くも膜下ブロック
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Japanese Journal
- 持続脊髄くも膜下ブロックでPhantom rectum に伴う異常感覚が出現した症例
- 松木 悠佳,上田 雅史,廣瀬 宗孝,重見 研司
- ペインクリニック 30(4), 501-504, 2009-04-01
- … 後の腫瘍再発による下肢痛の患者で、塩酸モルヒネ静脈内投与で疼痛管理が困難になった.持続脊髄クモ膜下ブロックを開始したところ,下肢痛は消失し塩酸モルヒネ持続静注量も減量できた.しかし,下肢痛の消失とともに患者は肛門部違和感を訴えるようになった.原因として持続脊髄クモ膜下ブロックにより誘発されたphantom rectum (旧肛門部幻覚)を考えた.治療は抗うつ薬が有効であった. …
- NAID 120001256699
- 消化器末期癌患者の癌性疼痛に対するリドカイン持続注入法の効果
- 網倉 克己,小林 照忠,竹下 勇太郎,川島 吉之,西村 洋治,坂本 裕彦,田中 洋一,余宮 きのみ,松尾 直樹,藤井 勇一
- 日本消化器外科学会雑誌 37(2), 117-122, 2004-02-01
- … 数は30±34日であった.併用オピオイドはモルヒネ25例,フェンタニル9例であり,本法併用で低量に維持された.効果は著効16例,有効12例であり(有効率87.5%),無効例あるいは効果が持続しなかった計8例に,持続クモ膜下ブロックの追加が必要であった.副作用は,持続皮下注入例の全例に皮膚刺入部の軽度発赤を認めた.他に4例(12.5%)にせん妄,失見当識が現れ,リドカインの減量を要したが,重篤なものは認めなかった.考察 : …
- NAID 110001294981
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- 局所麻酔薬のくも膜下投与法は、その後もっぱら下腹部・下肢の手術のために用いられ てきた。現在では、カテーテルのくも膜下腔への留置法や、局所麻酔薬以外の薬液の 注入する方法の研究によって、くも膜下ブロックは、が ...
- 脊髄くも膜下麻酔(せきずいくもまくかますい)とは、局所麻酔のひとつであり、クモ膜下 腔に麻酔薬を注入し、脊髄の前根、後根をブロックする方法である。脊髄自体には ほとんど効果はなくあくまで神経根に作用すると考えられている。かつては脊椎麻酔と言 われ ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- spinal subarachnoid anesthesia
- 同
- 脊椎麻酔 spinal anesthesia、脊麻、腰椎麻酔 lumbar anesthesia lumbar spinal anesthesia、くも膜下麻酔 subarachnoid anesthesia
- 関
- クモ膜下ブロック くも膜下ブロック。硬膜外麻酔
- 誤用
- 脊椎クモ膜下麻酔 ← 脊椎にくも膜下はない
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薬剤
合併症
- 血圧低下、呼吸抑制、頭痛
- 穿刺部位によって、CN III/IV/VI麻痺、馬尾症候群を呈しうる。
禁忌
- ショック時、脱水、心筋梗塞、穿刺部位の炎症、脳脊髄疾患、出血性素因
国試
[★]
- 英
-
- 関
- 下位、下方、サブ
[★]
- 英
- block, Bloch
- 関
- 塊、遮断、阻止、封鎖
[★]
- 英
- subarachnoid
- 関
- くも膜下
[★]
- 英
- submembranous
- 関
- 偽膜性