- 英
- otolaryngology、otolaryngologic
- 関
- 耳鼻科学、耳鼻咽喉科学、耳鼻咽喉科
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- 耳鼻咽喉(いんこう)科(学)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/05/15 13:54:43」(JST)
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耳鼻咽喉科学(じびいんこうかがく、英語: oto-rhino-laryngology)とは、顔面から頸部までの臓器である耳、鼻腔、副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、甲状腺等を主に診療研究する医学の一分野。
耳鼻咽喉科学はさらに耳科学(英語:otology)、鼻科学(英語:rhinology)、口腔・咽頭科学(英語:stomato-pharyngology)、喉頭科学(英語:laryngology)に分けられる
最近では、耳鼻咽喉科・頭頸部外科等と標榜する耳鼻咽喉科医も多い。
目次
- 1 分類
- 2 耳科学
- 3 めまい平衡医学
- 4 鼻科学
- 5 口腔・咽頭科学
- 6 喉頭科学
- 7 頭頸部外科学
- 8 外部リンク
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分類
耳鼻咽喉科が担当する範囲は、臓器とその機能が多くあるために細分化され、それに伴い多くの学会が立ち上げられ、研究が行われている。下記に示すのは耳鼻咽喉科が関わる研究分野の一部である。
- 頭蓋底外科学
- 頭頸部外科学
- 神経耳科学
- めまい平衡医学
- 鼻科学
- 顔面神経
- 睡眠時無呼吸
- 音声外科学
- 嚥下学
- 顔面外傷
耳科学
概要
耳は、外耳、中耳、内耳に分類され、外耳は耳介より鼓膜まで、中耳は鼓膜より内側の管腔、内耳は側頭骨内の蝸牛と三半規管を指す。耳科学とはそのすべてに対しての学問であり、その機能である聴力、平衡機能や、耳に発生する疾病になどについて研究が進められている。まためまい平衡医学と重なる部分があり、まためまい平衡医学でも耳科学について触れられることが多い。
耳科学の代表疾患
- 外耳炎
- 中耳炎
- 耳性帯状疱疹(ラムゼイ・ハント症候群 (Ramsay-Hunt syndrome))
- 耳性帯状疱疹(じせいたいじょうほうしん)は、耳周囲の皮疹、顔面神経麻痺、めまいなどを1つ~複数発合併する帯状疱疹。
めまい平衡医学
概要
体勢感覚器は、体の向きや勢いを感じる感覚器。向きを感じるのは主に重力の直線加速度を検知する耳石器であり、勢いを感じるのは主に回転加速度を検知する三半規管である。
体勢感覚器障害としてよく知られるものに、主に三半規管がやられるメニエール病と、主に耳石器がやられる良性発作性頭位眩暈症がある。
めまい平衡医学の代表疾患
- メニエール病(Ménière病)
- 良性発作性頭位眩暈症 (benign paroxysmal positional vertigo)
- 前庭神経炎 (vestibular neuronitis)
- 薬物による内耳障害障害
鼻科学
鼻科学の代表疾患
- アレルギー性鼻炎
- 副鼻腔炎
- 鼻出血(鼻血)
- 上顎洞癌
口腔・咽頭科学
口腔・咽頭科学の代表的疾患
- 扁桃炎
- 扁桃肥大
- マッケンジー(Mackenzie)が「前後口蓋弓の辺縁を結んだ表面からわずかに突出しているものを肥大という」と定義し、肥大の程度を山本が1度から3度に分類している(マッケンジー分類と誤認されることが多い)。
- 咽頭扁桃肥大症(アデノイド)(Adenoid vegetation)
- 咽頭扁桃が大きくなって種々の症状を出す病気。口蓋・咽頭扁桃は正常な子供でも6歳ごろに最も大きくなり、以後縮小してゆく。扁桃が大きくなることを扁桃肥大と言う。本症はこれらの内、症状を出したもの。症状には、中耳炎、常に口を開けている、睡眠時無呼吸等があり、骨格が発達してゆく時期であれば、顔面骨の変形も起こりうる(例:高位口蓋、アデノイド様顔貌)。本症の常に口を開けている顔つきをアデノイド顔貌と言う。子供に多い。咽頭扁桃に細菌が慢性感染していて、そこから耳管を通って中耳に細菌が常時供給されるため、反復性中耳炎になり易い。また、肥大した咽頭扁桃が物理的に邪魔になって、空気が上咽頭を通過できないため、口蓋扁桃肥大とともに睡眠時無呼吸症候群の原因となりうる。検査は、成人の場合は悪性リンパ腫との鑑別を念頭において扁桃の組織を採取し、病理組織検査を行う。
