- 英
- glucocorticoid suppressible hyperaldosteronism, GSH
- 同
- デキサメタゾン抑制性高アルドステロン症 dexamethasone suppressible hyperaldosteronism DSH
UpToDate Contents
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- 1. 家族性アルドステロン症familial hyperaldosteronism [show details]
… with idiopathic hyperaldosteronism) had false-positive dexamethasone suppression tests . The genetic test can be obtained by contacting or . GRA is a rare subtype of primary aldosteronism, and the genetic …
- 2. 原発性アルドステロン症の病態生理および臨床的特徴pathophysiology and clinical features of primary aldosteronism [show details]
… Familial hyperaldosteronism (FH) type I (glucocorticoid-remediable aldosteronism [GRA]) due to a CYP11B1/CYP11B2 chimeric gene,… hypervolemia is responsible for another characteristic finding in primary aldosteronism: marked suppression of renin release,…
- 3. 原発性アルドステロン症の診断diagnosis of primary aldosteronism [show details]
… overnight dexamethasone suppression test. When autonomous cortisol cosecretion is documented, it is important to cover the patient perioperatively with stress doses of glucocorticoids and a planned…primary aldosteronism are aldosterone-producing adenomas (APAs) and bilateral adrenal hyperplasia, and in rare cases, familial hyperaldosteronism (FH) type I (glucocorticoid-remediable aldosteronism [GRA])…
- 4. ステロイドの全身投与の主な副作用major side effects of systemic glucocorticoids [show details]
… approach to withdrawal of glucocorticoids, HPA axis suppression, and the clinical manifestations of adrenal insufficiency are presented separately . Systemic glucocorticoids have many effects upon innate …
- 5. 原発性アルドステロン症の治療treatment of primary aldosteronism [show details]
… above subtypes of primary aldosteronism. Other causes are reviewed elsewhere: Familial hyperaldosteronism type I (glucocorticoid-remediable aldosteronism [GRA]),… contralateral suppression index (0.14 versus 0.27), and larger adenomas (1.9 versus 1.4 cm). On multivariable logistic regression, the contralateral aldosterone suppression index remained…
Related Links
- 糖質コルチコイド反応性アルドステロン症の1症例その病態と診断法に関する考察を含めて 鈴木 伸 , 萬木 信人 , 今村 陽一 , 土井 豊 , 青井 渉 , 倉持 衛夫 , 橋場 邦武
- ここが原発性アルドステロン症と本態性高血圧の違いになります。 また、原発性アルドステロン症と診断された場合、アルドステロンの過剰分泌の原因が副腎腫瘍か左右両側副腎の過形成かを見分けるために、副腎静脈から血液を採取する副腎静脈サンプリング検査を行ないます。
- 原発性アルドステロン症-病因、病理生理学、症状、徴候、診断および予後についてはMSDマニュアル-プロフェッショナル版へ。 アルドステロンは,副腎で産生される最も強力なミネラルコルチコイドである。アルドステロンはナトリウム貯留とカリウム排泄をもたらす。
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★リンクテーブル★
