- 英
- blast cell, blast
- 関
- イモチ病、芽細胞、芽球細胞
骨髄芽球性白血病
WordNet
- shatter as if by explosion (同)knock down
- shrivel or wither or mature imperfectly
- make with or as if with an explosion; "blast a tunnel through the Alps"
- a very long fly ball
- an explosion (as of dynamite)
- make a strident sound; "She tended to blast when speaking into a microphone" (同)blare
- create by using explosives; "blast a passage through the mountain" (同)shell
- use explosives on; "The enemy has been shelling us all day" (同)shell
- fire a shot; "the gunman blasted away" (同)shoot
- apply a draft or strong wind to to; "the air conditioning was blasting cold air at us"
- the physically discrete element that Darwin proposed as responsible for heredity
PrepTutorEJDIC
- 〈C〉(風の)『一吹き』,一陣の風;突風,疾風《+『of』+『名』》 / 〈C〉(穴から吹き出す空気の)一吹き / 〈C〉(笛・らっぱなどの)突然の大きな[不快な]音《+『of』+『名』》 / 〈C〉〈U〉爆破(explosion)《+『of』+『名』》 / 〈C〉(1回分の)発破,爆薬 / 〈C〉〈U〉爆風 / …'を'『爆破する』;…'を'爆破して作る(開く) / 《文》…'を'孫なう,台なしにする;〈霜などが〉…'を'枯 / 〈らっぱなど〉'を'急に大きく鳴らす / …'を'酷評する;(…について)〈人〉'を'こっぴどく叱る《+『名』+『about』+『名』(do『ing』)》 / …'を'のろう(damn)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/19 05:43:53」(JST)
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芽球(blast)とは、形態学的にもっとも幼若な血液細胞のことであり、骨髄芽球(Myeloblast)を含む、より広範な概念である。 実際には「白血病細胞である可能性が高い細胞」を意味することが多い。
目次
- 1 概要
- 2 参考文献
- 3 関連疾病
- 4 関連項目
- 5 外部リンク
概要
芽球は顕微鏡による血液あるいは骨髄の形態観察において、造血幹細胞から分化の方向が確実に分かるほどには成熟が進んでいない幼若な形態の血液細胞のことである。健康な人間の末梢血で観察される事はない。健康人の正常な骨髄においては、有核細胞の内の数パーセント以下しか存在しない。その大多数は表面マーカーで分類される骨髄芽球であり、他にはリンパ芽球や単芽球、巨核芽球などが相当する。しかし、形態学的にはこれらは分類が困難である。病的細胞である白血病細胞も形態学的には幼若な血液細胞に似た形態を取る為、芽球あるいは芽球様細胞と認識される。
なお、正常な前骨髄球以降の顆粒球の幼若球は形態的にも分化がある程度進んでおり、芽球には分類されない。また、血球分類で赤血球系の正常な幼若細胞である赤芽球には芽球という言葉が入っているが、赤血球への分化の方向が見えており、一般にいう芽球とはされない。
臨床的に芽球が意識されるのは、異常な出現(末梢血で幼若な血液細胞が観察される時、あるいは骨髄で芽球の割合が異常に高くなるとき)があるときであり、癌の骨転移などを除くとほとんどの場合は白血病のときである。したがって異常な出現によって認識された場合、芽球は白血病細胞の可能性が高く、白血病細胞とほぼ同義で使われることが多い。
健康人の骨髄では数パーセント以下である芽球が20%以上に増えた状態をWHOでは急性白血病としている[註 1] 。急性白血病の特徴は(正常な芽球ではないが)幼若な血液細胞が著明に増加することである。
健康人の正常な骨髄では芽球には正常な前単球や前骨髄球、赤芽球は含めないが、しかし、骨髄で幼若細胞が著明に増加し急性骨髄単球性白血病(AML-M4)、急性単球性白血病(AML-M5)が疑われる場合には前単球を、急性前骨髄球性白血病(AML-M3)が疑われる場合では前骨髄球を、急性赤芽球性白血病(赤白血病、AML-M6)が疑われる場合では赤芽球をそれぞれ芽球に含める。
註釈
- ^ WHO分類では例外的に①t(8;21)(q22;q22);RUNX1-RUNX1T1を有する ②inv(16)(p13.1q22)またはt(16;16)(p13.1;q22);CBFβ-MYH11を有する ③t(15;17)(q22;q12);PML-RARAを有する場合には芽球が20%未満でもAMLとする。-木崎 昌弘 編著『白血病・リンパ腫・骨髄腫 : 今日の診断と治療』 第4版、中外医学社、2011年、ISBN 978-4-498-12519-3、pp100-101
参考文献
- Tortora, Gerard J、Derrickson, Brya 著『トートラ人体の構造と機能』第3版、桑木 共之 他 訳、丸善、2010年、ISBN 978-4-621-08231-7、pp.710-711
