- 英
- exotoxin
- 同
- 菌体外毒素 bacterial exotoxin
- 関
- 内毒素、毒素、エンドトキシン、細菌毒素
WordNet
- a toxin that is secreted by microorganisms into the surrounding medium
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/17 13:07:45」(JST)
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外毒素(がいどくそ、exotoxin)とは細菌が菌体外に放出する毒素の総称であり、その成分はタンパク質あるいはポリペプチドである。内毒素が菌種間で毒性が非特異的であるのに対して外毒素の毒性は特異的である。外毒素はホルマリン等で処理すると毒性を失うが、免疫原性を有するトキソイドとなる。代表的な外毒素としてClostridium perfringensのα毒素、破傷風菌、ボツリヌス菌の神経毒、コレラ菌、大腸菌、ブドウ球菌のエンテロトキシンがある。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 鹿江雅光、新城敏晴、高橋英司、田淵清、原澤亮編 『最新家畜微生物学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460198
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
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Japanese Journal
- 黄色ブドウ球菌における菌体外毒素および酵素産生の調節機構--トランスポゾンTn4001挿入変異による解析
- 細菌毒素の宿主受容体の精製及び機能解析に関する研究
- 八尋 錦之助
- 日本細菌学雑誌 65(3), 325-331, 2010
- … 中でも,外毒素は特異な酵素活性を有し,宿主細胞内に侵入後,その酵素活性により細胞内の恒常性の破綻,シグナル伝達系の混乱を引き起こし,形態変化や細胞死を誘導することが知られている。 …
- NAID 130000334348
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- デジタル大辞泉 外毒素の用語解説 - ジフテリア菌・破傷風菌・ボツリヌス菌・コレラ菌 などの菌体から外へ放出される毒素。主にたんぱく質からなり、毒性が強いが熱に弱い 。菌体構成成分そのものに毒性がある内毒素に対していう。エクソトキシン。 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- tetanus bacillus
- ラ
- Costridium tetani
- 同
- (国試)破傷風菌
- 関
- クロストリジウム属
- 図:SMB.260
- 芽胞形成
- 嫌気性菌
- グラム陽性桿菌
- 形状:太鼓のバチ状(円形で端在性の芽胞)
- 棲息場所 土壌中に広く分布
- 運動性:寒天平板上で遊走し、辺縁は樹枝状
- 病原性:創傷感染(特に土壌で汚染された挫滅創)により感染。受傷後6時間で毒素(破傷風毒素)を産生し始める。
- 毒素:外毒素(神経毒:テタノスパスミン(破傷風毒素)、破傷風溶血毒:テタノリジン)
- 感染症:破傷風
[★]
- 英
- superantigen
- 関
[★]
- 英
- endotoxin
- 同
- エンドトキシン、菌体内毒素 bacterial endotoxin
- 関
- 外毒素、毒素、リピドA
内毒素の生理作用
[★]
- 英
- streptococcal pyrogenic exotoxin SPE
- 関
- Streptococcus pyogenes、溶血性連鎖球菌感染症
- 発熱毒素
- 毒素産生遺伝子をもつファージ変換により産生される
- スーパー抗原としてT細胞の非特異的活性化-劇症型A群連鎖球菌感染症
[★]
- 英
- bacterial exotoxin
- 関
- 外毒素、exotoxin
[★]
連鎖球菌発熱性外毒素
[★]
- 英
- toxin
- 関
- 内毒素、外毒素
外毒素
|
内毒素
|
ポリペプチド
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リポ多糖体(lipopolysaccharide: LPS)
|
細菌細胞からの分泌
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グラム陰性菌の細胞壁の外膜に存在
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宿主組織内-拡散
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細菌細胞の崩壊により放出
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多くは熱不安定性
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熱安定性
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分泌部位~遠隔部位に作用
|
血行性に拡散しエンドトキシンショック
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トキソイド化可
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トキソイド化不可(毒性中心はリピドA)
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