- 関
- 漢方製剤、麻黄附子細辛湯
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 桂姜草棗黄辛附湯の変方・加味方として、桂枝湯と麻黄附子細辛湯及び桂枝加朮附湯と麻黄附子細辛湯エキス剤合方の検討
- 桂枝湯エキスと麻黄附子細辛湯エキスの併用が有効な冷えについての検討
- 日本東洋醫學雜誌 = Japanese journal of oriental medicine 61(7), 897-905, 2010-11-20
- NAID 10026966697
- 174 桂枝湯エキス末合麻黄附子細辛湯エキス末(桂姜棗草黄辛附湯加芍薬エキス末)による交通外傷後後遺症症例3例の治療経験(整形外科疾患・ペインクリニック1,一般演題,伝統医学のあるべきかたちとは-世界の潮流と日本の役割-,第59回日本東洋医学会学術総会)
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- 成分(一般名) : 麻黄附子細辛湯 製品例 : ツムラ麻黄附子細辛湯エキス顆粒(医療用)、コタロー麻黄附子細辛湯エキスカプセル ・・その他(ジェネリック) & 薬価 区分 : 漢方/漢方/漢方製剤
- 通常、成人は1日6カプセル(麻黄附子細辛湯水製乾燥エキスとして1.2g)を1日2〜3回に分けて、食前または食間に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・体重・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
三和麻黄附子細辛湯エキス細粒
組成
- 本品1日量(4.5g)中、下記の麻黄附子細辛湯水製エキス1.5gを含有する。
- 日局 マオウ 4.0g
日局 サイシン 3.0g
日局 加工ブシ 1.0g
添加物として乳糖水和物、トウモロコシデンプン、結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、軽質無水ケイ酸を含有する。
効能または効果
悪感、微熱、全身倦怠、低血圧で頭痛、めまいあり、四肢に疼痛冷感あるものの次の諸症:
- 感冒、気管支炎、咳嗽
- 通常、成人1日4.5gを3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
体力の充実している患者
- [副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。]
暑がりで、のぼせが強く、赤ら顔の患者
- [心悸亢進、のぼせ、舌のしびれ、悪心等があらわれるおそれがある。]
著しく胃腸の虚弱な患者
- [口渇、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐等があらわれることがある。]
食欲不振、悪心、嘔吐のある患者
発汗傾向の著しい患者
- [発汗過多、全身脱力感等があらわれることがある。]
狭心症、心筋梗塞等の循環器系の障害のある患者、又はその既往歴のある患者
重症高血圧症の患者
高度の腎障害のある患者
排尿障害のある患者
甲状腺機能亢進症の患者
重大な副作用
肝機能障害、黄疸:
- AST(GOT)、ALT(GPT)、Al−P、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
★リンクテーブル★
[★]
販売されている漢方製剤
ツムラの漢方製剤
ツムラ#
|
名称
|
1
|
カッコントウ
|
2
|
カッコントウカセンキュウシンイ
|
3
|
オツジトウ
|
5
|
アンチュウサン
|
6
|
ジュウミハイドクトウ
|
7
|
ハチミジオウガン
|
8
|
ダイサイコトウ
|
9
|
ショウサイコトウ
|
10
|
サイコケイシトウ
|
11
|
サイコケイシカンキョウトウ
|
12
|
サイコカリュウコツボレイトウ
|
14
|
ハンゲシャシントウ
|
15
|
オウレンゲドクトウ
|
16
|
ハンゲコウボクトウ
|
17
|
ゴレイサン
|
18
|
ケイシカジュツブトウ
|
19
|
ショウセイリュウトウ
|
20
|
ボウイオウギトウ
|
21
|
ショウハンゲカブクリョウトウ
|
22
|
ショウフウサン
|
23
|
トウキシャクヤクサン
|
24
|
カミショウヨウサン
|
25
|
ケイシブクリョウガン
|
26
|
ケイシカリュウコツボレイトウ
|
27
|
マオウトウ
|
28
