UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- 細菌性腟症 はじめに 女性において、腟炎・腟症は、異常帯下を主訴とする 疾患概念である。代表的なものとして、性器カンジダ症、 腟トリコモナス症、細菌性腟症( )がある。性器カンジダ症、腟トリコモナス症は、特定の原因微
- 産褥感染症。産褥感染症とはどんな病気か 分娩およびその前後に、主として分娩の際に生じた傷を介して細菌に感染して起こる熱性疾患を総称して、産褥熱(さんじょくねつ)といいます。日本では、分娩後24時間以降、産褥10日 goo ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- puerperal fever
- ラ
- febris puerperalis
- 同
- 産床熱
- 関
- 産褥、産褥期
定義
- 分娩24以降から産褥10日目までに2日間以上にわたる38℃以上の発熱(NGY.484)
- 子宮内膜炎を原因とする者に限る。性器や子宮以外の感染に由来する発熱は含めない。
原因
- 胎盤付着部位に常在菌が感染、あるいは子宮切開部位に常在菌が感染することで子宮内膜炎を引きおこす。
治療
- 原因が同定されるまでは広域スペクトルを有する抗菌薬(クリンダマイシン、ゲンタマイシン)を用い、原因が特定されれば特異的な抗菌薬を用いる。
分類
[★]
- 英
- postpartum
- ラ
- puerperium
- 同
- 産床
- 関
- 産褥期
性器復古
- 子宮体:産褥6週で元の大きさに戻る。 → 子宮#子宮の大きさ
- 子宮頚部:(分娩数時間後)2-3指、(分娩第3日)2指、(分娩第6-10日)1指、(分娩4-6週)閉鎖
- 腟
- 外陰
全身の復古
- 体重:産褥1ヶ月の段階で妊娠前より2-3kg重い。分娩により5kg減少、循環血液量減少や子宮の退縮により2kg減少。(QB.P-320)
- 腹壁:妊娠線
- 泌尿器:分娩による膀胱筋、膀胱支配神経の麻痺、腹壁弛緩による腹圧の低下による排尿などの復古は比較的遅い。(QB.P-318)
- 血液
- 循環血漿量:妊娠中は増加していたが、、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ → 分娩直後から尿量増加(ANP↑)。
- 赤血球:分娩後減少、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
- 白血球:分娩後より増加するがその後、減少し産褥1週間で妊娠前の水準に近くなり、産褥1ヶ月で妊娠前の水準へ
- 血小板:出産後減少し、産褥1週間頃までに非妊時より増加(→血栓症が好発)。産褥1ヶ月で正常。
[★]
- 英
- vaginitis, vaginal inflammation
- ラ
- colpitis
- 同
- 膣炎
- 関
- 小児外陰腟炎、萎縮性腟炎
- vulvovaginitis
[show details]
腟炎 : 約 62,900 件
膣炎 : 約 582,000 件
[★]
- 関
- 炎光、炎症