耐性乳酸菌(Streptococcus faecalis BIO-4R)
- 関
- 止しゃ剤,整腸剤
Japanese Journal
- 耐性腸球菌(エントモ-ル散)の二重盲検法による治療効果判定
- 多剤耐性腸菌製剤(エントモール散)の試用経験 抗生物質使用時および下痢性疾患を中心に
Related Links
- エントモールとは。効果、副作用、使用上の注意。 人間の腸内には、いろいろな細菌がバランスをとって棲(す)んでいます(腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう))。ところが、なんらかの原因(感染症、抗生物質・化学療法剤の服用 ...
- エントモール(腸内細菌叢の異常による症状を調整する薬 )について主な作用 副作用 用い方と注意点を説明します エントモールの詳細情報|エントモールなどお薬事典のここカラダ [元に戻す | + 拡大] ここカラダTOP > お薬事典 > ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エントモール散
組成
- 1g中に耐性乳酸菌100mg:耐性乳酸菌(Streptococcus faecalis BIO-4R)の生菌を1×106〜1×109個含有
- 添加物としてバレイショデンプン,ケイ酸マグネシウム,D-マンニトール,軽質無水ケイ酸含有
禁忌
- 本剤に過敏症の既往歴のある患者
- 牛乳に対してアレルギーのある患者[アナフィラキシー様症状を起こすことがある。]
効能または効果
- 下記抗生物質,化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善
- ペニシリン系,セファロスポリン系,アミノグリコシド系,マクロライド系,テトラサイクリン系,ナリジクス酸
- 通常成人1日3gを3回に分割経口投与する。なお、年齢,症状により適宜増減する。
重大な副作用
アナフィラキシー様症状:
- アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- マウスを用いた実験で、ストレプトマイシン投与により、腸内で抗生剤に強い酵母様真菌が増加(菌交代症)したが、同時にエントモール散を投与すると、エントモール散は酵母様真菌の異常増加を良く抑制した。3)
- ヒトに於て、ABPC単独投与,エントモール散単独投与及びABPC+エントモール散の併用の3群に分けて計45人の患者に投与し、糞便中の腸内細菌,真菌類等の変動を検索したところ、エントモール散投与により異常菌類の出現が良く抑制された。4)
- 細菌性赤痢,サルモネラ菌症等の患者にエントモール散と抗生物質を併用し、下痢から有形便になるまでの期間を、抗生物質単独で治療した成績と比較検討した結果、エントモール散はすぐれた整腸作用があった。1)
- エントモール散(S. faecalis BIO-4R株)の耐性は、混合培養による試験の結果、腸内細菌(大腸菌)に伝達されなかった。5)
有効成分に関する理化学的知見
有効成分
- 耐性乳酸菌(Streptococcus faecalis BIO-4Rの生菌菌体、又はそれらの生菌菌体を含む培養物の乾燥粉末)
性状
- 本品は白色〜わずかに黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 商
- エンテロノン-R、エントモール、コレポリーR、ビオフェルミンR、ラクスパン、ラックビーR、レベニン
- 関
- 止しゃ剤,整腸剤、乳酸菌
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2316014B1030_2_02/2316014B1030_2_02?view=body
[★]
- 英
- antibiotic-resistant lactic acid bacteria
- 商
- アンチビオフィルス、エンテロノンR、エントモール、レベニン、ビオフェルミンR