喉頭科学
概要
喉頭は甲状軟骨により囲まれた部分の存在する臓器で、日常生活において極めて重要な役割を担う嚥下機能や発声に深く関与する臓器である。喉頭科学はその日常生活の質を左右する喉頭の疾患と機能についての学問である。
喉頭科学の代表疾患
嗄声
-
- 嗄声(させい)は嗄れた声。
- 病態
- 声門が上手く振動しないことによる
- 分類
- 原因
- 塑造性嗄声
- 声帯ポリープ
- ポリープ様声帯
- 声門癌
- 声門癌(せいもんがん)は声門に出来る癌。
- 統計
- 早期癌が多い : 症状が速く現れるため
- 治療
- 早期癌なら根治療法として放射線療法を行う。また、放射線療法は治療期間が長いため、短期間の入院で放射線療法と同等の治療成績を持つ、外切開を必要としない直達喉頭鏡下のレーザー手術療法などを行う施設もある。
- 予後
- 早期癌が多く、声帯にはリンパ流が少なく転移も少なく、早期癌の予後は良い。
- 気息性嗄声
- 反回神経麻痺などの、声帯の可動性が不良であるため出現する。
頭頸部外科学
概要
頭頸部外科とは鎖骨より頭側で、脳と眼球をのぞく部位の外科処置を取り扱う診療科であり、その学術面を頭頸部外科学と称する。頭蓋底・顎顔面・口腔咽頭・頸部(唾液腺・甲状腺を含む)・耳や鼻などの外傷や腫瘍などが診療範囲に入り、大部分は耳鼻咽喉科の医師が併任しているが、外科(内分泌外科や食道外科)、形成外科や脳神経外科の医師、歯科口腔外科の歯科医師などが協力し合い疾患を取り扱う場合も多く、医師・歯科医師連携でのチーム医療が行われている。
代表的な疾患
- 咽頭悪性腫瘍(上咽頭癌、中咽頭癌、下咽頭癌 etc)
- 喉頭悪性腫瘍(声門上癌、声門癌、声門下癌 etc)
- 鼻副鼻腔悪性腫瘍(上顎洞癌 etc)
- 唾液腺癌(耳下腺癌、顎下腺癌 etc)
- 甲状腺癌
- 顔面外傷
外部リンク
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ウィキメディア・コモンズには、耳鼻咽喉科学に関連するカテゴリがあります。 |
- 日本耳科学会
- めまい平衡神経医学
- 日本鼻科学会
- 日本口腔・咽頭科学会
- 日本喉頭科学会
- 頭頸部外科学会
- 頭頸部癌学会
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 技術のスキルアップと精度向上 医療経営に直結するDPCコーディング道場(第2回)MDC02 眼科疾患 MDC03 耳鼻科疾患
- 好酸球浸潤と耳鼻科疾患 (特集 好酸球浸潤を伴う疾患)
- 尹 泰貴,小林 良樹,神田 晃
- 成人病と生活習慣病 : 日本成人病(生活習慣病)学会準機関誌 45(7), 893-899, 2015-07
- NAID 40020552468
- 経営トップが旗振り役に 「形だけの罠」に陥るな (特集 時代は「健康経営」 : エクセレントカンパニーの新条約)
- 日経ビジネス (1795), 42-45, 2015-06-15
- … 大阪本社のビルに入っていた耳鼻科のクリニックを訪ねても原因は分からず、受けた治療は薬を塗るといった処置だけだった。 … その後も耳鳴りは続き、そのたびに耳鼻科に通うことの繰り返し。 …
- NAID 40020486290
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量(1mL中)
- デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウム1.5mg(デキサメタゾンとして1mg)
添加物
- 濃グリセリン、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸メチル、クロロブタノール、酢酸ナトリウム水和物、酢酸
禁忌
効能または効果
(眼科用)
(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、前眼部ブドウ膜炎、術後炎症)
(耳鼻科用)
- 外耳・中耳(耳管を含む)又は上気道の炎症性・アレルギー性疾患(外耳炎、中耳炎、アレルギー性鼻炎等)、術後処置
(眼科用)
- 通常、1回1〜2滴ずつ、1日3〜4回点眼する。
なお、症状により適宜増減する。
(耳鼻科用)
- 通常、適量を1日1〜数回点耳、点鼻、耳浴、ネブライザー又はタンポンにて使用するか又は患部に注入する。
なお、症状により適宜増減する。
重大な副作用
