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- かんもく
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緘黙(かんもく)とは、口を閉じて何も言わないこと、押し黙ることをいう[1]。無言症とも[2]。
概要
学校教育法上は、情緒障害の一つとされる。
狭義には、言語能力を獲得しているにもかかわらず、何らかの心理的要因によって、一時期にあらゆる場面、あるいは特定の場面においてのみ、言葉を発しない状態を指す。教育臨床分野においては、暗黙に狭義の意味で用いられることが多く、場面緘黙、選択性緘黙、などの呼び方をする[3]。
脚注
- ^ 緘黙(かんもく)の意味 - goo国語辞書
- ^ デジタル大辞泉『緘黙』 - コトバンク
- ^ 緘黙について:障害のある子どもの教育の広場 - ウェイバックマシン(2015年8月21日アーカイブ分)
参考文献
- 坂野雄二『無気力・引っ込み思案・緘黙(情緒障害児双書)』黎明書房、1989年。
関連項目
- 場面緘黙症
- 失声症
- 失語症
- 発話障害
- 無動無言症
- 無言 - 無音
外部リンク
- 緘黙について:障害のある子どもの教育の広場 - ウェイバックマシン(2015年8月21日アーカイブ分)
- 【18】神経症・緘黙症等の情緒障害のある子どもの支援のために - 発達障害教育推進センター - 国立特別支援教育総合研究所
- かんもくの会 日本へ最新の緘黙症治療法をもたらす会
- 百科事典マイペディア『緘黙症』 - コトバンク
UpToDate Contents
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- 1. 小児や青年の不安障害:評価および診断anxiety disorders in children and adolescents assessment and diagnosis [show details]
…criteria for separation anxiety disorder are in the associated table The DSM-5 criteria for selective mutism are in the associated table The gold-standard semi-structured diagnostic interview is the …
- 2. 小児や青年の不安障害への精神療法psychotherapy for anxiety disorders in children and adolescents [show details]
…randomly assigned 21 children ages four to eight years with selective mutism to 24 weeks of integrated behavior therapy for selective mutism or a 12-week waitlist control. The exposure-based therapy group …
- 3. 小児や青年の不安障害:疫学、病因、臨床症状、および経過anxiety disorders in children and adolescents epidemiology pathogenesis clinical manifestations and course [show details]
…Agoraphobia without a history of panic disorder Specific phobia Separation anxiety disorder Selective mutism Obsessive-compulsive disorder, acute stress disorder, and posttraumatic stress disorder, …
- 4. 小児や青年の不安障害への薬物療法pharmacotherapy for anxiety disorders in children and adolescents [show details]
…disorders that may begin in childhood include generalized anxiety disorder, social anxiety disorder, selective mutism, panic disorder, agoraphobia, separation anxiety disorder, and specific phobia. Pediatric anxiety …
- 5. 幼児の表出性言語発達遅滞(「late talking」)expressive language delay late talking in young children [show details]
…for six months."; Before this explanation is accepted, selective mutism, an anxiety disorder, must be considered. Children with selective mutism speak only in familiar settings, often only with a few close …
Related Links
- 場面緘黙とは、たとえば家庭では問題なくおしゃべりができるのに、幼稚園や学校などの公共の場など特定の場面で「話せない」状態をいいます。子どもだけではなく大人も緘黙が起こることもあります。場面緘黙がおこる場合、どのような原因があるのでしょうか?