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- 英
- dexamethasone suppressible hyperaldosteronism, DSH
- 関
- 糖質コルチコイド抑制性高アルドステロン症
[★]
糖質コルチコイド抑制性高アルドステロン症
[★]
- 英
- glucocorticoid (Z), glucocorticoids
- 関
- グルココルチコイド
- 関
- 副腎皮質、副腎皮質ホルモン
- 以下、内的に合成される糖質コルチコイドについて述べる
種類
分類
性状
産生組織
標的組織
生理作用
1. エネルギー代謝
- 糖新生においてグルコースの前駆体となるアミノ酸を肝臓に供給すべく動員する作用 (SP.894)
a. 糖代謝作用
- 糖新生の亢進
- 血糖上昇
- 肝細胞以外のグルコースの取り込みを抑制 (SP.894) ← 末梢でインスリンの作用に拮抗
- グルコース-6-ホスファターゼの活性亢進 (SP.894)
- グリコーゲンの合成亢進
- 血糖値の上昇に伴い、肝臓などでグルコースからグリコーゲンが作られる (SP.894)
b. タンパク質代謝作用
- 肝臓での糖新生の基質を末梢から供給する作用
- 肝細胞以外でのアミノ酸取り込み阻害 (SP.894)
- 特定のアミノ酸合成を阻害 (SP.894)
- 生理的範囲:(肝臓)同化作用が起こる、(肝臓以外)異化作用が起こる
- ステロイド大量投与時:ほとんど異化作用が起こる→副作用につながる
c. 脂質代謝作用
- 脂肪細胞に対して、インスリンの拮抗作用を持つが、一方で糖質コルチコイドにより血糖値が上昇する
-
- 脂肪細胞に対してグルコースの取り込みを抑制し、中性脂肪の生合成を抑制し、さらに大量の遊離脂肪酸とグリセロールを放出させる。肝臓でグリセロールからグルコースが合成される。 (SP.894)
- 血糖値の上昇によりインスリンが分泌され、脂肪細胞で脂肪の合成が促進される (SP.894)
- (1)、(2)のいずれの反応が起こるかは体の部位によって異なり、脂肪分布の変化が生じる。
- 中心性肥満、満月様顔貌、バッファローハンプ
2. 電解質代謝作用
- 糖質コルチコイドの電解質コルチコイド様作用。
- Na+再吸収↑、K+排泄↑
- コルチゾールの電解質作用はアルドステロンの約1/400
- コルチゾールの量 はアルドステロンの約 200倍
- ゆえに、電解質コルチコイドの1/2の作用力を持つ
3. 水代謝作用
- GFR↑、ADHに拮抗、細胞内への水移動の抑制→水利尿作用を有する。 尿崩症 + 副腎不全 → 多尿がいくらか改善されると考えて良いと思われる。仮面尿崩症
4. 骨・軟骨に対する作用
- a. ビタミンDと拮抗して腸管からのCa吸収阻害 (SP.894)
- b. 腎尿細管におけるCa再吸収阻害 (SP.894)
- c. 骨芽細胞の分化・増殖を抑制 (SP.894)
- 糖質コルチコイドの大量投与→軟骨↓骨成長↓(活性型ビタミンD3に拮抗・尿細管Ca再吸収↓→PTH↑、骨芽細胞の分化抑制、タンパク質の異化作用↑)→骨粗鬆症、骨壊死 or 骨端線閉鎖を促進(←?要調査)
- b.の機序で尿に排泄されるカルシウムが増加 → 高カルシウム尿症 → 尿路結石
5. 抗炎症作用
- 胸腺やリンパ組織を萎縮させる → 炎症反応や免疫反応を抑制
- リンパ球数の減少、白血球の遊走抑制、抗体産生低下、ヒスタミン放出抑制(局所の毛細血管拡張抑制) (SP.894)
- 末梢好中球数は増加する(YN.F-78) → 白血球増多症
SPC.330
- a) 核内受容体を介してlipocortinを発現させ、これがphospholipase A2を阻害する。これにより、アラキドン酸の産生が抑制され、炎症を促進するロイコトリエンの産生も抑制される。
- b) 末梢血Tリンパ球、単球、好酸球、好塩基球:骨髄からの放出減少と再分配(?)のため末梢血中では減少する。
- c) 末梢血好中球:炎症部位への集合が抑制され(血管外への遊走が抑制される(GOO.1600))、末梢血中では増加する。
- d) Bリンパ球はヘルパーT細胞が抑制されるために抗体産生能が減少する。
- e) リンパ球などの細胞表面の立体構造を換えて抗体や補体の結合を抑制する。
- f) 毛細血管(毛細管)の収縮により、血管の透過性は低下する。
6. 循環器
- カテコールアミン・アンジオテンシンIIによる血管収縮作用の許容作用 → 糖質コルチコイドなしではその作用を十分に及ぼし得ない
- 欠乏症では血管のカテコールアミン・アンジオテンシンIIに対する感受性低下
7. 中枢神経系
8. 成長発達
- 胎児期の消化酵素・リン脂質(肺胞表面の張力に関与)の合成に関与 (SP.895)
- 小児期で骨や熱強訴域に直接作用して身長の伸びを抑制する (SP.895)
作用機序
免疫抑制(GOO. 657,674,1600)
- 糖質コルチコイドはリポコルチンを産生→リポコルチンはホスホリパーゼA2の活性を修飾→アラキドン酸産生↓
分泌調節
- 1. 概日リズム
- 2. フィードバック制御
- 3. ストレス反応
臨床関連
用量
- Low-to-moderate doses — Doses of 1 mg/kg per day of prednisone in children or 40 mg per day in adults may be considered an approximate threshold at which significant toxicities begin to appear with extended use in most individuals.