眼科用
眼
- 連用により、ときに数週後から眼内圧亢進、また、まれに緑内障があらわれることがあるので、定期的に眼内圧検査を実施すること。
- 角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症等を誘発することがある。このような場合には、適切な処置を行うこと。
- 角膜ヘルペス、角膜潰瘍又は外傷等に使用した場合には穿孔を生ずることがある。
- 長期使用により、まれに後のう下白内障があらわれることがある。
薬効薬理
====眼
抗炎症作用1)====
- ラットのクロトン油誘発結膜炎モデルを用いて本剤の抗炎症効果を検討した結果、結膜浮腫の抑制作用が認められた。
<生物学的同等性試験>
ラットにクロトン油を点眼して結膜浮腫を誘発し、上部眼瞼重量を結膜浮腫の指標として、
本剤及び標準製剤について得られた上部眼瞼重量をt検定にて統計解析を行った。
その結果、本剤と標準製剤間に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
- ウサギの牛血清アルブミン誘発ブドウ膜炎モデルを用いて本剤の抗炎症効果を検討した結果、
ブドウ膜炎の抑制作用が認められた。
<生物学的同等性試験>
ウサギの硝子体に牛血清アルブミンを注入し、ブドウ膜炎を誘発した。
さらに炎症症状の軽快した29日目に牛血清アルブミンを耳静脈に注入しブドウ膜炎を再発させた。
内・外眼部の炎症を採点基準により点数化し、スコアの合計点数をブドウ膜炎の指標とした。
本剤及び標準製剤について得られた、ブドウ膜炎を誘発して15、16、17日目の合計点数の平均値(表1)、
30日目の合計点数(表2)及び30日目(ブドウ膜炎再発24時間後)に採取した房水の蛋白濃度(表3)について、t検定にて統計解析を行った。
いずれの結果においても、本剤と標準製剤間に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
耳
抗炎症作用2)
- モルモットの酢酸による中耳骨胞内粘膜血管透過性亢進モデルを用いて本剤の抗炎症効果を検討した結果、
血管透過性亢進の抑制作用が認められた。
<生物学的同等性試験>
モルモットの酢酸による中耳骨胞内粘膜血管透過性亢進モデルにおいて、漏出した色素量を中耳の炎症抑制作用の指標とし、
本剤及び標準製剤について得られた色素量をt検定にて統計解析を行った。
その結果、本剤と標準製剤間に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
鼻
抗炎症作用3)
- ラットの酢酸による鼻粘膜毛細血管透過性亢進モデルを用いて本剤の抗炎症効果を検討した結果、
血管透過性亢進の抑制作用が認められた。
<生物学的同等性試験>
ラットの酢酸による鼻粘膜毛細血管透過性亢進モデルにおいて、漏出した色素量を鼻粘膜の炎症抑制作用の指標とし、
本剤及び標準製剤について得られた色素量をt検定にて統計解析を行った。その結果、本剤と標準製剤間に有意な差は認められず、
両剤の生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウム(Dexamethasone Metasulfobenzoate Sodium)〔JAN〕
化学名
- Sodium 9-fluoro-11β,17,21-trihydroxy-16α-methyl-1,4-pregnadiene-3,20-dione 21-metasulfobenzoate
分子式
分子量
性状
- デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウムは、白色の結晶性の粉末で、においはない。
メタノールに溶けやすく、水又はエタノールに溶けにくく、エーテルにほとんど溶けない。
吸湿性である。
融点:約260℃(分解)
★リンクテーブル★
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- 関
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- 英
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- 耳鼻科、耳鼻科学、耳鼻咽喉科学
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商品
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