- 浅野茂隆、内山卓、池田康夫監修『三輪血液病学』第3版、文光堂、2006年、ISBN 4-8306-1419-6、pp.1276-1377
- 小川聡 総編集 『内科学書』Vol.6 改訂第7版、中山書店、2009年、ISBN 978-4-521-73173-5、pp.113-115
- 木崎 昌弘 編著『白血病・リンパ腫・骨髄腫 : 今日の診断と治療』 第4版、中外医学社、2011年、ISBN 978-4-498-12519-3、pp100-101
関連疾病
関連項目
外部リンク
- Medicine Net.com-Definition of Blasts
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Japanese Journal
- 完全寛解と診断後に頭蓋内に再発したと考えられた血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の1例
- 症例報告 末梢血赤芽球出現とフェリチン異常高値を契機に診断された特発性血球異形成(IDUS)
- チアミントランスポーター異常によるチアミン反応性巨赤芽球性貧血症候群 (特集 細胞内小器官と血液疾患)
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- 25歳の男性。倦怠感と四肢の紫斑を主訴に来院した。1か月前から倦怠感、2週前から四肢の紫斑が出現し、改善しないため受診した。既往歴に特記すべきことはない。身長 172cm、体重 58kg。体温 37.2℃。脈拍 96/分、整。血圧 132/82mmHg。胸骨右縁に収縮期駆出性雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。浮腫を認めない。血液所見:赤血球 190万、Hb 6.6g/dL、Ht 19%、網赤血球 0.7%、白血球 1,600(好中球 11%、好酸球 3%、好塩基球 2%、単球 9%、リンパ球 75%)、血小板 0.7万。血液生化学所見:総蛋白 6.7g/dL、アルブミン 4.7g/dL、総ビリルビン 0.8mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 25U/L、ALT 29U/L、LD 154U/L(基準 120~245)、尿素窒素 15mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 5.8mg/dL。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本に芽球の増加はなく、3血球系に異形成を認めない。染色体分析では46,XY。骨髄組織のH-E染色標本(別冊No. 13)を別に示す。
- 適応でない薬剤はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D031]←[国試_114]→[114D033]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106I035]←[国試_106]→[106I037]
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- 英
- myeloproliferative disorder MPD, myeloproliferative disorders
- 関
- 慢性骨髄増殖性疾患 CMPD
- 造血幹細胞レベルで生じたクローン性の疾患
- 真性多血症、本態性血小板血症、原発性骨髄線維症は鑑別が難しい
骨髄増殖性疾患
- 急性骨髄増殖性疾患 ← 急性白血病の病型として扱われる。
- 慢性骨髄増殖性疾患 ← 骨髄増殖性疾患といえばこちらを指す
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- 関
- -blast、blast cell、blastic、gemmule
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- 関
- -blast、blast、blastic、gemmule
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- 関
- -blast、blast、blast cell
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- 英
- blast cell
- 関
- 芽球、芽細胞
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- 英
- immunoblastic sarcoma
- 関
- 免疫芽球性大細胞型リンパ腫、大細胞型免疫芽球性リンパ腫
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- 英
- acute monoblastic leukemia
- 同
- M5a
- 関
- 急性単球性白血病 acute monocytic leukemia。M5
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- 英
- normoblast
- 関
- erythroblast、nucleated erythrocyte、proerythroblast、pronormoblast
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- 英
- immunoblast
- 同
- 免疫芽細胞
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- 英
- bulbus (KH)
- ラ
- bulbus cerebri
- 同
- 延髄