- 英
- cerntral nervous system stimulant, CNS stimulant
- 同
- 中枢興奮薬
- 関
- 薬理学
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中枢神経刺激薬 (ちゅうすうしんけいしげきやく、英: central nervous system stimulants) は、中枢神経系に作用し、その機能を活発化させる薬物の総称である[要出典]。中枢神経系刺激薬、中枢神経興奮薬、中枢興奮薬、興奮薬、覚醒剤(stimulants)とも呼ばれる。薬効分類を見れば、「興奮剤、覚せい剤」の分類名の横に英名が書かれcentral nervous system stimulantsとある[1]。
狭義には、それらの薬物のうち日本薬局方に収められ、中枢神経刺激薬に分類されている薬物を指す[要出典]。メチルフェニデートの添付文書においては、「中枢神経刺激剤」の薬効分類名が書かれ、インタビューフォームにおいては「中枢神経興奮剤」の薬効分類名が書かれている[2]。これはモダフィニルでは、精神神経用剤[3]。アンナカでは、「中枢興奮・鎮痛剤」である[4]。
目次
- 1 用途
- 2 治療目的以外での使用
- 3 種類と具体例
- 4 注釈
- 5 関連項目
用途
昏睡からの覚醒やナルコレプシーなどの重度の睡眠障害の治療に使用されることが多い。中枢神経刺激薬は日本の法律上の覚せい剤を含み、日本ではアンフェタミン、メタンフェタミン、およびその塩類が覚せい剤取締法の対象薬物となっている。このうちメタンフェタミンの塩酸塩である塩酸メタンフェタミンは日本薬局方に収められており、医療的利用が認められている。
塩酸メチルフェニデートは欧米や日本において注意欠陥・多動性障害 (ADHD) の治療に使用されているが、その副作用や中毒性については更なる研究結果を待つ必要がある。
治療目的以外での使用
一部の健康な人は、これらの薬を「認識能力増強薬」 (英: Cognitive enhancer)、つまり「脳機能の増強薬」として使用しており (特に米国に多い)、多くの国では現状これらの使用方法は非合法とされている。しかし、一部の科学者はこういった使用法を合法化する事を提唱している[5]。
種類と具体例
デキセドリン (英:
Adderall, 英:
Dexedrine®)
- アンフェタミン - 覚せい剤取締法により覚せい剤指定、処方箋医薬品(ただし、2013年現在製造されている製品はない)
- ゼドリン (武田薬品工業) - 現在では発売が中止されている。
- デキストロアンフェタミン (英: Adderall, 英: Dexedrine®)
- メタンフェタミン - 覚せい剤取締法により覚せい剤指定、処方箋医薬品
- エフェドリン
- モダフィニル - 麻薬及び向精神薬取締法により第一種向精神薬指定
- アドラフィニル (英: Olmifon)
- カフェイン
- タウロポン (ピップフジモト)
- エスタロンモカ (エスエス製薬)
- コカイン - 麻薬及び向精神薬取締法により麻薬指定、処方箋医薬品
- ペモリン
- メチルフェニデート - 麻薬及び向精神薬取締法により第一種向精神薬指定、処方箋医薬品
- リタリン (ノバルティス)
- コンサータ (ヤンセンファーマ)
- デキサメチルフェニデート
- ピプラドロール (英: Pipradrol)
注釈
- ^ 中分類87医薬品及び関連製品 (総務省)
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ [3]
- ^ Towards responsible use of cognitive-enhancing drugs by the healthy (英文) 米国誌ネイチャーに掲載された論文
関連項目
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 中枢神経興奮薬,抗うつ薬 (小児の臨床薬理学) -- (神経疾患薬)
Related Links
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- 薬の手引きの検索結果 469件 アイロメート 筋肉の運動に関係している脳・脊髄(せきずい)にはたらきかけて、神経の過度な興奮を鎮め、筋肉の痛み、こわばり、緊張を解消する薬です。中枢性筋弛緩剤にはいろいろな種類があります。
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★リンクテーブル★
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- 英
- psychostimulant
- 同?
- 精神賦活薬 psychoactive drug psychic energizer
- 中枢神経興奮薬 ←使いわけは?、精神賦活薬
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- 向精神薬
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概念
精神刺激薬
[★]
- 英
- methylphenidate
- 化
- 塩酸メチルフェニデート methylphenidate hydrochloride
- 商
- リタリン Ritalin, Methylin, Concerta,metadate ER, Flocalin、コンサータ
- 関
- 精神神経用剤
特徴
構造
作用機序
薬理作用
動態
適応
- 注意欠陥多動性障害
注意
禁忌
副作用
相互作用
[★]
- 英
- analeptic, analeptics
- 関
- 痙攣薬、中枢神経興奮薬、脳幹興奮薬
[★]
- 英
- nerve
- ラ
- nervus
- 関
- ニューロン
解剖で分類
- 中枢神経 central nervous systen CNS
- 末梢神経 peripheral nervous system PNS
情報で分類
- 感覚神経 sensory nerve = 求心性線維 afferent nerve
- 運動神経 motor nerve = 遠心性線維 efferent nerve
機能で分類
- 体性神経 somatic nervous system SNS
- 自律神経 autonomic nervous system ANS
[★]
- 英
- center、central
- 関
- センター、中央、中心、中心性、中心的、中枢神経性、中枢性、中枢的、中央に置く。末梢
[★]
- 英
- drug, agent
- 同
- 薬物
- 関
- 作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- excitation、excitement、excite、fire、excitatory、exciting
- 関
- 興奮性、刺激的、励起、発火、火事
[★]
- 英
- analeptic、excitant
- 関
- 強精、滋養強壮剤、滋養強壮薬、蘇生薬、中枢興奮薬、中枢神経系刺激薬