(閉経後骨粗鬆症):破骨細胞の活性の上昇により起こり、主として骨梁骨が侵される。このI型骨粗鬆症は51-75歳の間に女性は男性の6倍多く起こる。男性では、早期に血清テストステロン値が低いと破骨細胞の活性を増し、I型骨粗鬆症を起こすことがある。(参考1)
参考
- http://merckmanual.jp/mmpej/sec04/ch036/ch036a.html
- 2. 腰椎圧迫骨折をきたした低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の1例
- 吉永 敦史,林 哲夫,石井 信行,大野 玲奈,寺尾 俊哉,鎌田 成芳,渡邉 徹,山田 拓己
- 泌尿器科紀要 50(12), 877-879, 2004-12
- 57歳男.30歳頃,無精子症を指摘されていた.2000年8月頃腰痛が出現し,近医で第4腰椎圧迫骨折を,また骨密度の低下を指摘された.骨粗鬆症の精査目的で2002年6月当院内科受診となった.血中ホルモン検査の結果,黄体ホルモン・卵胞刺激ホルモン・テストステロンの低下が認められたため,低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の精査・加療のため泌尿器科受診となった.エナント酸テストステロン250mgの筋注を4周 …
- NAID 120002141364
[★]
- 英
- androgen
- 関
- アンドロゲン、男性ホルモン
商品
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- 関
- 徴候
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