|
エッピカジュツトウ
|
29
|
バクモンドウトウ
|
30
|
シンブトウ
|
31
|
ゴシュユトウ
|
32
|
ニンジントウ
|
33
|
ダイオウボタンピトウ
|
34
|
ビャツコカニンジントウ
|
35
|
シギャクサン
|
36
|
モクボウイトウ
|
37
|
ハンゲビャクジツテンマトウ
|
38
|
トウキシギャクカコシュユショウキョウトウ
|
39
|
リョウケイジュッカントウ
|
40
|
チョレイトウ
|
41
|
ホチュウエッキトウ
|
43
|
リックンシトウ
|
45
|
ケイシトウ
|
46
|
シチモツコウカトウ
|
47
|
チョウトウサン
|
48
|
ジュウゼンタイホトウ
|
50
|
ケイガイレンギョウトウ
|
51
|
ジュンチョウトウ
|
52
|
ヨクイニントウ
|
53
|
ソケイカッケツトウ
|
54
|
ヨクカンサン
|
55
|
マキョウカンセキトウ
|
56
|
ゴリンサン
|
57
|
ウンセイイン
|
58
|
セイジョウボウフウトウ
|
59
|
ヂズソウイッポウ
|
60
|
ケイシカシャクヤクトウ
|
61
|
トウカクジョウキトウ
|
62
|
ボウフウツウショウサン
|
63
|
ゴシャクサン
|
64
|
シャカンゾウトウ
|
65
|
キヒトウ
|
66
|
ジンソイン
|
67
|
ニョシンサン
|
68
|
シャクヤクカンゾウトウ
|
69
|
ブクリョウイン
|
70
|
コウソサン
|
71
|
シモツトウ
|
72
|
カンバクタイソウトウ
|
73
|
サイカントウ
|
74
|
チョウイジョウキトウ
|
75
|
シクンシトウ
|
76
|
リュウタンシャカントウ
|
77
|
キュウキキョウガイトウ
|
78
|
マキョウヨクカントウ
|
79
|
ヘイイサン
|
80
|
サイコセイカントウ
|
81
|
ニチントウ
|
82
|
ケイシニンジントウ
|
83
|
ヨクカンサンカチンピハンゲ
|
84
|
ダイオウカンゾウトウ
|
85
|
シンピトウ
|
86
|
トウキインシ
|
87
|
ロクミガン
|
88
|
ニジュツトウ
|
89
|
ヂダボクイッポウ
|
90
|
セイハイトウ
|
91
|
チクジョウンタントウ
|
92
|
ジインシホウトウ
|
93
|
ジインコウカトウ
|
95
|
ゴコトウ
|
96
|
サイボクトウ
|
97
|
ダイボウフウトウ
|
98
|
オウギケンチュウトウ
|
99
|
ショウケンチュウトウ
|
100
|
ダイケンチュウトウ
|
101
|
ショウマカッコントウ
|
102
|
トウキトウ
|
103
|
サンソウニントウ
|
104
|
シンイセイハイトウ
|
105
|
ツウドウサン
|
106
|
ウンケイトウ
|
107
|
ゴシャジンキガン
|
108
|
ニンジンヨウエイトウ
|
109
|
ショウサイコトウカキキョウセッコウ
|
110
|
リッコウサン
|
111
|
セイシンレンシイン
|
112
|
チョレイトウゴウシモツトウ
|
113
|
サンオウシャシントウ
|
114
|
サイレイトウ
|
115
|
イレイトウ
|
116
|
ブクリョウインゴウハンゲコウボクトウ
|
117
|
インチンゴレイサン
|
118
|
リョウキョウジュッカントウ
|
119
|
リョウカンキョウミシンゲニントウ
|
120
|
オウレントウ
|
121
|
サンモツオウゴントウ
|
122
|
ハイノウサンキュウトウ
|
123
|
トウキケンチュウトウ
|
124
|
センキュウチャチョウサン
|
125
|
ケイシブクリョウガンカヨクイニン
|
126
|
マシニンガン
|
127
|
マオウブシサイシントウ
|
128
|
ケイヒトウ
|
133
|
ダイジョウキトウ
|
134
|
ケイシカシャクヤクダイオウトウ
|
135
|
インチンコウトウ
|
136
|
セイショエッキトウ
|
137
|
カミキヒトウ
|
138
|
キキョウトウ
|
501
|
シウンコウ
|
3020
|
コウジンマツ
|
3023
|
ブシマツ
|
[★]
黄附子細辛湯
- 関
- 漢方製剤
[★]
- 日
- まおう、マオウ
- 英
- Ephedra、chinese ephedra、Ephedra herb
- ラ
- ephedrae herba
- 関
- エフェデュラ、マオウ属、シナマオウ、エフェドラ属、Ephedra属。生薬、エフェドリン
- 関
