- 英
- esophageal foreign body
- 関
- 気道・食道異物
UpToDate Contents
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- 1. 成人における異物摂取および食物陥頓ingested foreign bodies and food impactions in adults [show details]
… The esophagus is the most frequent site of obstruction in the gastrointestinal tract. Esophageal foreign bodies are often impacted at sites of physiologic or pathologic luminal narrowing. Physiologic …
- 2. 小児における食道および消化管の異物foreign bodies of the esophagus and gastrointestinal tract in children [show details]
…When symptoms do occur, they are often related to the location of the foreign body: Esophagus – Patients with an esophageal foreign body may be asymptomatic or may present with refusal to eat, dysphagia, …
- 3. ボタン電池や乾電池の誤飲:臨床的特徴、診断、初期マネージメントbutton and cylindrical battery ingestion clinical features diagnosis and initial management [show details]
…ingestion will be presented here. The management of button batteries in the ear or nose, esophageal foreign bodies other than button batteries, and corrosive esophageal injury are discussed separately as …
- 4. 消化管穿孔の概要overview of gastrointestinal tract perforation [show details]
…sharp surfaces (eg, chicken bones, fish), or gastric bezoar more commonly cause perforation, compared with dislodged medical implants . Button batteries as an esophageal foreign body have a more pronounced …
- 5. 小児における嚥下障害の評価evaluation of dysphagia in children [show details]
…serious local or systemic infection, and inflammatory disease. Patients of any age with an esophageal foreign body may present with inability or refusal of oral fluids or solids (dysphagia), drooling, or …
Japanese Journal
- 食道粘膜下に完全迷入した魚骨を内視鏡下粘膜切開術にて摘出しえた1例
- 谷島 雄一郎,金山 はるか,仲吉 隆,池田 圭一,入村 雄也,仲吉 朋子,岡本 友好,矢永 勝彦
- 日本消化器内視鏡学会雑誌 61(2), 151-155, 2019
- … 管内視鏡を施行したが,食道壁の浮腫を認めるのみで魚骨を発見できなかった.魚骨が食道壁内に迷入したと考え,浮腫部分の粘膜を切開し,さらに粘膜下を検索すると迷入した魚骨を発見し摘出しえた.食道異物はその後の穿孔穿通を考慮し摘出することが望ましいが,食道壁に内視鏡で同定できない場合は,CTで正確に部位を判断し内視鏡下に食道粘膜切開により異物除去が可能であり,考慮すべき手技である.< …
- NAID 130007601749
- 河毛 利顕,池田 拓広,向田 秀則,中島 亨,加納 幹浩,大森 一郎,小橋 俊彦,檜原 淳,舩越 真人,平林 直樹
- 広島医学 71(2), 147-150, 2018-02
- NAID 40021494462
- 矢﨑 友隆,大嶋 直樹,石村 典久,佐藤 秀一,木下 芳一
- 日本老年医学会雑誌 55(4), 668-674, 2018
- … で嚥下困難を主訴に近医受診し,下咽頭-食道異物を疑われ,島根大学病院を紹介受診となった.来院時の胸部CTにて頸部食道内腔に,板状の空気との区別が困難なlow densityの異物を疑う所見を認め,緊急上部内視鏡検査にて,同部位に将棋の駒の停留を認め,内視鏡的に摘出した.2006年1月から2017年7月までの約12年半の期間における島根大学病院での食道異物症例の検討を行った.患者背景は男性49 …
- NAID 130007529166
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- 【医師監修・作成】「食道異物」異物がのど(咽頭や食道)に留まって詰まってしまっている状態。子どもや高齢者で多い|食道異物の症状・原因・治療などについての基礎情報を掲載しています。
- 疾患のポイント:気管異物と食道異物では取り扱いが異なる。異物を誤嚥した際、急に激しく咳をしたり、突然しゃべらなくなったり、よだれを流し始めたなどのエピソードの聴取が重要である。気管異物: >詳細情報 ポイント:気管 ...
- 12 山本 龍一,他 消化管異物83例の臨床的検討 Ⅱ群b: 義歯,Press through package(PTP),かみそ りの刃であり,Ⅲ群a ビニールチューブ,紐,Ⅲ群b 導線は,胃内にとどまる場合に適応となる(表1).患 者背景,異物の内訳 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 55歳の男性。嚥下困難と嘔吐とを主訴に来院した。2か月前から食物のつかえ感を自覚した。5日前から固形物をとると嘔吐し、水分のみが摂取可能となった。喫煙は30本/日を35年間。身長168cm、体重55kg。眼瞼結膜に貧血を認める。食道内視鏡写真を以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102D029]←[国試_102]→[102D031]
[★]
- 3歳の男児。友人の家でカステラを食べた後に突然嘔吐し、全身蒼白になり、搬入された。卵を食べて蕁麻疹が出たことがあった。意識はもうろうとしている。四肢は冷たい。脈拍140/分、整。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104H024]←[国試_104]→[104H026]
[★]
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [097G116]←[国試_097]→[097G118]
[★]
- 英
- foreign body in respiratory tract and/or esophagus
- 関
- 窒息
[★]
- 英
- esophagus (Z)
- 関
- 消化器系
解剖
- 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
- L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る
部位区分
- SSUR.456
生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)
- 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
- 切歯から15cm
- 食道の上端で、咽頭に連なる部位
- 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
- 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
- 切歯から25cm
- 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
- 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
運動 (SP.720)
組織
- 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
- 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい
食道の上皮と上皮下の組織
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層構造
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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器官
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単層扁平上皮
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単層立方上皮
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単層円柱上皮
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角化重層扁平上皮
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非角化重層扁平上皮
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上皮表層の構成細胞
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粘膜固有層
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腺の構成細胞
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粘膜筋板
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粘膜下組織 (大抵、粗結合組織)
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筋層
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漿膜(結合組織+単層扁平上皮) 外膜(結合組織のみ)
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食道
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○
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食道噴門腺 (咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
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粘液細胞 (スムーズに食べ物を流す)
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縱層 (縦走筋のみ)
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固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム)
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内輪筋層 外縱筋層 (食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
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外膜(横隔膜まで) 漿膜
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臨床関連
- 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
- 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)