毒素原性大腸菌
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Japanese Journal
- 沖縄県における子牛下痢由来腸管毒素原性大腸菌と志賀毒素産生大腸菌の薬剤耐性と耐性遺伝子
- 又吉 正直
- 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 63(8), 620-624, 2010-08-20
- … 1996年〜2009年に沖縄県全域の27頭の子牛下痢由来の腸管毒素原性大腸菌(ETEC)14株と志賀毒素産生大腸菌(STEC)14株の合計28株について12種類の薬剤感受性および薬剤耐性遺伝子の保有状況を調べた。 …
- NAID 10026611576
- 勢戸 和子
- 防菌防黴 = Journal of antibacterial and antifungal agents 38(5), 339-350, 2010-05-10
- NAID 10026327463
- 腸管凝集性大腸菌耐熱性腸管毒EAST1遺伝子astA保有する大腸菌(血清型O1:H45)が腸管毒素原性大腸菌と同時に検出された食中毒事例
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- 3) 腸管毒素原性大腸菌(ETEC) この病原大腸菌は、腸管内で下痢の原因となる毒素を産生することから、腸管毒素原性大腸菌( e ntero t oxigenic E. c oli、略して ETEC )と呼ばれています。 ETECは、1967年に子ブタの下痢症の原因 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- enterotoxigenic Escherichia coli enterotoxigenic E. coli ETEC
- 同
- 腸管毒素原性大腸菌
- 関
- 大腸菌、大腸菌エンテロトキシン
[★]
- 英
- large intestine (Z)
- ラ
- intestinum crassum
小腸と比べたときの大腸の特徴 (M.149)
- 結腸ヒモという縦走筋繊維からなる3本の太い帯を有する
- 結腸膨起という結腸ヒモの間の膨らみを有する
- 腹膜垂という脂肪の塊を含む
- 内径は小腸よりも大きい
大腸を構成する部位
- 盲腸
- 結腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)
- 直腸
- (虫垂)
生理
1)膨起性往復運動 haustralshuttling movement
2)(単一)膨起性移送運動 segmentalhaustralpropulsion
3)多膨起性移送運動 multihaustralpropulsion
1) 2)により内容物のゆっくりした移動(5cm/hr)
→ 48hrで上行結腸よりS状結腸へ
4)総蠕動mass movement(mass peristalsis,maSS PrePulsion)
1-3回/日、強い蠕動→結腸内容物が直腸へ移動(→排便誘発)
5)収縮回数:直腸 > S状結腸 のため内容物はS状結腸へ移動
(通常は、直腸に内容物(-))
6)胃大腸反射 gastro-colonic reflex
小腸大腸反射 ileo-colonic reflex:胃、小腸に内容物-→結腸に総蠕動(+)
*排便
1)解剖
①内肛門括約筋internalanal
②外肛門括約筋externalanal
sphincter---平滑筋
sphincter山-一横紋筋
2)排便のメカニズム
i)総蠕動一糞便直腸へ
ii)直腸内圧〉20Ⅷ舶g ⇒ 直腸壁伸展⇒ 仙髄排便中枢(S2-4)
⇒ ①高位中枢(便奇形成)
②排便反射defecation reflex
内肛門筋弛緩
外肛門筋収縮(一過性)
直腸蠕動運動(⇒内圧をさらに高める)
iii) 内圧45-55mmHg以上
内容物200ml以上
便意による排便動作 外肛門筋弛緩
腹筋、横隔膜収縮
[★]
- 英
- coli bacillus
- ラ
- Escherichia coli, E. coli
- 関
- 下痢原性大腸菌
分類
-
- 症状:サルモネラ性腸炎に類似 乳幼児の胃腸炎の原因
- 症状:コレラ様の下痢 易熱性エンテロトキシンと耐熱性エンテロトキシン
- ベロ毒素(VT1, VT2)を産生する。ベロ毒素=志賀毒素]]
- O157H7が多い。O1,026,O111,0128,O145等の血清型の中の一部がベロ毒素を産生する
- 溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)などの重症な合併症を発症する。
参考
- http://cgsc.biology.yale.edu/index.php
[★]
- 英
- toxin
- 関
- 内毒素、外毒素
外毒素
|
内毒素
|
ポリペプチド
|
リポ多糖体(lipopolysaccharide: LPS)
|
細菌細胞からの分泌
|
グラム陰性菌の細胞壁の外膜に存在
|
宿主組織内-拡散
|
細菌細胞の崩壊により放出
|
多くは熱不安定性
|
熱安定性
|
分泌部位~遠隔部位に作用
|
血行性に拡散しエンドトキシンショック
|
トキソイド化可
|
トキソイド化不可(毒性中心はリピドA)
|
[★]
- 英
- intestinal tract、enteric canal、intestinal、enteric
- 関
- 消化器系、腸、腸管内、腸内
[★]
- 英
- fungus、fungi、microbial
- 関
- 菌類、真菌、真菌類、微生物