- 英
- activity of daily living, activities of daily living, ADL
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/08 06:54:21」(JST)
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日常生活動作(にちじょうせいかつどうさ)、ADL(英: activities of daily living)とは、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動を指す。それぞれについて自立/一部介助/全介助のいずれかであるか評価することで障害者や高齢者の生活自立度を表現する。最近は、日常生活活動と言われることが増えてきている。
日常生活動作は、単に能力を回復するだけでなく装具や施設を対応させることでも向上させることができる。障害者でも健常者と同じように使用できることを目指した設計はユニバーサルデザインと呼ばれる。
また、日常生活動作周辺の動作として、日常生活関連動作IADLがある。
日常生活動作の評価項目[編集]
100点満点でスコアリングされる。その項目は、食事、椅子とベッド間の移動、整容、トイレ動作、入浴、移動、階段昇降、更衣、排便自制、排尿自制である。
関連項目[編集]
- バーセル指数
- 機能的自立度評価法
- パフォーマンスステータス
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 半側視空間無視に関する評価方法の検討 : Behavioural inattention test (BIT)と従来の机上検査との比較検討
- 窪田 正大,岩瀬 義昭,吉満 孝二,中島 由里子,クボタ マサトモ,イワセ ヨシアキ,ヨシミツ コウジ,ナカシマ ユリコ,KUBOTA Masatomo,IWASE Yoshiaki,YOSHIMITSU Koji,NAKASHIMA Yuriko
- 鹿児島大学医学部保健学科紀要=Bulletin of the School of Health Sciences, Faculty of Medicine, Kagoshima University 22(1), 23-29, 2012-03-31
- … そこで今回,USNを伴う右大脳半球損傷患者24例にBehavioural inattention test (BIT)と従来の机上検査(線分二等分検査,線分抹消検査,模写検査)および日常生活動作の評価であるFunctional Independence Measure (FIM)を実施し,日常の臨床における効率的な評価方法の検討を行った。 …
- NAID 120004025460
- 日常生活動作援助における看護学生の臨床判断能力 : 学内演習を通して
Related Links
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- ADL(Activities of Daily Living)は、一般的には『日常生活動作』と訳されます。 日常 生活を営む上で、普通におこなっている行為、行動のことです。具体的には、 食事や 排泄、整容、移動、入浴等の基本的な行動をさします。
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★リンクテーブル★
[★]
- 82歳の女性。転倒し救急車で搬入された。
- 現病歴:廊下で倒れているところを家族が発見し、救急車を要請した。半年前から階段昇降時の息切れを自覚していた。
- 既往歴:68歳時から高血圧症のためカルシウム拮抗薬、糖尿病のためビグアナイド薬、75歳時から深部静脈血栓症のためワルファリン、76歳時から不眠症のためベンゾジアゼピン系睡眠薬、骨粗鬆症のためビスホスホネート製剤で治療中。
- 生活歴:日常生活動作(ADL)は自立。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:問いかけに対し名前を言うことができる。身長 152cm、体重 42kg。体温 36.6℃。心拍数 72/分、整。仰臥位で血圧 112/68mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。前頭部に2cm大の皮下血腫を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経診察を含む身体診察に異常を認めない。
- 頭部CTでは皮下血腫のみで頭蓋内に異常を認めなかった。座位にしたところ1分後にふらつきを生じ「目の前が暗くなる」と訴えた。心拍数 120/分、整。血圧 82/40mmHg。呼吸数 20/分。直腸診で黒色便の付着を認める。静脈路を確保して輸液を開始し、血圧は 110/62mmHgに上昇した。
- 検査所見:血液所見:赤血球 245万、Hb 7.5g/dL、Ht 24%、白血球 9,600、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 6.5g/dL、アルブミン 3.2g/dL、AST 20U/L、ALT 30U/L、尿素窒素 65mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 108mEq/L。
- この患者において今後の頭蓋内出血の出現を予測する上で、最も注意すべき薬剤内服歴はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C055]←[国試_113]→[113C057]
[★]
- 82歳の女性。転倒し救急車で搬入された。
- 現病歴:廊下で倒れているところを家族が発見し、救急車を要請した。半年前から階段昇降時の息切れを自覚していた。
- 既往歴:68歳時から高血圧症のためカルシウム拮抗薬、糖尿病のためビグアナイド薬、75歳時から深部静脈血栓症のためワルファリン、76歳時から不眠症のためベンゾジアゼピン系睡眠薬、骨粗鬆症のためビスホスホネート製剤で治療中。
- 生活歴:日常生活動作(ADL)は自立。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:問いかけに対し名前を言うことができる。身長 152cm、体重 42kg。体温 36.6℃。心拍数 72/分、整。仰臥位で血圧 112/68mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。前頭部に2cm大の皮下血腫を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経診察を含む身体診察に異常を認めない。
- 頭部CTでは皮下血腫のみで頭蓋内に異常を認めなかった。座位にしたところ1分後にふらつきを生じ「目の前が暗くなる」と訴えた。心拍数 120/分、整。血圧 82/40mmHg。呼吸数 20/分。直腸診で黒色便の付着を認める。静脈路を確保して輸液を開始し、血圧は 110/62mmHgに上昇した。
