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エナルモン
メチルテストステロン
Japanese Journal
前縦隔に原発した男子絨毛上皮癌の1剖検例
島野 毅八郎,内藤 寛,北 周二
日本内科学会雑誌 52(1), 31-35, 1963
… 様乳房に気づき, 3月に咳が始まり, X線検査などで異常を認めなかつたが,半年後には,右胸部を占有し,左側に転移を伴なう腫瘍陰影が発見されたものである.抗癌剤, X線深部治療,抗生剤,女性様乳房に対する
エナルモン
治療などを施したが奏効せず, 10月6日死亡した.剖検では,前縦隔のほゞ全域を占め,右各肺葉,心嚢壁上部にわたる小児頭大の種瘍で,左肺,肝,膵,脾,腎にも結節性転移を認めた.組織学的には絨毛上皮癌(choriocar …
NAID 130000883108
小児に発生せる女性乳房症に対する
エナルモン
治療の一小経験
猪熊 恒 [他]
ホルモンと臨床 8(5), ????, 1960-05
NAID 40018513484
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メチルテストステロン:エナルモン
エナルモンとは?メチルテストステロンの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べ られる(おくすり110番:薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
エナルモン錠25mg
組成
成分・含量
1錠中 日局メチルテストステロン 25mg
添加物
カルメロースカルシウム,ステアリン酸マグネシウム,トウモロコシデンプン,乳糖水和物,メチルセルロース
禁忌
アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑いのある患者
[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある.]
肝障害のある患者
[代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため,症状が増悪することがある.]
妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
男子性腺機能不全(類宦官症)
メチルテストステロンとして,通常,成人1日20〜50mgを経口投与する.
なお,症状により適宜増減する.
造精機能障害による男子不妊症
メチルテストステロンとして,通常,成人1日50mgを無精子症になるまで,経口投与する.
なお,症状により適宜増減する.
末期女性性器癌の疼痛緩和,手術不能の乳癌
メチルテストステロンとして,通常,成人1日50〜200mgを経口投与する.
なお,症状により適宜増減する.
慎重投与
前立腺肥大のある患者
[前立腺肥大が増大するおそれがある.]
心疾患,腎疾患又はその既往歴のある患者
[ナトリウムや体液の貯留により,これらの症状が増悪するおそれがある.]
癌の骨転移のある患者
[高カルシウム血症があらわれるおそれがある.]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
骨成長が終了していない可能性がある患者,思春期前の患者(「小児等への投与」の項参照)
薬効薬理
男性ホルモンは雄性動物の性器系を発育させるとともに,第二次性徴の発現に関与し
4)
,次の作用を示す.
去勢雄性動物の前立腺,精嚢等の副性器の萎縮を防止し,あるいは回復させる(ラット
5)
).
精巣の精細管に作用して精子形成を促進する
6),7)
.
脳下垂体性ゴナドトロピンの分泌を抑制する
7)
.
去勢ニワトリの鶏冠を肥大発育させる
8)
.
有効成分に関する理化学的知見
分子量
302.45
融 点
163〜168℃
性 状
白色〜微黄色の結晶又は結晶性の粉末である.
メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく,水にほとんど溶けない.
ジエチルエーテルにやや溶けにくい.
★リンクテーブル★
リンク元
「
テストステロン
」「
男性ホルモン製剤
」「
男性ホルモン剤
」「
テストステロンプロピオン酸エステル
」「
メチルテストステロン
」
「
テストステロン」
[★]
英
testosterone
,
TS
化
テストステロンエナント酸エステル
testosterone enanthate ester
商
エナルモン
、
エネルファ
、
ダイホルモン
、
テスチノン
、
テストロン
、
プリモジアン
、
ボセルモン
関
アンドロゲン
、
ホルモン
男性ホルモン剤
first aid step1 2006 p.125,249,251,397,401,402,406
分類
性ホルモン
アンドロゲン
性状
ステロイド
C19ステロイド
産生組織
男性:精巣の
ライディッヒ細胞
(
精巣間質細胞
Leydig細胞
)
女性:卵巣(25%)、副腎(25%)、末梢(50%)
標的組織
精巣、前立腺、精巣上体、精管、精嚢
脳、下垂体前葉、汗腺、毛嚢
受容体
アンドロジェン受容体
AR
作用
SP.909
1. 生殖器・二次性徴に対する作用
2.
精子形成
促進作用
男性二次性徴の発現と維持
副生殖器の発育と機能化
体毛発生、頭髪生え際の後退、皮脂腺発育、変声、脱毛
蛋白同化作用による骨格筋を発育させ、体型や骨格を男性的にする。
3. 中枢神経系に対する作用
下垂体からのFSH,LHの分泌を視床下部・下垂体に作用して抑制。
4. 性分化
胎児精巣から分泌されたアンドロジェンは副生殖器、中枢神経系を男性型に分化させる。
分泌の調整
+:LH?
-:テストステロン(視床下部、下垂体に対するネガティブフィードバックにより)
分子機構
臨床関連
テストステロン欠乏による骨折
1.加齢
I型骨粗鬆症(閉経後骨粗鬆症):破骨細胞の活性の上昇により起こり、主として骨梁骨が侵される。このI型骨粗鬆症は51-75歳の間に女性は男性の6倍多く起こる。男性では、早期に血清テストステロン値が低いと破骨細胞の活性を増し、I型骨粗鬆症を起こすことがある。(参考1)
2. 性腺機能低下症(参考2)
例えば、
カルマン症候群
(
087B079
)ではテストステロン低値により骨折をきたしうる。
参考
1.
http://merckmanual.jp/mmpej/sec04/ch036/ch036a.html
2.
腰椎圧迫骨折をきたした低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の1例
吉永 敦史,林 哲夫,石井 信行,大野 玲奈,寺尾 俊哉,鎌田 成芳,渡邉 徹,山田 拓己
泌尿器科紀要 50(12), 877-879, 2004-12
57歳男.30歳頃,無精子症を指摘されていた.2000年8月頃腰痛が出現し,近医で第4腰椎圧迫骨折を,また骨密度の低下を指摘された.骨粗鬆症の精査目的で2002年6月当院内科受診となった.血中ホルモン検査の結果,黄体ホルモン・卵胞刺激ホルモン・テストステロンの低下が認められたため,低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の精査・加療のため泌尿器科受診となった.エナント酸テストステロン250mgの筋注を4周 …
NAID 120002141364
「
男性ホルモン製剤」
[★]
英
androgen preparation
同
アンドロゲン製剤
、
テストステロン誘導体
testosterone derivative
商
エナルモンデポー
、
テスチノンデポー
、
テストビロンデポー
、
テストロンデポー
、
エナルモン
、
テスチノン
、
ハロテスチン
「
男性ホルモン剤」
[★]
英
androgen
関
アンドロゲン
、
男性ホルモン
商品
エナルモン
エネルファ
テスチノン
テストロン
「
テストステロンプロピオン酸エステル」
[★]
英
testosterone propionate
ラ
testosteroni propionas
商
エナルモン
関
テストステロン
「
メチルテストステロン」
[★]
英
methyltestosterone
ラ
methyltestosteronum
商
エナルモン
、
エネルファ