- 英
- blood-cerebrospinal fluid barrier, BCSFB
- 同
- 血液-脳脊髄液関門
- 関
- 血液髄液関門
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 成熟ラットの血液-脳関門および血液-脳脊髄液関門での内皮および上皮細胞を介するラクトフエリンの脳への移行(解剖学)
- 亀森 直,竹内 崇,杉山 晶彦,宮林 真理子,北川 浩,清水 洋彦,安藤 邦雄,原田 悦守
- The journal of veterinary medical science 70(3), 313-315, 2008-03-25
- 成熟ラットの静脈内に投与したウシラクトフェリン(bLF)は血液-脳脊髄液関門を通過することを免疫組織化学的に解析した.bLFは,投与後10分で大脳白質の毛細血管内皮細胞の小胞膜上に検出された.抗-bLF抗体陽性反応を示す多数の小飽が脈絡叢上皮細胞にも認められた.さらに,脳脊髄液中のbLF濃度は,bLF(10 or 30 mg/kg)の静脈内投与後1〜2時間で有意に上昇した.これらの結果は,LFが脳 …
- NAID 110006633682
- 血液脳脊髄液関門を介した cholesterol およびAβ(1-40)輸送の分子機構
- 藤吉 正哉
- 薬剤学 = Journal of Pharmaceutical Science and Technology, Japan 67, 106-107, 2007-05-10
- NAID 10019492958
- 脳関門におけるABCトランスポーターの働きと疾患治療 (特集 ABCタンパク質の基礎と臨床) -- (ABCタンパク質と個体維持機構)
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★リンクテーブル★
[★]
[★]
- 英
- blood (PT,Z)
- ラ
- sanguis
- 関
- 全血球計算値、循環血液量、血球、血液量
概念
- 血液は45%の細胞成分と55%の血漿成分から構成される。
- 弱アルカリ性(pH7.4)でやや粘稠の鮮紅色から暗赤色の体液 (HIS.189)
- 成人の血液量は約5L (HIS.189)
- 体重の1/13 (SP.484),体重の約7% (HIS.189), 体重の約8% (2007年度前期解剖学授業)
- 全血液量の約1/3が失われると死亡する
構成
- 血漿(約55%)
- 水(血漿のうち91%)
- 無機塩類(0.9%)
- 有機物
- 血球(約45%)
血液の量
- 091208II 麻酔
|
新生児
|
乳児
|
幼児以降
|
高齢者
|
循環血液量(ml/kg)
|
90
|
80
|
70
|
60
|
体重に対する血液量(%)
|
9
|
8
|
7
|
6
|
血液に関する標準値
- SP.484
|
男性
|
女性
|
単位など
|
ヘマトクリット
|
45
|
40
|
%
|
血液量
|
75
|
65
|
ml/kg
|
比重
|
1.057
|
1.053
|
(血漿1.027)
|
浸透圧
|
275-290
|
mOsm/Kg・H2O
|
基準値
- ♂:4.95±0.75 x 10^6 (/μl)
- ♀:4.65±0.85 x 10^6 (/μl)
- 白血球 (2007前期解剖学プリント)
- 血小板 (2007前期解剖学プリント)
- ヘマトクリット
- ♂:40-50 (%) 45%
- ♀:35-45 (%) 40%
LAB.1790
項目名
|
|
性別/ 種類
|
|
赤血球
|
|
♂
|
414~563
|
x10^4/ul
|
♀
|
373~495
|
ヘモグロビン
|
Hb
|
♂
|
12.9~17.4
|
g/dl
|
♀
|
10.7~51.3
|
ヘマトクリット
|
Ht
|
♂
|
38.6~50.9
|
%
|
♀
|
33.6~45.1
|
平均赤血球容量
|
MCV
|
♂
|
84.3~99.2
|
fl
|
♀
|
80.4~101.0
|
平均赤血球血色素量
|
MCH
|
♂
|
28.2~33.8
|
pg
|
♀
|
25.5~34.6
|
平均赤血球血色素濃度
|
MCHC
|
♂
|
32.2~35.5
|
%
|
♀
|
30.8~35.4
|
網赤血球
|
|
♂
|
0.5~1.8
|
%
|
♀
|
0.4~1.6
|
血小板
|
Plt
|
♂
|
14.3~33.3
|
x10^4/ul
|
♀
|
13.7~37.8
|
白血球
|
WBC
|
♂
|
2970~9130
|
/ul
|
♀
|
3040~8720
|
好中球桿状核
|
0~9
|
%
|
好中球分葉核
|
28~68
|
%
|
好酸球
|
0~10
|
%
|
好塩基球
|
0~2
|
%
|
リンパ球
|
17~57
|
%
|
単球
|
0~10
|
%
|
[★]
- 英
- cerebrospinal fluid (KH), CSF
- 同
- 髄液、髄液圧
- 成人での総量:100-150ml 採取するときはせいぜい10-15ml程度にとどめたほうがよい
性状など
- SCN.113
|
正常
|
備考
|
脊髄圧
|
100-180 mmH2O
|
>200mmH2Oで頭蓋内圧亢進
|
外観
|
水様透明
|
|
比重
|
1.005-1.009
|
|
細胞数
|
0-5mm3
|
|
蛋白
|
15-45mg/dl
|
炎症、頭蓋内出血、腫瘍、外傷、中毒、MSなどでみられる
|
グルコース
|
50-75mg/dl
|
血糖値の60-80%
|
クロール
|
120-130mEq/l
|
結核性髄膜炎の初期で低下
|
多発性硬化症とギラン・バレー症候群の比較
- 多発性硬化症:細胞・蛋白・IgG・ミエリン塩基性蛋白は軽度から中等度上昇。電気泳動:60-80%でオリゴクローナルIgGバンド、ミエリンベーシック蛋白質陽性。
- ギラン・バレー症候群:蛋白細胞解離(蛋白は上昇するが細胞は正常レベル。発症から1週間後の患者の80-90%の患者で見られる。近位神経根のレベルで血液神経関門の透過性が亢進したことによるのかもしれない)。
臨床関連
-
- 細胞増多:好中球(細菌性感染症の存在)、リンパ球(ウイルス性や真菌性の感染症、腫瘍性病変の存在)
- 蛋白増加
- グルコース減少
- ミエリン塩基性蛋白出現:多発性硬化症
- オリゴクローナルバンド出現:多発性硬化症
[★]
- 英
- spinal cord (M)
- ラ
- medulla spinalis
- 成人の脊髄は大後頭孔からL1-L2の椎骨まで達する (M.279)
解剖
[★]
- 英
- barrier
- 関
- 障害、障壁、バリヤー、バリア、バリアー
[★]
- 英
- phylum
- 関
- 分類学
- 門->亜門->綱