- 検査所見:血液所見:赤血球 245万、Hb 7.5g/dL、Ht 24%、白血球 9,600、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 6.5g/dL、アルブミン 3.2g/dL、AST 20U/L、ALT 30U/L、尿素窒素 65mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 108mEq/L。
- 次に優先すべき検査はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113C054]←[国試_113]→[113C056]
[★]
- 82歳の女性。転倒し救急車で搬入された。
- 現病歴:廊下で倒れているところを家族が発見し、救急車を要請した。半年前から階段昇降時の息切れを自覚していた。
- 既往歴:68歳時から高血圧症のためカルシウム拮抗薬、糖尿病のためビグアナイド薬、75歳時から深部静脈血栓症のためワルファリン、76歳時から不眠症のためベンゾジアゼピン系睡眠薬、骨粗鬆症のためビスホスホネート製剤で治療中。
- 生活歴:日常生活動作(ADL)は自立。
- 家族歴:特記すべきことはない。
- 現症:問いかけに対し名前を言うことができる。身長 152cm、体重 42kg。体温 36.6℃。心拍数 72/分、整。仰臥位で血圧 112/68mmHg。呼吸数 18/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜は貧血様である。眼球結膜に黄染を認めない。前頭部に2cm大の皮下血腫を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経診察を含む身体診察に異常を認めない。
- 転倒の原因を評価するための質問として有用性が低いのはどれか。
- a 「転倒した時のことを覚えていますか」
- b 「打撲して最も痛い部位はどこですか」
- c 「転倒するときに何かにつまずきましたか」
- d 「手足のしびれや、動かしづらさはありませんか」
- e 「これまで痙攣発作を起こしたと言われたことがありますか」
[正答]
※国試ナビ4※ [113C053]←[国試_113]→[113C055]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [100F060]←[国試_100]→[100G002]
[★]
- 入院医療から在宅医療へ移行するのに、最も障害となるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095A001]←[国試_095]→[095A003]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [109E030]←[国試_109]→[109E032]
[★]
- 英
- Barthel index, BI
- 同
- バーセルインデックス、バーテル指数、バーテルインデックス、バーセル尺度、Barthel scale、BS
- 関
- 日常生活動作 ADL
- 日常生活動作における障害者や高齢者の機能的評価(ADL評価)を数値化(100点満点)したものである。
- 10項目を2-4段階で評価する。自宅自立の目安は60点以上である。
- 食事、ベットへの移動、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降、着替え、排便、排尿について評価
- 歩行とベットへの移動に重点が置かれている。
- 認知機能の評価は評価項目に含まれない。
食事
|
10
|
自立、自助具などの装着可、標準的時間内に食べ終える
|
5
|
部分介助(たとえば、おかずを切って細かくしてもらう)
|
0
|
全介助
|
車椅子からベッドへの移動
|
15
|
自立、ブレーキ、フットレストの操作も含む
|
10
|
軽度の部分介助または監視を要する
|
5
|
座ることは可能であるがほぼ全介助
|
0
|
全介助または不可能
|
整容
|
5
|
自立(洗面、整髪、歯磨き、ひげ剃り)
|
0
|
部分介助または不可能
|
トイレ動作
|
10
|
自立(衣服の操作、後始末を含む、ポータブル便器などを使用している場合はその洗浄も含む)
|
5
|
部分介助、体を支える、衣服、後始末に介助を要する
|
0
|
全介助または不可能
|
入浴
|
5
|
自立
|
0
|
部分介助または不可能
|
歩行
|
15
|
45 m 以上の歩行、補装具(車椅子、歩行器は除く)の使用の有無は問わず
|
10
|
45 m 以上の介助歩行、歩行器の使用を含む
|
5
|
歩行不能の場合、車椅子にて45 m 以上の操作可能
|
0
|
上記以外
|
階段昇降
|
10
|
自立、手すりなどの使用の有無は問わない
|
5
|
介助または監視を要する
|
0
|
不能
|
着替え
|
10
|
自立、靴、ファスナー、装具の着脱を含む
|
5
|
部分介助、標準的な時間内、半分以上は自分で行える
|
0
|
上記以外
|
排便コントロール
|
10
|
失禁なし、浣腸、坐薬の取り扱いも可能
|
5
|
ときに失禁あり、浣腸、坐薬の取り扱いに介助を要する者も含む
|
0
|
上記以外
|
排尿コントロール
|
10
|
失禁なし、収尿器の取り扱いも可能
|
5
|
ときに失禁あり、収尿器の取り扱いに介助を要する者も含む
|
0
|
上記以外
|
- 100点 全自立
- 60点 部分自立
- 40点 大部分介助
- 0点 全介助
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%AB%E6%8C%87%E6%95%B0
- http://www.nmckk.jp/pdf.php?mode=puball&category=JJCD&vol=24&no=10&d1=9&d..
- http://www.crsu.org/chears/pdf/65situmonnsi.pdf
[★]
日常生活動作
- 関
- activity of daily living、ADL、ADLs
[★]
日常生活動作 activity of daily living
[★]
日常生活動作 activity of daily living
[★]
- 英
- basic activity of daily living, BADL
- 関
- 日常生活動作 ADL、IADL
- 日常生活動作の下位概念とされている。
- 日常生活における基本的な「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作
[★]
- 英
- instrumental activities of daily living, instrumental ADL, IADL
- 同
- 手段的ADL
- 関
- 日常生活動作
[★]
- 英
- intermediate activity of daily living, IADL
[★]
- 英
- action, behavior, bodily movement, kine, motion, movement, performance
[★]
- 英
- activity
- 関
- 活性、活性度、活動性、活量
[★]
- 英
- life
- 関
- 生涯、生命、人生
[★]
- 英
- everyday
- 関
- 毎日