副作用
- 副腎皮質ホルモン剤
- Patients receiving a glucocorticoid dose equivalent to ≥20 mg of prednisone daily for one month or longer who also have another cause of immunocompromise (eg, certain hematologic malignancies or a second immunosuppressive drug)
- https://www.uptodate.com/contents/treatment-and-prevention-of-pneumocystis-pneumonia-in-hiv-uninfected-patients?
- 0.5mg/kg以上のプレドニゾロン(PSL)を3週間以上投与され、かつST予防投与されていない間質性肺炎74例中7例(9.5%)でPCPを発症(榎本達治,他.ステロイド療法中の間質性肺炎患者に発症したニューモシスチス肺炎の臨床的検討.日呼吸会誌 2005: 43: 725-30)
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- 英
- aldosterone
- 関
- 尿細管
基準値
- 血漿濃度は35-240 pg/ml, EDTA加血漿 安静臥位 30-160 pg/ml
- 30-160 pg/ml (LAB.715)
- 35.7-240 pg/ml (随時), 29.9-159pg/ml (臥位), 38.9-307pg/ml (立位) (SRL)
分類
性状
産生組織
標的組織
生理作用
- 1. 腎の接合尿細管と集合管、唾液腺、乳腺、汗腺等に働いてNa+の再吸収を促進し、K+の排出(分泌)を促進する (SP.791,792 によれば、腎接合尿細管を含む)
- 2. 腎集合管でH+の排出(分泌)を促進する。
- Na+/K+-ATPase活性↑@遠位尿細管・皮質集合管 → 管腔側K↑ → K再吸収/H+分泌 (QB CBT vol2 p.360) ← 成書での裏付けがないが、確かにアルドステロン↑によりK+分泌が↑となれば、管腔側にK+があふれるのでα間在細胞上の管腔側にあるK+/H+交換輸送体担体によりH+管腔側にくみ出されるな。
作用機序
- アルドステロンは何らかの経路を経て、ある遺伝子(アルドステロン誘導タンパク質 AIP)の転写・発現を促進する。これにより、以下の作用を及ぼす (2007年度後期生理学授業プリント)
- (1)Na+-K+ATPaseの発現
- (2)基底膜面積の増加
- (3)Na+チャネルの活性化
- (4)K+チャネルの活性化
- Na+-K+ ATPase活性を上昇させる(SP.792)
- ミトコンドリアのエネルギー産生系が活性化される(SP.792)
分泌調節
- 1. 体液↓、血圧↓→レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系でアンジオテンシンIIが生成→P450scc↑、P450aldo↑
-
- →レニン-アンギオテンシン-アルドステロン系
- 2. 血漿K+↑→アルドステロン分泌↑ ← direct action on the adrenal cortical cells.
- 3. ドパミン、ソマトスタチン→アルドステロン分泌↓ (出典不明)
- 4. ACTH
- アルドステロン分泌作用は弱い。only a short-term effect(NEL.2351).
分子機構
生合成
臨床関連
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- 英
- saccharide
- 同
- 炭水化物 carbohydrate
- 参考1
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炭水化物(%エネルギー)
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年齢
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男性
|
女性
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目標量(範囲)
|
目標量(範囲)
|
0 ~ 5 (月)
|
―
|
―
|
6 ~11(月)
|
―
|
―
|
1 ~ 2 (歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
3 ~ 5 (歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
6 ~ 7 (歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
8 ~ 9 (歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
10~11(歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
12~14(歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
15~17(歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
18~29(歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
30~49(歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
50~69(歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
70 以上(歳)
|
50以上70未満
|
50以上70未満
|
参考
- http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/05/s0529-4.html
[★]
- 英
- aldosteronism
- 同
- アルドステロン過剰症 高アルドステロン症 hyperaldosteronism
- 関
- コン症候群 (アルドステロン産生腺腫) 80-90%
- 特発性アルドステロン主要 副腎皮質球状層の過形成 10%程度
-
[★]
- 英
- corticoid
- 同
- コルチコステロイド corticosteroid
- 関
- 副腎皮質ホルモン
定義
- 副腎皮質から分泌される副腎皮質ホルモンおよび類似の作用をもつ合成ステロイドホルモンの総称
分類