レム睡眠行動障害
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Japanese Journal
- レム睡眠行動異常症と神経変性疾患 (第19回認知神経科学会(その2)) -- (シンポジウム 認知神経科学の夜)
- レム睡眠行動異常症の漢方治療 (特集 睡眠障害と漢方治療)
- レム睡眠行動異常症の診断のコツ (臨床医が実践できる診療ワンポイント(第1回))
- 鈴木 圭輔,宮本 雅之,宮本 智之 [他]
- ねむりとマネージメント = Sleep and management 1(1), 45-48, 2014-09
- NAID 40020216568
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- REM sleep behavior disorder, RBD
- 同
- レム睡眠行動異常症
- 関
- 睡眠障害、睡眠時随伴症
[show details]
概念
- 主に男性に見られる慢性かつ進行性の疾患であり、レム睡眠における筋弛緩の欠如と粗暴な行動の出現が特徴的である。
疫学
病因
- 出典無し
症状
- 日中には問題はない。
- レム睡眠中に筋弛緩を欠いており、夢の内容をそのまま行動に移す結果、殴る、蹴る、跳ねる、ベッドから飛び出すなどの粗暴な行動が起き、自分自身あるいは家族を傷害することがある。
- 声をかけると覚醒し、目覚めたときの意識と見当識は正常で、異常行動を呈した場面を想起できることが多い。 ⇔ 譫妄、夜驚
診断基準
- 睡眠障害国際分類第2版(ICSD-2)
-
- けがをしてしまうか,あるいはけがをしてもおかしくないような睡眠時の荒々しい行動.
- 睡眠ポリグラフ検査中に記録されたREM睡眠時の異常行動.
- 筋抑制を欠いたREM睡眠(REM sleep without atonia)が存在する:持続的または間欠的な頤筋活動
の亢進や,頤筋または四肢の相動的な収縮(phasic EMG twitching).
- REM 睡眠中に,てんかん性脳波活動がみられない(RBDと他のREM 睡眠関連性けいれんの併発とを,明瞭に区別
できる場合を除く).
- 他の睡眠異常症では十分説明できない睡眠障害である(内科疾患や神経疾患,精神疾患,薬剤性や薬物乱用による疾患)
治療
[★]
- 英
- sleep
- 関
- 睡眠段階。睡眠障害
- 覚醒と睡眠を定期的に反復している。
- 睡眠は持続的な意識消失と全般的な身体機能の低下状態を伴っている。
- 睡眠にはサーカディアンリズムに従い身体を睡眠状態に導く仕組みと覚醒状態を維持する仕組みが関わっている。
- 夜になるとメラトニンがメラトニン受容体に作用し、身体を活動から急速状態に切り替えることで自然な睡眠を導いている。
- 覚醒状態を保つ仕組みとして、オレキシンという脳内物質がオレキシン受容体に作用することで脳を活動状態に維持している。
- 睡眠時間は新生児は1日約16時間眠り、レム睡眠が睡眠時間の50%以上を占める。
- 生後4ヶ月になるとレム睡眠児間は40%以下になり、レム睡眠量は40%以下となる。
- 睡眠時間は高齢者では短くなり、昼の睡眠が見られるようになる。
[★]
- 英
- behavior、behaviour、act、behave、behavioral、behavioural
- 関
- 振る舞う、行為、行動性、作用、働く、挙動、振る舞い、行動上、条例
[★]
- aberrance, aberration, abnormity, anomalia, anomalo, anomaly, bad condition, defect, glitch, malfunction, trouble, uniqueness, vitium
[★]
- 英
- behavior disorder, behavior abnormality
- 関
- 精神障害、行動障害、精神科診断
[★]
- 英
- (眼球)rapid eye movement、(放射線単位)rem
- 関
- 急速眼球運動