- 英
- abdominal pregnancy
- 関
- 腹腔妊娠
-腹腔妊娠
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 腹腔鏡下に治療しえた膀胱子宮窩腹膜に着床した腹膜妊娠の1症例
- 合志 礼子,福原 正生,新谷 可伸,宮脇 聡子,軸丸 三枝子,宮原 明子,江上 りか,渡邊 良嗣,恒吉 正澄,中村 元一
- 日本産科婦人科内視鏡學會雜誌 = The journal of the Japan Endoscopy Society of Obstetrics and Gynecology 26(2), 383-387, 2010-12-01
- NAID 10029376615
- P2-308 腹腔鏡下胎嚢切除術により根治できた原発性腹膜妊娠の一例(Group81 異所性妊娠2,一般演題,第62回日本産科婦人科学会学術講演会)
Related Links
- そのほかとしては卵巣妊娠、腹膜妊娠、子宮角妊娠、子宮頸管妊娠などです。 非常にまれに腹膜妊娠が満期までいき生児を得たという例も報告されます。(もちろん母児ともに命をかけた妊娠ですが・・・) 1 2 3 ...
- また、 腹膜妊娠 という例もありました。これは、 出血部を探すのに40分 、 (腹膜は範囲が広いのです。。。) 諦めた頃にようやく出血部を発見。縫うのが1分足らず という、大捜索の手術でした。 hCGの価が測れるようになったのが ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- ectopic pregnancy
- 同
- 異所性妊娠
- 関
- 妊娠
定義
- 受精卵が正常の着床部位である子宮内膜以外の場所に着床すること
分類
- 1) 卵管膨大部妊娠(78%)
- 2) 卵管峡部妊娠(29%)
- 3) 卵管間質部妊娠(2%)
卵管妊娠
- 狭い卵管腔内での妊卵の増殖、増大は困難であり、また卵管内膜は子宮内腔に比して薄いため絨毛組織は容易に筋層内に侵入してこれを破壊するので、卵管妊娠が後半期まで持続することはまれであり、ほとんどすべて妊娠12週頃までに中絶する。
経過
卵管流産
卵管破裂
原因
- 器質的因子:卵管炎、卵管周囲の癒着、卵管の発育異常や奇形、子宮外妊娠の既往、卵管手術の既往、流産手術の既往など
- 機能的因子:妊卵の外遊走、月経血の逆流、妊卵の輸送障害、たばこなど
- その他:体外受精(IVF-ET,GIFT)による妊娠、IUDの装着、不妊症の既往
症状
- 少量の性器出血に引き続き突然下腹部痛が出現し、失血やその疼痛によりショック症状を呈する。後腟円蓋はダグラス窩の出血により膨隆
- 下腹部痛(95%)
- 無月経(90%)
- 性器出血(80%)
検査
補助検査
- ダグラス窩穿刺:暗赤色、流動性流動性。顕微鏡で変性赤血球を認める。
- 子宮内膜組織診:子宮外妊娠の時、脱落膜(+)、Arias-Stella反応(+)、絨毛(-)
- 経膣超音波:子宮内に胎嚢が存在しないこと、腹腔内出血の有無、付属器の腫瘤・胎嚢・胎児心拍の確認
- 腹腔鏡検査:確定診断
治療 (NGY.406)
- 1. 全身状態の改善:
- 2. 妊孕性の温存を考慮する
- 1. 根治的手術:卵管切除術
- 2. 保存的手術:卵管切開術
- 3. 内科的療法:メトトレキサートの全身・局所投与
- 4. 腹腔鏡下手術:1-3を組み合わせて行う。
資料
[★]
- 英
- pregnancy, gravidity, gestation
- 関
- 妊娠週数、妊娠期間、(妊娠週数・妊娠月数の推定)子宮#子宮の大きさ、trimester。妊婦
- 妊娠x週
- x weeks of gestation
妊娠期間 (L.107)
- 最終月経の開始から280日(40週)
- 受精後266日(38週)
妊娠に伴う自覚、検査所見
- QB必修
- 尿検査による妊娠反応陽性:4週
- つわり症状 :6週
- 胎動の自覚 :18-20週
検査
超音波検査
- QB必修
- 妊娠4週:胎囊
- 妊娠5週:胎児
- 妊娠6週:胎児心拍
- 妊娠10-12週:ドップラーによる胎児心拍
尿妊娠反応
妊娠による変化
- G10M.38 NGY.293-303
- 循環血液量増加 → 血漿量の増加が血球成分の増加より著しい → 血液希釈(赤血球数↓、Hb↓、Ht↓)
- 白血球増加(5000~12000 /ul)。多核白血球優位に増加。
- 凝固能:凝固系亢進、線溶系抑制
- 血液凝固因子:第XI因子、第XIII因子を除き、血液凝固因子の濃度が上昇
- 胃:緊張度と運動性低下。食道括約筋圧低下、妊娠子宮による胃の変異により胃食道逆流が生じやすい(→麻酔管理では妊婦はfull stomach扱い)。
- 胸郭弛緩、横隔膜挙上、気道拡張(プロゲステロンによる気管平滑筋弛緩)
- →[一回換気量]増加、[予備呼気量]減少、[残気量]減少 → 残気量が減少し、一回換気量が増加 → 分時換気量増加
-
- 食後血糖は上昇。空腹時血糖は低下する。また、食後に高インスリン血症が持続する。 (NGY.293)
- FSH, LH:非妊娠時の基礎値
- hCG:10週前後にピークとなり以降、減少。
- PRL:妊娠末期に向かって増加
妊娠によるエネルギー付加量
- NGY.324
- 日本人成人女子の生活活動強度別の栄養所要量(kcal/day)
- 妊婦 +350
- G10M.72
- 妊娠初期:50kcal
- 妊娠中期:250kcal
- 妊娠末期:500kcal
- 授乳中:450kcal
妊娠と服用薬
- 妊娠と薬情報センター - 独立行政法人 国立成育医療研究センター
- http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html
服用薬の影響
- 4週から7週末までは器官形成期であり、催奇形性が確認されているものはワルファリン(鼻奇形、骨形成不全)、メトトレキセート(種々の奇形)、抗てんかん薬(種々の奇形)がある。(参考1)
臨床関連
届出
参考
- http://www.jsog.or.jp/activity/pdf/FUJ-FULL.pdf
[★]
- 英
- peritoneum (Z) < peritonaion < peritonos < peri-'around'+-tonos'stretched' ; perineumと勘違いしないように
- 関
- 漿膜