- かんもく、緘黙、緘黙症、場面緘黙症、選択性緘黙症などといろいろな呼ばれ方をしている、緘黙症。緘黙症の主な症状は、ある特定の場面や状況で話せないことです。ただの内気や人見知りではありません。本人が話したいと切望している場合がほとんどです。
- 場面緘黙 (ばめんかんもく) の簡単な説明 定義 近年では「場面緘黙 (selective mutism)」という呼称が一般的である。米国精神医学会 (APA) が定めた「精神障害の診断と統計の手引き (DSM)」の2013年改訂版 (DSM-5) の診断基準によれば、場面緘黙は、 「他の状況で話しているにもかかわらず、特定の社会 ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- schizophrenia
- 同
- 精神分裂病、分裂病
- 関
- 精神疾患、向精神薬、抗精神病薬
ICD-10
- F20.0 Paranoid schizophrenia
- F20.1 Hebephrenic schizophrenia
- F20.2 Catatonic schizophrenia
- F20.3 Undifferentiated schizophrenia
- F20.4 Post-schizophrenic depression
- F20.5 Residual schizophrenia
- F20.6 Simple schizophrenia
- F20.8 Other schizophrenia
- F20.9 Schizophrenia, unspecified
DSM-IV
概念
- 統合失調症 schizophrenia (=精神分裂病 shizo(分裂) + phrenia(心))
- 感情、思考、行動の統合がとれていない。
歴史
- クレペリン Kraepelin,E.(1899):早発性痴呆として統合失調症を分離
- ブロイラー Bleuler,E. (1911):schizophreniaの名称を与えた。ブロイラーの基本症状
- シュナイダー Schneider,K.(1939):シュナイダーの一級症状
疫学
- 100人に1人が罹患している。120人に1人とも(発病危険率0.8%)
- 発症年齢:15-35歳に集中。10歳以下や40歳以降に発症することは少なく、55歳におこるのはまれ。
- 性差:男性の方が発症年齢が少ない。
遺伝性
- 参考1
- 発症には遺伝要因と環境要因の関与が考えられる。
リスクファクター
病前性格
- 非社交的、物静か、控えめ、生真面目、変人
- 臆病、繊細、敏感、神経質、興奮しやすい、自然や書物に親しむ
- 従順、善良、温和、無頓着、鈍感
病型
病因
- 前頭葉、辺縁系、線条体、視床下部 → ドーパミンD2受容体遮断薬が治療薬 (抗精神病薬)
統合失調症の特徴
- 1.意識障害はおこらない
- 2.知的障害は起こらない
- 3. 特異的な症状がない
- 4. 個々の精神機能はそれ自体は障害は起こらない
ブロイラーの4つのA
- ①連合弛緩 Assosiationslockerung
- ②感動鈍麻 Affekverblodung
- ③両価性 Ambivalence
- ④自閉 Autisumus
統合失調症の陽性、陰性症状
- 陽性症状:本来あるべきでないことがあるもの:幻聴
- 陰性症状:本来あるべきものがないもの:感情の鈍麻
症状
- PSY.255-256
- 意欲・感情:不安、緊張、興奮。昏迷、カタレプシー
- 自我:自我の能動性が障害され、自らの思考や行動が他人の意志によって影響されていると思いこむこと。
- 知能:知的能力は低下しない。異常体験に支配されている場合や人格の崩壊が進行した例では、的確な判断能力が損なわれる。
- 疎通性:異常体験に支配されていたり、強い興奮や昏迷を示す場合には疎通性は得られない。
- 病識:統合失調患者は自らが異常な状態にあることを認識できない
診断基準
DSM-IVによる統合失調症の診断基準
A.
|
特徴的症状:以下のうち2つ以上が1ヶ月以上の存在
|
(1) 妄想
|
(2) 幻覚
|
(3) 解体した会話
|
(4) ひどく解体したまたは緊張病性の行動
|
(5) 陰性症状:感情平板化、思考貧困、意欲欠如
|
B.
|
社会的または職業的機能の低下
|
C.
|
期間:少なくとも6ヶ月間存在
|
D.
|
失調感覚障害(統合失調感情障害)と気分障害を除外
|
E.
|
物質や一般身体疾患の除外
|
F.
|
広汎性発達障害との関係:自閉性障害や 他の広汎性発達障害の既往歴がある場合、 顕著な幻覚や妄想が少なくとも1ヶ月存在すること
|
ICD-10による統合失調症の診断基準
- 一ヶ月以上ほとんどいつも明らかに存在すること
検査
治療
- 薬物療法
- 精神療法:支持的精神療法(安定した医師患者関係を樹立する)
- 電気痙攣療法:陽性症状が顕著で薬物療法の効果が見られない場合に適応。陽性症状の有無にかかわらず自殺のおそれがあり、他の治療によって改善に見られない場合も適応。
- 社会復帰のための治療:
- 作業療法:自発性と対人接触が改善。
- レクリエーション療法:
- 認知行動療法:生活技能訓練(ここの患者に適した目標を設定して行動療法を行う。対人及び社会的技能を学習し、実際の生活に応用していく)
参考
- 1. 統合失調症 学習テキスト 病客様とご家族の皆様がともに学んでいただくために 医療法人梁風会高梁病院 心理教育委員会編集
- http://www.ryoufhu.com/hp/sctekisuto.pdf
- 2. 【0738】一卵性双生児の統合失調症について
- http://kokoro.squares.net/psyqa0738.html
[★]
- 日
- せんたくかんもく
- 英
- selective mutism, elective mutism
[★]
- 関
- 選択無言症、緘黙