インターフェロンγ
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- a form of interferon that is produced by T cells and macrophages; involved in the activation of phagocytes
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Japanese Journal
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- 細胞内寄生性リステリアの病原因子による宿主免疫応答の誘導機構 : 生菌免疫の作用機序へのアプローチ
- 光山 正雄
- 日本細菌学雑誌 64(2), 365-376, 2009-12-25
- リステリア(Listeria monocytogenes)に代表される細胞内寄生性細菌に対する宿主感染防御免疫は生菌免疫でしか成立せず,死菌免疫では無効であるが,その理由は不明であった。この素朴な疑問を何とか解明したいと思いながらマウスを用いた感染免疫の研究を続け,リステリアの産生する主要な病原因子であるリステリオリシンO(LLO)タンパクのN末端をマクロファージ内で自然免疫機構が認識し,各種サイ …
- NAID 10027208784
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- インターフェロンγは活性化されたT細胞で産生され免疫系と炎症反応に対して調節作用を 有する。IFN-γにも抗ウイルス作用と抗腫瘍作用があるが弱く、その代わりIFN-αとβの 効果を増強する作用がある。IFN-γは腫瘍のある局所で働く必要があり、がん治療への ...
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★リンクテーブル★
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γインターフェロン、γ型インターフェロン、インターフェロンγ
- 関
- IFN-gamma、interferon type II、interferon-gamma
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- 英
- interferon interferons IFN
- 商
- オーアイエフ、IFNβモチダ、アドバフェロン、アボネックス、イムノマックス-γ、イントロンA、スミフェロン、フエロン、ベタフェロン、ペガシス、ペグイントロン
概念
- サイトカインの一種で抗ウイルス作用、免疫修飾作用、抗増殖活性を有する。(GOO.1261)
種類
- ウイルスに感染して誘導され、強い抗ウイルス作用を有する
- 非ウイルス誘導性
表(SMB.426)
各インターフェロンについて
- GOO.1261
- ウイルス感染に対する非特異的な初期防御に関わる
- 意義:ウイルス感染に対する非特異的な初期防御に関わる
- 産生細胞:ほとんど全ての細胞
- 産生のトリガー:二本鎖RNA、ある種のサイトカイン(IL-1, IL-2, TNF)
- 作用:抗ウイルス作用、抗増殖作用:(1) リンパ球、NK細胞、およびマクロファージの細胞障害作用の亢進、(2) MHC class Iの発現の亢進作用 ← 抗ウイルス活性
- 意義:マクロファージの活性化
- 産生細胞:T細胞、NK細胞、マクロファージのみ!
- 産生のトリガー:抗原刺激、mitogen、特定のサイトカイン
- 作用:抗ウイルス作用は弱い。強力な免疫調整作用:(1) マクロファージの強力な活性化、(2) MHC class IIの発現の亢進、(3) 局所炎症反応の仲介(madiation)
インターフェロンの抗ウイルス作用
- インターフェロンをシグナルとして受け取った細胞は以下の物質を産生して抗ウイルス作用を発揮する。
適応
副作用