- 英
- puerperal fever
- ラ
- febris puerperalis
- 同
- 産床熱
- 関
- 産褥、産褥期
定義
- 分娩24以降から産褥10日目までに2日間以上にわたる38℃以上の発熱(NGY.484)
- 子宮内膜炎を原因とする者に限る。性器や子宮以外の感染に由来する発熱は含めない。
原因
- 胎盤付着部位に常在菌が感染、あるいは子宮切開部位に常在菌が感染することで子宮内膜炎を引きおこす。
治療
- 原因が同定されるまでは広域スペクトルを有する抗菌薬(クリンダマイシン、ゲンタマイシン)を用い、原因が特定されれば特異的な抗菌薬を用いる。
分類
WordNet
- relating to or connected with or occurring at the time of childbirth or shortly following, or to the woman who has just given birth
PrepTutorEJDIC
- 出産の,分娩(ぶんべん)の;産婦の
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/22 13:50:18」(JST)
[Wiki ja表示]
産褥(さんじょく)とは、妊娠及び分娩を原因として発生した生殖器及び全身の変化が、妊娠前の状態に戻るまでの期間のこと。
この時期の女性を産褥婦といい、これが病気になった場合を産褥病という。期間は一般に6週間から8週間といわれており、その間の主な症状としては次のものがある。
- 体重の減少
- 悪露の排出
- 発熱(産褥熱)
- 後陣痛
- 乳汁の分泌
- 子宮の縮小
- 鬱状態(産褥鬱)
- その他の身体精神の全般にわたる大きな変化
古来日本語で「産後の肥立ちが悪い」と表現してきたのは、こうした産褥異常の状態からなかなか回復できない女性を指したものである。
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 産褥熱 : A群溶連菌感染症を含めて (特集 知っておきたい重症産褥合併症)
- 産褥熱 (特集 産婦人科の薬剤使用プラクティス : 病態別処方(産科編)) -- (分娩・産褥)
Related Links
- 産褥感染症。産褥感染症とはどんな病気か 分娩およびその前後に、主として分娩の際に生じた傷を介して細菌に感染して起こる熱性疾患を総称して、産褥熱(さんじょくねつ)といいます。日本では、分娩後24時間以降、産褥10日 gooヘルスケア ...
- 家庭医学館 産褥熱の用語解説 - [どんな病気か] 子宮内の胎盤(たいばん)の剥離面(はくりめん)をはじめ、分娩(ぶんべん)によって生じた傷に細菌が感染し、産後24時間以降から10日以内に、38 以上の熱が2日以上続いた場合を ...
- 産褥熱の症状や原因、対処法 ... 分娩の際、またはその前後に子宮や産道についた傷から細菌が入り、 感染を起こすのが産褥熱といわれています。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [104D060]←[国試_104]→[104E002]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [102F005]←[国試_102]→[102F007]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [108H038]←[国試_108]→[108I002]
[★]
- 英
- pyogenic streptococcus
- ラ
- Streptococcus pyogenes
- 同
- ストレプトコッカス・ピオゲネス、化膿性レンサ球菌、化膿性連鎖球菌、A群連鎖球菌? Streptococcus group A? group A Streptococcus? GAS?、A群β溶連菌、A群β溶血性連鎖球菌、A群β溶血性レンサ球菌 group A beta-haemolytic streptococci GABHS
- 関
- 連鎖球菌属、溶血性レンサ球菌
感染症
[★]
- 英
- cesarean section, CS
- ラ
- sectiv caesarea
- 同
- 帝王切開
概念
術後合併症
参考
- 1. [charged] Cesarean delivery: Preoperative issues - uptodate [1]
-帝王切開
[★]
- [限定](産科)出産/分娩の。子宮収縮期の/に関連した/におこる。産床の、産褥の
- 語源:ラテン語 puer child + pario to bear
- 関
- (n.)puerperium (n. pl.)puerperia (医)産床期、産褥期
[★]
- 英
- systemic puerperal fever
- 関
- 産褥熱
[★]
- 英
- local puerperal fever?
- 関
- 産褥熱
[★]
- 英
- postpartum
- ラ
- puerperium
- 同
- 産床
- 関
- 産褥期
性器復古
- 子宮体:産褥6週で元の大きさに戻る。 → 子宮#子宮の大きさ
- 子宮頚部:(分娩数時間後)2-3指、(分娩第3日)2指、(分娩第6-10日)1指、(分娩4-6週)閉鎖
- 腟
- 外陰
全身の復古
- 体重:産褥1ヶ月の段階で妊娠前より2-3kg重い。分娩により5kg減少、循環血液量減少や子宮の退縮により2kg減少。(QB.P-320)
- 腹壁:妊娠線
- 泌尿器:分娩による膀胱筋、膀胱支配神経の麻痺、腹壁弛緩による腹圧の低下による排尿などの復古は比較的遅い。(QB.P-318)
- 血液
- 循環血漿量:妊娠中は増加していたが、、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ → 分娩直後から尿量増加(ANP↑)。
- 赤血球:分娩後減少、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
- 白血球:分娩後より増加するがその後、減少し産褥1週間で妊娠前の水準に近くなり、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
- 血小板:出産後減少し、産褥1週間頃までに非妊時より増加(→血栓症が好発)。産褥1ヶ月で正常。
[★]
- 英
- heat、hot、 fever(→発熱)
- 関
- アイソトープ、加温、発情、発情期、放射性、加熱、熱い、熱感、ホット