- 木賊麻黄、モグゾクマオウ、麻黄根(Mahuanggen, Ma Huang root)、ワイマオウ、矮麻黄(Ephedra gerardiana)、フタマタマオウ、マンシュウマオウ(Ephedra distachya)、トクサマオウ、コダチマオウ、キダチマオウ(Ephedra equisetina)、アイマオウ(Ephedra intermedia)、クサマオウ、シナマオウ(Ephedra sinica).Cao Mahuang、Desert Herb、Ephedra shennungiana、Ephedra sinensis、Ephedrae herba、Herbal Ecstasy、Joint Fir、Ma Huang、Ma-huang、Mahuang、Muzei Mahuang、Popotillo、Sea Grape、Teamster's Tea、Yellow Astringent、Yellow Horse、Zhong Mahuang
概念
- マオウ(麻黄)はハーブであり、漢方の方剤としても使われる。また医薬品としても使われている。
- 枝、先端部、根、あるいは全体が使われることがある。
- 日本ではマオウ科のEphedra sinica, Ephedra intermedia, Ephedra equisetinaの地上茎が用いられる。
- エフェドリンを含んでおり、エフェドリンはは心臓、肺、神経を刺激する作用がある。
- 妊娠中、授乳期、胸痛、不安障害、糖尿病、緑内障、心臓病、不整脈、甲状腺疾患、高血圧、振戦、腎結石、褐色細胞腫、発作性疾患の人の使用は勧められない。
効能
- 気管支拡張作用など。気管支喘息、気管支炎、気管支痙攣に効くとされている。ただし、薬効を得るためには安全量を超えた摂取が必要。
- 体重減少・減量促進:
- 運動選手の成績向上、アレルギー、鼻づまり、感冒、インフルエンザ、発熱など多くの症状に有効かどうか不明。
用量
- 肥満患者の痩身:マオウ12mg+ガラナ豆40mg 1日3回
- 通常の痩身:マオウ90mg/日、カフェイン192mg/日。このほかマオウ60mg+コーラの木の実、ウィローバークも併用されることがある
併用注意
- 副腎皮質ステロイド:副腎皮質ステロイド作用低減させる可能性あり。マオウは副腎皮質ステロイドの分解を促進するため。
- 麦角誘導体(ブロモクリプチン、ジヒドロエルゴタミン、ペルゴリド):血圧上昇の可能性あり。マオウも麦角誘導体もいずれも血圧を上昇させるために、急激な血圧上昇のリスクがある。
- 抗うつ薬-モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)(フェネルジン、トラニルシプロミン):カテコラミン類やインドールアミンはモノアミン酸化酵素(MAO)で代謝されるが、それを阻害する薬剤が治療薬として使われている。カテコラミン類の濃度が上昇して血圧上昇のリスクがあるが、マオウが相加的に作用することで、頻脈、高血圧、急性冠症候群、神経過敏などを起こしうる。
- 血糖降下薬:マオウ事態で血糖を上昇させる作用があるため、血糖降下薬の効果を低減させる可能性がある。
- 抗不整脈薬:マオウは心拍数を増加させる可能性があり、QT延長を来しうる抗不整脈薬との併用により致死的不整脈、虚血性心疾患を発症する可能性がある。
- メチルキサンチン誘導体(アミノフィリン、カフェイン、テオフィリン):メチルキサンチンとマオウのいずれも興奮作用を有するため、神経過敏、頻脈、高血圧、および不安を引き起こす可能性がある。
- 抗てんかん薬(フェノバルビタール、プリミドン、バルプロ酸、ガバペンチン、カルバマゼピン、フェニトイン):マオウは抗けいれん作用を低下させる可能性がある。
- 興奮剤(ジエチルプロピオン、エピネフリン、フェンテルミン、プソイドエフェドリン):興奮剤やマオウは神経系を亢進させる作用があるため、相乗作用により心拍数増加や血圧上昇のリスクがある。
[★]
- 日
- ぶし
- 英
- Japanese aconite daughter root, aconite tuber
- ラ
- Aconiti Tuber
[★]
- 日
- まおうぶしさいしんとう
- 関
- 肺虚
- 無力感、全身倦怠感、頭痛、咳嗽、水様性鼻汁、手足の冷え、痛み。
[★]
- 日
- さいしん
- 英
- asiasarum root
- ラ
- Asiasarum, Asiasari Radix, Radix
[★]
- 英
- extract
- 関
- 抽出、抽出液、抽出エキス、抽出物